
「風の時代」という言葉を聞いたことはありませんか?
2020年12月22日から本格的に始まったと言われており、メディアやYouTuberも数々の動画を出しているので話題になっています。
占星術にご興味がない方だと聞き慣れないかと思いますが「土の時代」から「風の時代」へと時代が変わりました。
簡単に言うと、約240年ぶりに木星と土星が重なり合ったことにより大きな転換期が訪れたということです。
時代が変わり価値観も大きく変わりはじめ、土の時代は“目に見えるモノ”に価値をおき「風の時代」は“目に見えないモノ”に価値をおくという時代に変わったのです。
ということは、顧客や社員も「風の時代」の価値観を持ち始めているということです。
会社を経営するにあたり「風の時代を意識した経営戦略」が必要になってくるでしょう。ぜひ本記事を通して風の時代の概要を掴んでください。
風の時代とは?

2020年12月22日から西洋占星術では「風の時代」の始まりとなり約20年に1度起きる木星と土星の大接近したことにより転換期を迎えました。木星と土星の大接近したことを「グレートコンジャンクション」といいます。
そして、約200年ごとに【火】・【土】・【風】・【水】を4つを移り変わります。
この元素をエレメントと言います。エレメントは皆さんが占いなどで聞き慣れているそれぞれの星座で成り立っております。
火の星座 | 牡羊座 ・獅子座・射手座 |
水の星座 | 蟹座・蠍座・魚座 |
土の星座 | 牡牛座 ・乙女座・山羊座 |
風の星座 | 双子座・天秤座・水瓶座 |
今までの時代は、土の星座(牡牛座・乙女座・山羊座)でグレートコンジャンクションは起こっておりましたが、2020年12月22日にグレートコンジャンクションは水瓶座で起きたことにより、これからの時代(約200年間)は風の星座(双子座・天秤座・水瓶座)でグレートコンジャンクションは起きるので「風の時代」の始まりということになります。
土の時代について
「土の時代」の始まりは今から220年前ごろ。200年前(1750~1800年代前半)の「土の時代」に起きたのが“産業革命”です。人々は王や貴族階級による支配から解放されただけでなく、物質的な豊かさも同時に手にできる生活へと大きくシフトすることとなりました。それが行き着いたところが現代の大量生産・大量消費の世界であるともいえます。
そして、前期の火の時代では【家筋・身分(立場)】で評価されていた時代だったのが、“合理化”つまり努力や頑張りといったものが世界的に評価される時代へと変わり始めました。時代劇などでよく聞いていた、「身分」などといった風潮そのものが変わっていったことが「土の時代」の大きな特徴ともいえるでしょう。
こういった身分の変化も大きな特徴ですが、目に見える資産形成に価値が置かれていたことも特徴の一つです。「お金・学力・肩書・資格」等、積み上げがものをいう時代ということです。
私たちが今まで生きていた土の時代は“モノへの執着”をしており、目に見えるモノに価値が置かれていたのです。
ライフスタイルや働き方のポイント

今までの「土の時代」は文字通りに「物」「形」といった目に見えるものに価値が置かれていました。簡単に言ってしまえば「お金や財産がある人が力を持つ」時代だったのが「風の時代」は、「個人の自由と権利・平等性」を強く求められる時代になってきました。ようは、価値観が真逆になり“目に見えないモノ”に価値を置く時代になったということです。
ここで、価値観が変わることでライフスタイルや働き方も大きく変わっていったのです。
“モノ”を手放す
「風の時代」で、ライフスタイルで大きく変わったのが「モノ」を持たないという人が増えています。ミニマリストという言葉を聞いたことはありませんか?
持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人。自分にとって本当に必要な物だけを持つことでかえって豊かに生きられるという考え方で、大量生産・大量消費の現代社会において、新しく生まれたライフスタイルである。
>コトバンク
このように、新時代ではミニマリストやバックパッカー・トラベルワーカーといった人たちが増えたのも“モノ”を所有するといったことに価値を置かず、目に見えないものに価値を置く時代となっているということがわかります。
住む場所
今は、新型コロナウイルスをきっかけにリモートワーク・テレワークや完全在宅勤務が増えたことにより、住む場所にこだわらない生き方が主流となってきている時代です。
風の時代の特徴ともいえる「個人の自由」や「個人の力」で働くことで会社への出勤などがなくなり場所にこだわらない生き方がこれからの風の時代の追い風となるポイントといえるでしょう。
結婚への価値観
目に見えないものに価値を置く時代にシフトしていったことにより、結婚について“入籍にこだわらない”という人たちが増えています。これからの風の時代は、目に見えない「幸せに生きていく」ということにフォーカスを当てていく時代なのです。
“個人の自由”の時代ということで「型にはまらない夫婦」が増えていくでしょう。今後は、自由で幸せになりやすい環境になるからこそ、「型にはまらない結婚」をしても、周りの目を気にすることなく、生きやすくなっていく時代なので目に見えないモノに価値を置くことが風の時代でうまく生きていくポイントなのです。
縦社会から対等な社会へ
- 個性を生かす仕事
- 場所や時間にとらわれない自由な働き方
- コミュニティ作り
- 資格や学歴など関係なく成功できる時代
- 副業などの多種多様なワークスタイル
- 独立(フリーランスetc...)や自分ビジネスへ
上記のように、「風の時代」は“個人の自由”へと価値観がシフトしたことにより会社組織での上下関係などに縛られない時代になっています。上司や部下の関係で悩む人が減り始め、ノーマルな働き方へと変わり、コロナ時代で在宅勤務が増えたことや、個々の能力を活かしてフリーランスとして生きていく人が増え始めており、風の時代をうまく生きていく働き方のポイントといえるでしょう。
お金への価値観
産業革命以降の時代で、「物質的な豊かさ」が富の象徴であるとされていたことにより豪華な家や車、家電製品などを所有すること、また貯蓄をすること、そしていい大学に入り優良企業に就職し一生そこで働くことが成功だともいわれていました。
しかし、これからの時代「情報や体験の豊かさ」が重視されるようになり、2000年代からインターネットやIT産業が急速な発展を遂げたことで、場所や時間などにとらわれずにPC で検索をすることが主流になったことによりお金への価値観は薄れ「体験」「時間」へ価値観をおくことが重要になってきています。
つまり、お金にとらわれて、我慢してやりたくも無い仕事をするのではなく、
- 自分の好きなこと
- 自分の天命
- 天賦の才
を活かして、それを発揮する時代なのです。目に見えないものに価値が置かれていくので「情報」「知識」「智慧」「言葉」などを使って、それぞれの「個」の確立が必要になります。
まとめ
これからの風の時代は“目に見えるモノ”から“目に見えないモノ”に価値をおく時代になります。
時間の使い方、働き方、物への執着といった、在り方や考え方が前期とまったく違ったものになり、大きな転換期を迎え「個の自由」を意識してどのように生きていくかが重要視される時代になってきています。
- 好きな場所に住む
- モノへの執着を手放す
- 横のつながりを大切にする
- 前期のような“型にはまらない生き方”
- 常識にとらわれずに自分らしい生き方
- お金よりも情報や知識、時間を重要視する
こういった意識が顧客を始め、社員の中にも少しずつ浸透していくことでしょう。会社を経営するにあたり、経営者が前期の「土の時代」のような古い価値観でいれば人は集まってこないかもしれません。
風の時代の価値観をまずは経営者が取り入れ、新しい時代でも会社が益々発展してけるよう戦略に活かしていきましょう。
年商5億円を超えさらなるスケールアップを目指す経営者必見!
あなたのビジネスをスケールアップさせる集客と組織作り、
さらに、成功事例やここだけのお得な内容をお届け致します。