「ヨガ教室を開きたいけれど、集客が不安」
「開業したけれど、集客がうまくいかない」
このようなお悩みを抱える個人インストラクターは、多いのではないでしょうか。
チラシやポスターによる集客がうまくいかない理由は、教室の存在が知られていないことが原因かもしれません。
お茶会やランチ会などの対面イベントは、集客や認知度アップに有効です。参加してもらうことが、サービス利用者を掴むきっかけになります。
この記事ではお茶会の目的、成功のポイントを紹介。お茶会までの流れ、注意点にも触れています。
この記事を最後まで読んでお茶会を開催し、集客に役立ててくださいね。
お茶会は集客・認知度を高めるイベントとして効果的
お茶会と聞くと、友人同士でおしゃべりするようなイメージがあるかもしれません。しかしお茶会やランチ会などの対面イベントは、ビジネス成功において重要です。
お茶会の目的は、お客様とコミュニケーションを取ること。期待できる効果はおもに以下の2つです。
- 集客:商品やサービスを購入・利用してもらう
- 認知度向上:自分の存在を知ってもらう
くわしく見ていきましょう。
集客|商品の購入・サービスを利用してもらう
お茶会はお客様と自分をつなぐ手段。お客様が抱える入会前の不安を取り払い、商品の購入、サービスの利用につなげることが可能です。
お客様のなかには、
「どんな人がいるんだろう」
このような不安を抱く人がいるでしょう。教室の存在を知り、興味があってもいきなり入会するのはハードルが高いもの。
不安を感じている人に対して「入会してください」とストレートにアプローチしても、警戒されてしまいます。
お客様の不安を拭い去るために行うのがお茶会です。
お茶会に参加してもらうことで、あなたの人柄、会員の雰囲気を確認できます。お客様の不安が安心に変わったとき、「この商品が欲しい」「サービスを利用したい」という気持ちが芽生えるのです。
集客はお客様とのコミュニケーションが大切です。お茶会を通してコミュニケーションを取り、入会のきっかけにしてもらいましょう。
集客に関しては、こちらの記事でも紹介しています。
認知度向上|自分の存在を知ってもらう
お茶会は自分の存在を知ってもらうことを目的に行うのも有効です。サービスを開始しても、自分の教室が認知されていなければお客様は現れません。
まずは自分が何者でどのような活動をしているのか、お客様に知ってもらう必要があります。
お茶会は新規顧客とのファーストコンタクト。低価格で気軽に参加できるイベントは、認知拡大の効果が期待できます。
人が集まるお茶会とは|成功のポイント
「せっかくお茶会を企画したのに、誰も来ない」という状況は避けたいですよね。
お茶会に人を集めるポイントを紹介します。
- 参加対象者を絞る
- コンセプトを明確にする
- SNSで発信する
- アンケート調査を行う
- 異業種とのコラボ開催
こちらのポイントを押さえ、イベントの企画に役立ててください。
参加対象者を絞る
お茶会に人を集めるためには、参加対象者を絞る必要があります。
参加対象者がはっきりとしていなければ、人が集まりません。「たくさんの人に参加して欲しいから」と誰にでも当てはまるようなメリットを並べても、お客様には響かないからです。
お茶会を企画する際は、
- 誰に向けたイベントなのか
- どのような人が魅力を感じるのか
を考えることが集客につながります。
たとえばヨガ教室のお茶会であれば、子どもを持つ主婦、働く独身女性などが参加対象者として挙げられます。
「参加対象者が思い浮かばない」という方は、理想の顧客像(ペルソナ)を作り上げるとよいでしょう。ペルソナに関しては、こちらの記事を参考にしてください。
コンセプトを明確にする
お客さまに興味を持ってもらうために、お茶会のコンセプトを決めましょう。
以下はコンセプトの例です。
- 会場・食事:話題の店で美味しい食事を楽しもう
- コミュニティー:つながりの輪を広げよう
会場・食事をコンセプトとする場合は、「話題になっているあの店に行ってみたいけれど、機会がない」という人に対して有効。
「趣味を通して人とつながりたい」「ママ友が欲しい」という人には、人とのつながりを築く場をコンセプトにするとよいでしょう。
SNSで発信する
TwitterやFacebookなどのSNSを活用し、お茶会の参加を呼びかける方法です。「教室のある地域に住む人が対象だから」という理由で、チラシだけにこだわっていても思うように人が集まりません。
なかでも初めてお茶会を開催する場合は、SNSで反応を見ることをおすすめします。企画したイベントに需要があるのか知ることで、参加者ゼロの状態を防げます。
たくさんの人に見てもらえるSNSでお茶会の情報を発信し、イベントの存在を知ってもらいましょう。
もしSNSで反応がない場合は、企画したイベントに需要がない可能性があります。企画から見直しが必要となることもあるでしょう。
もしくはフォロワー数が少ないという理由も考えられます。この場合は日頃から発信し、フォロワーの増加を意識するとよいでしょう。
SNSの活用方法に関しては、こちらの記事を参考にしてください。
≫ SNS集客の5つのコツ!個人事業主が活用すべき理由と注意点も解説
≫ SNSマーケティング!Twitter活用の特徴と重要ポイントとは
≫ SNSマーケティングでFacebookを効果的に活用するには?
お茶会を開催するまでの流れ
お茶会を開催するまでのおもな流れは以下のとおりです。
- お茶会の参加費・定員・会場を決める
- 開催を予告する
- 日程を決定する
- お茶会の募集を開始する
さっそく紹介します。
お茶会の参加費・時間・会場・定員を決める
どのようなイベントを開催するのか決まったら、参加費や開催時間、定員、会場を決めましょう。
サービス利用の入り口としてお茶会を開催する場合は、お客様に負担がかからない金額を設定すると集客しやすいです。
自分や教室の認知度が充分ではない場合、参加費を高額にすると集客が難しくなります。ランチと話がメインのお茶会なら、500~1,000円であれば気軽に参加してもらえるでしょう。
開催する時間、会場は対象者とコンセプトに合った場所をセレクト。地域で話題になっている人気の店であれば、参加者の目的になります。
流行中のウイルス感染対策を徹底した会場、定員であれば参加者が安心できますね。
SNSで開催を予告する
SNSで発信し、お茶会の開催を予告しましょう。
「〇〇のようなお茶会を企画しています」
「興味がある人はコメントをお願いします」
このような発信がおすすめです。
ポイントは参加することで得られるメリットを添えること。どのようなメリットがあるのか想像してもらうことで、興味を持った人が集まります。
「参加するだけで骨盤矯正の知識が身につく」「地域のつながりができる」のような参加者に響く言葉を使いましょう。
日程を決定する
お茶会の開催を予告した際に、コメントをくれた人に対してメッセージを送りましょう。
日にちを3つほど挙げ、都合のよい日を尋ねるのです。参加希望者の都合に開催日時を合わせることで、参加者ゼロの状態が回避できます。
お茶会の募集を開始する
イベントの詳細が決定したら、さっそく参加者を募集しましょう。
参加者の募集は、開催予告時のようにSNSを活用します。申し込みフォームの開設、ホームページで告知することも有効です。
募集は開催当日まで、繰り返し告知しましょう。
申し込みフォームを開設する
申し込みフォームは、お茶会に申し込むハードルを下げるために活用します。
申し込み自体が面倒だと感じた人には、お茶会に参加してもらえません。手軽に申し込みできることが、お茶会の集客につながるのです。
申し込みフォームの入力内容は、できる限り少なくすると申し込みやすいでしょう。たとえば以下のような内容です。
・メールアドレス
・電話番号
・お茶会の存在を知った経緯・目的
無料で申し込みフォームが作成できるツールを紹介します。
上記のツールは自動返信メール機能が使えます。申し込みと同時に開催日時や場所、参加費、支払い方法などを、参加者に伝えることが可能です。
ホームページで告知する
ホームページでイベントの告知記事を作成しましょう。
告知記事を書く際に重視する内容は、以下のとおりです。
- 興味を持ってもらえるタイトル
- イベントの内容
- どのような人におすすめのイベントなのか
- 参加することでどのようなメリットがあるのか
「楽しそう」「行ってみたい」と思ってもらえる告知記事にしましょう。
告知記事のポイントは以下の2点です。
・残席数を更新する
会場や食事メニューをコンセプトにしているイベントは、写真の掲載が欠かせません。写真は読み手に想像させ、参加意欲を呼び起こします。
残席数を最新情報に更新することも有効です。数字の動きを見せることで、お客様の参加したい気持ちを誘発します。
ただし、記事をアップするだけで多くの人に知ってもらうのは難しいことです。告知記事を更新したら、SNSで発信しましょう。
コンテンツマーケティングに関しては、こちらの記事を参考にしてください。
集客の注意点|お茶会・教室の魅力を適切に伝える
お茶会は教室を知ってもらい、信頼を得るための入り口です。参加した人が、必ずしも教室に入会してくれるとは限りません。
お客様がメリットを感じてこそ商品購入、サービス利用につながるものです。集客の際に重視すべきは、お客様を惹きつけること。あなたや教室に魅力、価値を感じた人が入会してくれます。
教室の生徒を増やし、安定的な収入を得るためには、魅力を適切に伝えることが大切です。
お茶会を開催しても教室の魅力が伝わらなければ
「一期一会で終わってしまう」
このような事態になりかねません。
サービスの利用者を募り、安定した収入を得るためには、マーケティングの知識を身につけることが有効です。
マーケティングとは、売れる仕組みを作ること。教室の魅力を適切に伝えるために、マーケティングの知識が役立ちます。
マーケティングを学んで集客に活用しよう!
お茶会は集客、認知度アップに有効な手段です。お茶会やランチ会などのイベントは、参加するメリットを明確にすることが大切。SNSを活用し、手間を惜しまないことが集客につながります。
しかしお茶会を開催しても、必ずしも参加者が新規顧客になるとは限りません。
お茶会で新規顧客を獲得し、安定的な収入を得るためには、教室に入会する価値、魅力を伝えることが重要。お客様に「価値あるサービスだ」と伝えたいなら、マーケティングの知識が活用可能です。
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