- 「年商をもっと上げていきたいが、10億円の社長と何が違うのか」
- 「年商10億になるためのメンバーは、どんな人材を集めるべき?」
- 「年商を上げるためのヒントを知りたい!」
このように思われていませんか?
年商が大きく変動する要素はたくさんありますが、最も影響してるのは『社員数』です。
つまり、年商10億円を目指す場合、社員一人当たりの年商が「2千万〜3千万程度」であれば、40名いれば年商12億という単純計算になります。
今回の記事は、年商10億、またそれ以上になるためのヒントになるので、ぜひ最後までお読みください。
年商1千万、1億、10億円の社長の考え方はここが違う
年商が1千万、1億、10億円、さらにそれ以上なのかは、「どんな商品を扱っているのか」「どんなビジネスモデルなのか」という要素で大きく変動します。
しかし、その他にも“そもそも”社長の在り方や考え方で年商は決まってしまうものです。
- 「そもそも、その商品を選んだ」
- 「そもそも、それでビジネスをやっていこうと思った」
- 「そもそも、そのビジネスモデルを選んだ」
この考え方こそ、年商の位置付けを決めてしまっています。
最も影響が大きい変動要素は「社員数」。
ここからは、年商1千万、1億、10億円の社長、それぞれの考え方は何が違うのかご紹介していきます。
年商1千万|なにもかも自分でやる
年商1千万、1億、10億円の社長の違い、年商1千万は「なにもかも自分でやる」という考え方にあります。
中小企業や零細企業であれば、平均年商は “売上2千万から3千万程度” です。
つまり、年商1千万ということは、社員数0〜1名です。会社を成り立たせるためには、1人あたり2千万円程度は最低でも売っていないとビジネスが成り立たちません。
何もかも1人でやっていると「トラブル」「事故」「クレーム」など、すべて一人で責任を負うことになります。また、誰も保証はしてくれませんし、一人で悩むことにもなります。
年商1千万円は、ビジネスでは厳しいラインなので、少なくとも年商1億円以上を目指していきましょう。
年商1億|自分が頑張ってなんとかやる
年商1千万、1億、10億円の社長の違い、年商1億円は「自分が頑張ってなんとかやる」という考え方です。
先程の年商1千万円との違いは、すべて自分ではなく、社員と業務を分けてチームでなんとかやり遂げるという考え方です。
もしも、年商1億円を1人でやり遂げるている場合は、余程能力が高い方です。
しかし、多くの人は社員数5名程度を雇い、アシスタントとして業務をやってもらうことが多いです。これは、シンプルかつ効率のいいビジネスモデルといえます。
このように、事務や経理など簡単な作業は任せるという感覚は、社員数5人程度の領域です。
年商10億|みんなに頑張ってやってもらう
年商1千万、1億、10億円の社長の違い、年商1億円は「みんなに頑張ってやってもらう」という考え方にあります。
このラインまでいくと社員数は、30〜50名程度です。
つまり、年商10億になるためには組織化にすること、そしてリーダー・マネージャー層が必要になります。
年商10億円の社長は自分が頑張ることは前提に「社員にも頑張って業務を行ってもらう」という考え方があります。
- マーケティング
- 営業プロセス
- 販売プロセス
年商1億円までなら、上記の行いをすべて自分で行うことはできます。しかし、年商10億を目指すのであれば、社員数30〜50名にマーケティングを任せる必要があります。
どんな社員を集めればいいのか
ここまで、社員数で年商が大きく変動するとご紹介してきましたが、闇雲に社員を増やしていけばいいという訳ではありません。
以下からは、どんな社員を集めればいいのかを具体的に解説していきます。
専門スキルがある人材
1つ目は、専門スキルがある人材です。
弁護士や公認会計士、健康、美容、広告・プログラマーなど、一般的に「専門家」と呼ばれる人は、高品質の成果物を創出し、競合他社よりも優れたビジネス成果を得ることができます。
また、専門スキルがある人材は、その分野での豊富な経験や知識を持っているため、仕事を迅速かつ正確に行うことができます。
その結果、高い生産性を発揮し、企業の業績向上につながります。
基礎的なスキルがある人材
2つ目は、基礎的なスキルがある人材です。
- Word・Excelを人並みに使用可能
- タイピングが早く、資料をまとめるのが得意
- 電話対応の経験がある
事業内容の専門的な知識がなくても、Word・Excelの人並みに使用することができれば、プレゼン資料の制作や売上金の計算など経理まわりの業務を任せることができます。
また「お金の動きはよくわからない」「IT関連は苦手...」という方には、電話対応など顧客対応に回すこともできます。
イノベーションを起こすことに抵抗がない人材
3つ目は、イノベーションを起こすことに抵抗がない人材です。
イノベーションに対して抵抗がない人材は、常に新しいアイデアやアプローチを考えることができる貴重な人材です。
企業にとって、新しいサービス・モノを生産することや新たな価値を生み出していくことは、競合他社よりも先にビジネス戦略を打ち出しすることができるために非常に重要だといえます。
また、既存のものを更にいいものにするアイデアも創出するため、顧客満足度を高めることができ、ビジネスの成長を促進することができます。
メンバーと一緒に働ける人材
4つ目は、メンバーと一緒に働ける人材です。
例えば、イノベーションを起こす社員であっても、組織の中で一人だけ先走ってしまっても意味がありません。
常に周囲のメンバーと協力しながら、ものごとを進めていく姿勢が重要です。
また、メンバーの中でも意見が分かれることもあるため、相手を否定せず、しっかりと柔軟に対応する力も必要になります。
ビジョンに共感してくれる人材
5つ目は、ビジョンに共感してくれる人材です。
ビジョンに共感している人材は、企業の最終目標や価値観に共感しているため、長期的なキャリアプランを考える傾向があります。
そのため、企業内での定着率が高くなり、人材の継続的な育成やフォローアップが可能になります。
とくに、ビジョンに共感してもらえれば企業への「エンゲージメント」が高まるため、メンバー全員がより高い生産性を発揮することができます。
まとめ
年商10億円の場合、社員数30〜50名の1人1人がマーケティングを行っているのかということが最重要ポイントです。
年商1千万や年商1億の場合は、自分だけでマーケティング活動すべてを行おうとします。
しかし、年商10億やそれ以上を目指す場合は、商品の運用や顧客サポートなど仕組み化することが重要です。
そこからさらにシステム化して動き始めることができると、売上がどんどん伸びていきます。
結論、売上規模の考え方は、社員数が大きく影響しています。社員1人、2千万から3千万ということは、自分なら「どこまでいくの」かを考えてみてください。
ぜひ、今回の記事を参考にして、年商10億以上になる会社を目指していきましょう。
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