Facebook集客のメリット・デメリット!NGポイントも解説

最終更新日: 2022/12/07 公開日: 2022/04/19

Facebookは起業家や経営者に対する訴求力が高く、交流や情報収集の場として利用する人が多いのが特徴です。

集客のツールとしても活用できますが、戦略を立てず何となく運用しているだけでは集客効果で成果を出すのは難しいでしょう。

こちらの記事では

  • Facebookを使っているけれど集客の効果が実感できない
  • Facebookを集客のツールとして使いたいけれど始め方が分からない

という方向けに

  • 集客対策に「Facebookページ」を使うのがおすすめの理由
  • Facebookを集客に使うメリットとデメリット
  • Facebookで集客をする際のNGポイント

を解説いたします。

Facebookで集客するなら「Facebookページ」を活用しよう

Facebookページとは個人アカウントとは別に開設できるページで企業などが会社名や商品名、ブランド名などで作成しているビジネス用アカウントです。

Facebookページは個人アカウントを持っていれば無料で簡単に作成できます。特徴は

  • Webサイトのようにさまざまな情報を掲載できる
  • ビジネス用のWebサイトやブログと紐付けも可能
  • 複数の人数で管理できる
  • Facebookのアカウントを持っていない人でも投稿を閲覧できる
  • 有料でFacebook広告を出稿できる
  • 無料でアクセス解析ができる

などです。個人ページに比べてFacebookページには最新情報の発信やファンとつながりやすい機能があり集客にも効果的と言えるでしょう。

Facebookで集客するメリット

多くのSNSは運用が無料です。Facebookも広告を配信する場合は有料となりますが、それ以外はコストがかかりません。

投稿、ストーリーズの他にもグループ機能やFacebookページなど、集客において重要なブランドの構築やビジネスの拡大のため役立つツールが複数そろっています。

ここからはTwitterやInstagramには無いFacebook特有のメリットをご紹介します。

長文の投稿が可能

FacebookはTwitterやInstagramなどと比べて通常投稿の文字数が大幅に多いのが特徴で60,000字まで対応できます。

そのため他のSNSより、文字数を気にせず商材の紹介や宣伝、最新サービスの案内で長文の投稿が可能となります。

それぞれの文字数を比較すると

・Twitter:140文字
・Instagram:2,200文字
・LINE:10,000文字
・Facebook:60,000文字

となり、圧倒的にFacebookは文字数の制限が他のSNSよりゆるいことが分かります。

実名登録のため炎上のリスクが低い

Facebookは基本的に実名での登録となっているため炎上しにくいという点もメリットと言えるでしょう。

SNSでは投稿に注目が集まると、いい意味で反響が大きければ「バズり」とされますが、悪い意味で注目されると「炎上」という形で拡散されてしまう恐れがあります。

SNSの炎上は批判する人や誹謗中傷を行う人によってより勢いを増す傾向がありますがFacebookでは実名登録ということで炎上のリスクは低いと考えられます。

だからといって炎上しないわけではありません。投稿内容や発信する際の言葉選びには気を配る習慣をつけておきましょう。

Facebookページの利用で間接的SEO対策もできる

SEOとは別名「検索エンジン最適化」といいGoogleやYahoo!でキーワード検索した際に上位表示されやすくなるもので、集客にも大きく関わるものです。

Facebookページでは直接的なSEO効果はありませんが、間接的なSEO効果が見込めると言われています。

仕組みとしては自社のサイト内に設置したブログやニュースなどの記事をFacebookページにリンクを貼るやり方です。

リンク貼りによりFacebookページからの流入で自社サイトのアクセス数の増加につながり、集客にも効果を発揮できます。具体的な対策は

  • Facebookページのタイトルは分かりやすくユーザーの目を引く言葉を使う
  • Facebookページの「概要」や「基本データ」の情報は全て埋める
  • Facebookページのコンテンツはキーワードを意識し質の高い情報を提供する

などです。Facebookページは無料で開設できます。間接的なSEO効果を生み出し、集客に繋げられるような魅力的なFacebookページを用意しましょう。

Facebookで集客するデメリット

Facebookで集客するメリットをご紹介しましたが、Facebook集客のデメリットも理解しておきましょう。

中期~長期的に継続的な運用が必要

Facebookは無料で運用できるというメリットがありますが、有料の広告と違い短期間での集客効果はあまり期待できないと考えるべきです。定期的な時間を運用に取りながら、地道な継続が求められると理解しておきましょう。

また投稿に対する反応は、内容によって変動が大きいのも特徴としてあげられます。フォロワーや「いいね」の数値を安定的に伸ばしていくには、長期的な視点を持つのが一般的です。

仕様の変化やサービス終了の可能性

Facebookに限らずSNSは仕様や機能が随時変更され、使えなくなる機能や画像サイズの変更などが必要となることもあります。

集客のツールとしてメインに使っていても、変更やサービスの終了に伴い、突然アカウントが無くなってしまう可能性も否定できません。

更新をしないと古い情報が表示されることもある

Facebookページの活用で間接的にSEO対策が期待できますが、投稿の更新を怠ると古い情報がそのままWeb検索で表示されることになるので気を付けましょう。

ユーザーはリアルタイムの情報を好むため、古い情報を目にした時よい印象を持たない人が多いはずです。特に新規顧客の場合は新しい情報でないと積極的な行動につながりにくい傾向があります。

ホームページの情報とFacebookページの情報が一致していないことは不信感にもつながり、集客できるどころかサイトからの離脱の原因にもなりかねません。

Facebookページとビジネス用のWebサイトではそれぞれの内容に食い違いが起きないような管理が求められます。

Facebookで集客する際の5つのNGポイント

Facebookの集客に挑戦したものの思うような結果が出ない場合、原因として考えられるNGポイントを5つあげることができます。

・投稿内容に宣伝や広告が多い
・投稿文の最初に改行を入れている
・コメントやダイレクトメールの返信が遅い
・プロフィール欄・カバー画像に注力していない
・他アカウントの記事に「いいね」をしない

それぞれの理由を解説いたします。

投稿内容に宣伝や広告が多い

集客のための投稿であっても、投稿内容が宣伝や広告のようになってしまうのは避けましょう。

投稿する記事の内容が、毎回自社のサービスに関することや購入への誘導ではつまらないため、ユーザーから不要なアカウントとみなされてしまいます。

Facebookを含むSNSは本来「交流の場」として活用するものです。集客に活用する場合でも「交流」を意識した投稿内容にするのが得策です。

宣伝が多くならず読んでもらいやすい記事にするためのポイントとしては

  • 関心を持ってもらえるよう興味深い内容や役に立つ情報
  • 一方通行の宣伝にならないよう質問を投げかけるような投稿
  • テキストは長くせず200文字前後に内容をまとめると読みやすくなる
  • 投稿は最初に伝えたい事やインパクトの強い文章を載せる

などを意識してみるのがおすすめです。

投稿文の最初に改行を入れている

投稿文の最初に改行を入れてしまうと、一目で何についての投稿内容なのかが分かりにくくなります。

Facebookでは投稿文の文字数は60,000字としているものの、画面上で最初に表示される文字数はスマートフォンの場合130文字程度、パソコンであっても4~5行程度です。

それ以降を読んでもらうには「続きを読む」をクリックする必要があります。集客を目的とした投稿では、伝えたいことやインパクトのあるフレーズを冒頭に表示させ、集客につながるよう興味関心を惹き付けることがポイントです。

プロフィール欄・カバー画像に注力していない

プロフィール欄の記載や写真、カバー画像なども集客においては第一印象を左右するため、集客においては大切なツールとなるのをご存じでしょうか。

画像は一目でアカウントそのものの印象が決まるため、イメージとかけ離れた写真やいい加減に決めたと思われるような写真は避けましょう。

  • 個人事業主であれば顔写真、企業であればロゴやキャラクターをプロフィール画像に設定
  • カバー画像に代表商品やサービスのイメージ画像を差し込む

などがおすすめです。

また知識やノウハウ、能力などの無形商材サービスで集客したい場合は信頼感を伝えることが肝心でのため、プロフィール欄は基本情報だけでなく「実績」もしっかり記載せておきましょう。

コメントやダイレクトメールの返信が遅い

SNSの特質上、コメントやダイレクトメッセージに対して迅速な対応を求める人も多いです。レスポンスの速さにはフォロワーとの距離が近くなるなどのメリットもあります。

また集客では、信頼を得ることも重要とされています。対面でのコミュニケーションばかり重視せず、オンライン上でもホスピタリティに溢れた対応を忘れないよう心がけて下さい。

他アカウントの記事に「いいね」をしない

自分の記事に「いいね」がつくかどうか気になる人は多く、「いいね」を常に押してくれる人には好感を持つというのが一般的です。

「いいね」には、自分の存在(サービスや商品)を相手に知らせる役割もあります。そしてその投稿を見た他アカウントにも自分という存在を周知する効果もあります。

このように自社のサービスを多くの人に見てもらう機会を増やし集客の成果を出したい場合「いいね」をすることでマイナスはありません。

集客を目的としてFacebookを運用する場合は他アカウントの記事に積極的に「いいね」をすることも施策の一つとして取り入れてみましょう。

まとめ

Facebookは「交流の場」として活用するSNSのため、集客目的の投稿は宣伝や広告が多くならないよう心がけるのがおすすめです。多くのSNSが無料で運用できますが、Facebookで集客をする強みは

  • TwitterやInstagramより長文が可能で60000文字まで投稿が可能
  • 個人アカウントは実名登録のため炎上のリスクが他のSNSより低い
  • Facebookページを使えば間接的にSEO対策も期待できる

などです。Facebookページは自社サイトのような使い方も可能ですが、最新の情報を更新し続けないと古い情報が検索エンジンで表示されることがありますので注意してください。

Webサイトと連動していない場合は、情報が一致せず信頼を失うことにもなりかねないため、丁寧な運用が求められます。

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最終更新日: 2022/12/07 公開日: 2022/04/19