コンセプチュアルスキルは本質を見抜き、考え、行動するスキルです。コンセプチュアルスキルを高めるためには、クリティカルシンキングを欠かすことができません。
クリティカルシンキングは非常に分かりにくい思考法です。人によってはロジカルシンキングとほぼ同じものだと考えている人もいますし、もっと幅広くとらえている人もいます。クリティカルシンキングの定義としてもっとも有名なロバート・エニスは、目的、ロジック、内省をキーワードに
『何を信じ、何を行うかの決定に焦点を当てた、合理的で内省的な思考』
と定義しています。
この講座では、エニスの定義に照らしてクリティカルシンキングを
『主体的に、合理的で内省的な思考によりものごとを多面的に捉えて、本質を見抜く思考法』
と定義し、プログラムを組み立てています。
最初にクリティカルシンキングのイメージを持ってもらったのちに、合理的な思考としてのロジックについて、クリティカルに考えることの重要性を考えるためにロジカルシンキングの復習をします。その中で、ロジカルシンキングで陥りがちな落とし穴について説明します。
そして、ロジカルシンキングでそのような落とし穴に落ちないために、疑うこと(クリティカルになるべきこと)について、合理性と内省の2つの視点から考えます。
その上で、クリティカルシンキングを実行するためのステップを示します。
さらに、クリティカルシンキングのトレーニングのために、具体的な状況におけるクリティカルシンキングの演習を3つ行います。情報の解釈、問題解決、意思決定です。
本講座は、「正しい思考態度」を身につけたい全ての方に参加いただきたい講座です。
※3.5時間×2日にて、ZOOMによるオンライン開催を実施します。
【カリキュラム】
1.クリティカルに考えるとは
2.ロジカルとその落とし穴
3.何を疑うのか(合理性)
4.何を疑うのか(内省)
5.クリティカルシンキングの4ステップ
6.具体的状況におけるクリティカルシンキング演習
7.クリティカルシンキング総合演習
経営者/役員
マネージャー
若手/新入社員
スケジュール情報
オンラインZOOMにて開催します。
開催場所
本セミナーはウェビナー(オンラインセミナー)です