『一瞬で人生を変える お金の秘密 happy money』は、世界25か国以上で刊行が決定している本田健氏による本です。
この記事では、本書の内容を一部紹介します。
お金に関する考え方を変えるだけで、私たちは日々の多くの悩みから解放されることを知っていますか。
お金に対する解釈が変われば、本当の意味で豊かで安心を感じながら充実した生活を送ることができるのです。
この本を読めば、お金への考え方を根本的に変えることができます。
私たちがお金に対する不安や悩みから解放されて、より幸せになり豊かに生きる方法を優しく教えてくれるのです。
『一瞬で人生を変える お金の秘密 happy money』とは
『happy money』は、累計700万部を超えるベストセラー作家の本田健氏が初めて英語で書き下ろしした本です。
本書は2019年7月に出版されましたが、それまでに本田氏は140冊以上の本を執筆してきました。
例えば以下のような著書があります。
- ユダヤ人大富豪の教え
- 大好きなことをやって生きよう!
- 「年代別」しておきたい17のことシリーズ
本田氏は、今まで「お金と幸せ」に関するテーマで執筆をおこなってきました。
本田氏の本を読んだときに、お金に関する知識を得ながらも癒しを感じて安らぐ気持ちを感じた人は多いでしょう。
『happy money』は、本田氏が構想には20年、執筆には3年の月日をかけて書いた本です。
今までの作家人生のエッセンスを詰め込んだ一作であるといいます。
コンセプト
本田氏によって、『happy money』のコンセプトが紹介されていますのでご覧ください。
これまで日本では、「幸せな小金持ち」「経済自由人」「大富豪」といった言葉がタイトルに入る本を書いてきましたが、テーマは一貫して「お金と幸せ」でした。
『一瞬で人生を変える お金の秘密 happy money』(著者:Ken Honda,翻訳:本田健,2019年7月,フォレスト出版,P.1,2より引用)
このたび、世界で出版することになり、「人類共通のテーマとは何か?」をじっくり考えました。その結果、「Happy Money」というコンセプトが生まれました。
「この世界には、幸せなお金と不幸せなお金がある」ことに気づくことで、自分の選択肢も増えます。
この本をきっかけに、お金と楽しい関係を持つ人が増えていくことを願っています。
読んで欲しい人と読み終えた後に明らかになること
本田氏は、『happy money』を読むことがおすすめの人と、読み終えたことで得られるものを紹介しています。
この記事を読むすすめる前に、まずはこちらをご覧ください。
◎お金とどう付き合えばいいのか?
『一瞬で人生を変える お金の秘密 happy money』(著者:Ken Honda,翻訳:本田健,2019年7月,フォレスト出版,P.24~26より引用)
◎大きな犠牲を払わずに、収入を増やせるか?
◎生きている間に、心の安らぎを得られるか?
◎幸せで充実した人生、豊かで生きがいに満ちた人生を築くには、何をしたらいいのか?
答えは、この本の中にあります。
これまでに、私の著書は何百万人もの人生を変えてきました。同じように、この本があなたの人生を変えることになるでしょう。それは、あなたのお金、仕事、家族、人生に対しての考え方が、自然と変わっていくために起きるのです。
この本を通じて、あなたが人生を違った角度から眺め、お金との関係が大きく改善されることを、心から願っています。
私が読者から最も多くいただくコメントに次のようなものがあります。
「すごい、新発見です。お金をこんなふうに考えたことは、一度もありませんでした」
あなたにも同じように感じていただければ幸いです。
そしてこの本を読むことが、あなたの「Happy Money」人生のスタートになることを祈っています。
それは必ずや、エキサイティングな人生になるでしょう。
あなたにとってのお金とは?
あなたにとってのお金とはなんですか。本書では、本題に入る前にお金の定義を考えることから始まります。
本田氏によると、お金に対してのイメージは人によって解釈が変わるものであるという趣旨を述べます。
本田氏は、世界中の人に「あなたにとってお金とは何ですか?」と質問してきました。
そのなかで、「悪魔のようで邪悪なもの」「愛情のようなもので人を幸せにするもの」などさまざまな答えが返ってくるそうです。
ある人は、お金を汚いもの、ネガティブなイメージを持つ人もいます。
一方で、お金に感謝や温かさを感じる人もいるのです。
お金に対する考え方は、人によって180度異なることが分かります。
お金の流れは2種類に分かれる
本田氏によると、人がお金に対する気持ちが働くうえで、お金を2種類に分けることができるといいます。
それが、「happy money」と「unhappy money」です。
この二つの違いを把握することで、お金への解釈が変化するきっかけとなります。
「happy money」|愛情と思いやりを介する
「happy money」は、言葉の通り幸せなお金の使い方や受け取り方で、そのお金に関するポジティブなイメージです。
本田氏は、愛情、思いやりを介して流通するのがお金であり、笑顔にしたり愛されていると感じたりするものであるといいます。
愛情によって、お金の流通がおこなわれるのです。
例えば、以下のようなものです。
◎台風や地震の被災者に、少しばかりの寄付をする。
『一瞬で人生を変える お金の秘密 happy money』(著者:Ken Honda,翻訳:本田健,2019年7月,フォレスト出版,P.27,28より引用)
◎社会に役立つビジネスや社会事業に投資する。
(中略)
◎満足したクライアントから料金を受け取る。
「unhappy money」|不満や悲しみを介する
「unhappy money」は、言葉の通り不幸せなお金の流通のことであり、嫌々お金を払ったり受け取ったりすることを指します。
不満、怒り、悲しみなどを伴いながら流通するお金は、すべて「unhappy money」であると述べるのです。
これらの感情を伴いながら動くお金の受け渡しや受け取りは、人にどのような感情を与えるのでしょうか。
これらは、ストレスを感じてイライラなどの感情を想起させます。例えば、以下のようなものです。
◎好きな仕事ではないのに、辞められないまま、会社から給料を受け取る。
『一瞬で人生を変える お金の秘密 happy money』(著者:Ken Honda,翻訳:本田健,2019年7月,フォレスト出版,P.29より引用)
◎クレジットカードの分割払いのお金を、イヤイヤ返済する。
◎あなたにお金を払うことを不快に思っている人-たとえば、「あなたはこのお金を受け取る資格がないが、契約した以上はとにかく支払います」といった不満を抱えた顧客など―からお金を受け取る。
「unhappy money」の特徴|気分が悪くなる
本田氏は、「unhappy money」に見られる特徴を記しているので、紹介します。
大きな特徴として、払うとき、受け取るときに嫌な感じがすることであるといいます。
- イライラする
- 気分が悪くなる
- 意地悪な気持ちになる
- 冷たい感じがする
具体的にこのような気持ちを感じたら、「unhappy money」であるといいます。
日ごろのお金の流通で感情を伴っているものが「happy」なのか「unhappy」なのかを確認してみてください。
私たちの多くは「unhappy money」に深く入り込んでいる
私たちはお金を払うときや受け取るときに、幸せな気持ちを感じることができれば毎日を楽しく過ごせるのではないでしょうか。
一方で、多くの人は日々のお金のやり取りにネガティブな感情を抱いたり、不満や悲しみを抱いたりしているのです。
本書では、「happy money」の流れに乗るには、お金の受け取りに感謝することを選択するだけでいいといいます。
この流れに乗るかどうかは自分次第で、選択が可能なことなのです。
「happy money」の流れにのることは難しい
一方で、本田氏は何千人ものワークショップを開催した経験から、お金の流通に感謝することを実践することは難しいと述べます。
多くの人はお金に対する感情を気に留めず過ごしていて、お金と不幸の関係に深く入ってしまっているのです。
私たちの多くは、お金との健全な関係を築けていません。ですから、お金の心配をしたり、お金のことで腹を立てたりすることに、たくさんの時間を費やしています。なかには、お金のことを理解するのがあまりにも難しく思えて、腹を立てて、「もうお金のことなんて、いっさい考えたくない」と思ってしまう人もいます。お金の問題とはいつかは向き合わねばならないことはわかっているのに、向き合うのをひたすら避けてしまう人もいるでしょう。
『一瞬で人生を変える お金の秘密 happy money』(著者:Ken Honda,翻訳:本田健,2019年7月,フォレスト出版,P.31より引用)
多くの人たちは「unhappy money」から抜け出すことができていないのです。
先ほど、お金に対しての個人の解釈は各々に異なることを話しました。
お金に対して「安全なものだ」「愛情をもたらすものだ」という人がいます。
一方、心を支配しようとする上司や家族の姿を思い浮かべる人もいるのです。
ほとんどの人は、お金にネガティブな感情を抱いています。
私たちがそのネガティブな感情をなくすためへの第一歩は、自分がお金に投影している感情に気付くことです。
私たちの心に潜む「欠乏意識」
お金に対してネガティブな感情をいだく際に感じるのが「欠乏意識」です。
多くの人は世界の仕組みを「ゼロサムゲーム」でとらえています。
これは、誰かが何かを手にすると、他の誰かはそれを手に入れることができないという考え方です。
全体としてみると、プラスマイナスがゼロになることを指します。
つまり、誰かが多くのお金を持っていると、必然的に彼らが多くのお金を奪っていると感じるのです。
「欠乏意識」のもとでは、資源には限りがあるから誰かが手に入れるうちに、自分が手に入れておかないといけないと考えます。
この考え方では欲しいものを手に入れても、すぐに他の欲しいものが目に入り思いが満たされることはありません。
貯めたお金で欲しいものを買って、また他の欲しいものを買ってというサイクルに陥るのです。
お金はお金として見ることが必要
本田氏は、お金に対して感情を伴わずにお金をお金として見る難しさを訴えます。
お金に対するネガティブなイメージを払拭するためには、お金に対してどう感じるかを見直す必要があるのです。
お金に対して深く掘り下げて、自分自身がお金に対してどのような観念を持つのか見てください。
そうすることで、本田氏は最終的に、自分自身で「お金とは何かを決めることができる」と述べます。
お金をお金としてフラットな気持ちで見ることができたら、「happy money」の考え方をする準備が整うのです。
『happy money』がお金の向き合い方と人生を変える
『happy money』を読むと、お金との向き合い方が大きく変わります。
本書では、お金で幸せは買えるのか、お金に抱く愛と怖れの気持ちといった項目を確かめながらお金と人生の関係を知っていきます。
そうして「happy」と「unhappy」のお金の流れを詳しく学び、未来を本当の意味で豊かに生きる方法が分かるのです。
まとめ
本田健氏による『一瞬で人生を変える お金の秘密 happy money』の内容を一部紹介しました。
この記事では、本書のなかでお金と幸せな関係を築くために把握しておきたい大前提の部分を解説しています。
ご紹介した項目は本書の導入部分です。気になる方はぜひ本を手に取ってみてください。
この本との出会いがあなたの人生を変えて、幸せで満ち足りた生活を送るためのきっかけとなれば幸いです。
出典:『一瞬で人生を変える お金の秘密 happy money』(著者:Ken Honda,翻訳:本田健,2019年7月,フォレスト出版)
あなたにとってのお金とは? 部分(P.42~43)
お金の流れは2種類に分かれる 部分(P.26~29)
私たちの多くは「unhappy money」に深く入り込んでいる 部分(P.29~33)
(私たちの心に潜む「欠乏意識」 部分(P.59~61))
「happy money」には、お金をお金として見ることが必要 部分(P.64~66)
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