講習会の集客方法8選!参加者を獲得するためのコツとは

最終更新日: 2024/11/01 公開日: 2022/05/23

講習会の集客をするためには、とにかく情報発信をして、認知を拡大することが重要です。

しかし、多くの企業がそのやり方をわかっていないのではないでしょうか。

講習会の効果的な集客方法がわからないと、人を集められず、新規顧客の獲得につながりません。

そこで本記事では、講習会の参加者の集客方法8選や人を集めるコツなどを解説します。

セミナー・勉強会の初開催を予定している方は、ぜひ最後まで読んで集客のヒントにしてください。

講習会に効果的な集客方法8選

スマホで集客をしている様子

講習会におすすめの集客方法を8つ紹介します。

  1. セミナー情報サイトに登録する
  2. プレスリリースを出ち出す
  3. Web広告(リスティング広告)を活用する
  4. SNSを活用する
  5. ホームページを開設する
  6. LP(ランディングページ)を作る
  7. ポスティングを行う
  8. 他のイベントで告知する

それぞれ順番に見ていきましょう。

1. セミナー情報サイトに登録する

セミナー情報サイトとは、セミナーや講習会などの告知や宣伝ができるポータルサイトのことです。

セミナー情報サイトには、以下のサイトが挙げられます。

料金については、無料のケースと有料のケースがあります。有料の場合には、申し込みが発生した際の手数料や掲載料がかかります。

しかし、セミナー情報サイトに登録すれば集客できるとは限りません。集客力を上げるには、セミナー情報サイトと自社の講習会の相性が大切です。

自社の講習会のターゲットと、セミナー情報サイトの閲覧者が合っていることを確認して掲載する必要があります。

ターゲットや予算に応じて、自社の講習会に合うサイトに登録しましょう。

2. プレスリリースを打ち出す

講習会に集客するために、プレスリリースを出すことも効果的です。

プレスリリースとは、新サービスやイベントを報道機関やステークホルダーに向けて発信する公式文書です。

以下のサイトでプレスリリースを出せます。

プレスリリースを出すと、報道機関のメディアに講習会の情報が取り上げられることがあるため、認知を一気に拡大できます。

ただし、情報を発信する際には料金が発生します。月額制・配信数制など料金体系はサイトにより異なりますので、事前に確認しておきましょう。

3. Web広告(リスティング広告)を活用する

講習会の集客には、Web広告の出稿がおすすめです。

Web広告にはさまざまな種類がありますが、ここではリスティング広告について紹介します。

リスティング広告とは、GoogleやYahoo!などの検索結果画面の上部に表示される広告のことです。

ターゲットが調べそうなキーワードを狙ってリスティング広告を出すと、講習会の情報が広がるでしょう。

ただし、キーワードが検索される回数によって広告料が変わるため、予算のコントロールが必要です。

講習会の開催地をキーワードに含めることで、ターゲットを絞り込めます。

リスティング広告に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

4. SNSを活用する

講習会の集客にはSNSを活用するのもおすすめです。

ターゲットとコミュニケーションが取りやすいSNSを選ぶことがポイントです。

そこでここではXとFacebookを紹介します。

講習会の開催の告知だけでなく、日頃から投稿してユーザーをファンにすることが重要です。

X

Xは講習会の開催を告知する手段として有効です。拡散力が高いため、多くの人に講習会の開催を伝えられます。

ただし営業活動として受け取られると、敬遠されやすくなります。講習会の開催のみ告知するような文章では、集客効果が見込めません。

講習会の集客に活用する場合は、どのような人が発信しているのか知ってもらい、親近感を持ってもらうことが大切です。

日頃から投稿し、ファンの増加を心がけましょう。

Xの活用方法については、こちらの記事で紹介しています。

Facebook

Facebookにはイベントページを作る機能があり、集客に活用できます。

オンラインイベントを作成すると、遠方の人も参加しやすくなります。

友達やフォロワーに告知でき、参加者を確認できることもメリットです。参加者リストを作成する手間が省けます。

Facebookは多くのビジネスパーソンが活用するSNSです。実名登録が基本となっているため、信頼性も担保できます。

Facebook活用に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

5. ホームページを開設する

ホームページの活用は、セミナー集客に有効な手段です。

ネットが主流になっている現代、ユーザーは自分の悩みを解決するために、Web検索欄にキーワードを打ち込みます。

そして、検索結果に自社のホームページが表示されると、集客につなげやすくなります。

また、講習会の開催を告知するのに掲載料がかからず、集客コストの削減も可能です。

セミナー集客の際は、以下の情報を明記しましょう。

  • 業務内容
  • 料金
  • 自社の住所
  • 連絡先

ホームページは講習会の開催の告知だけでなく、有益な情報を発信する媒体としても活用できます。

顧客にとって信頼できる企業であることを伝える手段としても役立つでしょう。

6. LP(ランディングページ)を作る

LP(ランディングページ)とは、ユーザーが最初に着地するWebページのことです。

LPには、内容や日程、費用などの情報が記載でき、閲覧者に申し込みを促すことが可能です。

リスティング広告やSNS広告、リンクからLPに遷移させて、ターゲットの閲覧数を増やせます。

ただし、LPによる集客を成功させるには、セールスライティングやデザイン、広告運用、マーケティングなどのスキル・知識が必要になります。

他の集客施策に比べてハードルが高いため、まずは簡単な手法から試して、最後にLPを作るとよいでしょう。

LPに関しては、こちらの記事で紹介していますので、併せてご確認ください。

7. ポスティングを行う

講習会の集客では、オフラインの施策も行うのがよいでしょう。

地域を限定するのであれば、チラシや新聞広告のポスティングが有効です。

ポスティングとは、広告物を住居や事業所のポストに投函して、サービスを宣伝する手法を指します。

運営会社からターゲットに直接営業できるため、見込み顧客を取り逃すことがありません。

また、ターゲットのポストにチラシを投函するため、講習会の情報を見られる確率もオンラインでの集客に比べて上がります。

地域密着型の講習会ならばポスティングをするのもポイントです。

8. 他のイベントで告知する

異業種交流会や同業者のセミナーに参加して告知する方法です。

ネットとは違い、相手の顔を見ながらコミュニケーションが取れるため、人脈を広げる機会になります。

自社が開催する予定の講習会と似たイベントに参加する人は見込み客です。

自社のセミナーにも興味を持ってもらえる可能性が高いでしょう。相手の興味に合わせて、講習会の開催について伝えられます。

参加者と名刺交換した人に、Facebookなどから直接連絡し、友達登録しておきましょう。

ただし、友達になってからすぐにセミナーの告知、個別メッセージでセミナーに誘うと相手が不信感を抱くかもしれません。

まずは、コメントやいいねから交流しましょう。

ただし他の企業が開催するイベントでは、あからさまな営業行為は避けましょう。同業者の参加を禁止しているセミナーがあるため、参加するセミナー選びには注意が必要です。

講習会の集客をするためのコツ

集客力が向上しているデータ

講習会はさまざまな目的のもとに開催されます。集客する際には、参加者の満足度を高めることがポイントです。

その方法は以下の通りです。

  • 目的を絞り込む
  • ターゲットを明確にする
  • セミナーのゴールを決める
  • 参加するメリットを提示する

これから紹介するコツを参考に、集客効果をアップさせましょう。

目的を絞り込む

集客を成功させるためには、講習会のテーマと目的を絞ることが重要です。

具体的に絞り込むことで、目的を達成するためにどのような内容にするべきか見えてきます。

講習会の目的は、主に以下の4点です。

  • セミナーそのものが商品
  • 商品の販売・サービスの利用を訴求するためのセミナー
  • 認知度アップ
  • ファン作り

どのような講習会だとしても、目的を見失わないことが集客成功のカギです。

開催の目的がしっかりと決まっていなければ、講習会の内容が曖昧になります。

学べる内容がよくわからない講習会には、魅力が感じられないため人が集まりません。

講習会を開催する際は、集客自体が目的にならないよう注意しましょう。目的を見失うことなく、申し込みを増やすことが大切です。

ターゲットを明確にする

講習会の集客効果を高めるのなら、ターゲットを絞り込みましょう。

多くの人に参加してもらうためには、参加対象者が誰なのかを明確にすることが重要です。

ターゲット層の幅を広げすぎると、集客が失敗する可能性が高まります。これはターゲットがぼやけ、アプローチが届かなくなるからです。

たとえば、税理士が「初めて確定申告を行う個人事業主向けの勉強会」を開催すると仮定します。この場合、アプローチする対象者は個人事業主です。

集客の際は、ただ個人事業主と幅広く括るよりも、年代やライフスタイルをこまかく分けた方がターゲットに響きやすくなります。

セミナーの参加対象者を詳細に設定するのであれば、ペルソナ設定をおすすめします。ペルソナとは、ターゲットよりも綿密に想定された人物像のことです。

ペルソナ設定に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

講習会のゴールを決める

講習会そのものが商品である場合は、会場まで足を運んでもらうことが最初のゴールになります。

ただし一度の講習会に参加してもらうだけでは費用対効果が弱くなるでしょう。

そのため、別の講習会をご案内したりバックエンド商品をセールスしたりします。

見込み客獲得を目的としたセミナーを開催するのなら、参加者に「自社のサービスを利用したい」と思ってもらうことがゴールです。

ゴールが定まっていない場合は、費用対効果が見合わなくなる恐れがあります。

講習会の開催では、会場代や人件費などコストがかかるものです。集客効果が見込めなければ、投じたコストが無駄になってしまいます。

開催する講習会の最終地点を定めておくと、リスクの低減が可能です。

参加するメリットを提示する

講習会に参加することで得られるメリットを、参加対象者に伝えましょう。

お客様が講習会に参加する理由は、知識や情報を知り、自分の悩みを解決するためです。セールストークを聞くためではありません。

講習会が営業活動だと察した参加者は、サービス利用に対する熱が冷めてしまいます。信頼できない企業のセミナーは怪しく映るもの。

最終的な目的がサービスの利用につなげることだとしても、参加者にとって有意義な時間を過ごしてもらうことが前提条件です。

講習会の参加者を募るためには

「この講習会に参加したい」
「この人の勉強会なら、実りがありそうだ」

と、参加者に思ってもらう必要があります。参加者にメリットを与えるセミナーを開催してこそ、サービスの利用につながるものです。

まとめ:講習会の集客力を向上させよう

講習会の集客は「誰に何を伝えたいのか」明確にする必要があります。

参加するメリットをわかりやすく伝え、開催を告知することが集客につながります。

ただし集客は成功の入り口。顧客獲得のためには「この人のサービスなら信頼できる」と思ってもらうことが大切です。

リピーターを掴むための集客力を向上させるのであれば、マーケティングの知識を深めることをおすすめします。

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最終更新日: 2024/11/01 公開日: 2022/05/23