集客できるブログの書き方のコツ計10選|成功事例も紹介

最終更新日: 2024/10/02 公開日: 2022/03/04

ウェブで集客しようとする場合、ブログを利用しようと考える人は多いのではないでしょうか。

しかし、実際にブログを始めてみると、記事をたくさん書いたのにまったくアクセスが来ない、アクセスはあってもクリックされない、検索しても上位表示されないなど、多くの悩みが出てきます。

そこで、この記事では、ブログで集客できる書き方のコツを紹介します。

ブログで集客し販売に繋げたい人や、ブログの正しい書き方を知りたい人はぜひご覧ください。

ブログで集客するには記事の上位表示が必要

ブログで集客をするためには、記事の上位表示が必要です。

集客記事を執筆しても、Googleの検索結果ページで上位に表示されなければ、記事を読まれないためです。

以下は、Webマーケティングを行っている「First page sage」が公開している記事の検索順位とアクセス数の推移です。

参考:FirstPage Sage

1位の記事のアクセス数は39.8%ですが、10位だと2.2%です。また、成約率は業界によって異なりますが、おおよそ0.5〜5%ほどになります。

つまり、検索ボリュームによりますが、記事が下位表示されると、そもそも閲覧者が少なく集客につながりません。

そのため、ブログで集客できる書き方のコツを身につける必要があります。

【準備編】ブログで集客できる書き方の3つのコツ

本章では、ブログで集客できる書き方の準備段階でのコツを紹介します。

実際に文章を執筆する前に、準備することは以下の3つです。

  • 集客したいペルソナを定める
  • 集客につながるキーワードを選定する
  • 集客導線を構築しておく

順番に見ていきましょう。

集客したいペルソナを定める

ペルソナとは、記事を読む理想の読者のことです。

ペルソナを定めることで、読者の悩みやニーズに刺さる記事を書けます。

具体的な設定事項はデモグラフィックとサイコグラフィックにわかれます。

デモグラフィックとは、社会的/経済的な情報です。サイコグラフィックとは、心理的な情報を指します。

デモグラフィックサイコグラフィック
・名前・性別・生年月日・居住地・職業・収入・学歴・価値観・ライフスタイル・性格・興味関心・趣味・将来の目標/夢

これらの情報を細かく設定して、刺さる文言を書くと、集客につながりやすくなるでしょう。

集客につながるキーワードを選定する

ブログ記事から集客につなげるためには、適切なキーワードを選定することが重要です。

キーワードとは、Googleなどの検索エンジンで検索する時に入力する言葉のことです。

キーワードは読者の悩みや欲望などを端的に表している言葉です。

そのため、適切なキーワードを設定しなければ、読者のニーズに応えられず、狙ったユーザーを得ることができません。

集客に必要な手順となりますので、綿密にキーワード選定を行いましょう。

集客導線を構築する

ブログで集客する場合、集客導線を構築することが大切です。

ブログで読者の悩みに答えて、サービスを紹介するだけでは、なかなか集客につながりません。

そのようなときに活用できるのが、LP(ランディングページ)やサービスページです。

商品・サービスを紹介するページで魅力を伝えることで、集客につながりやすくなります。

そのため、ブログで記事を作成する前に、集客導線を構築しておきましょう。

こちらの記事では引き続きブログ集客の方法を解説させていただきますが、もし即効性のある集客ノウハウを身につけたいという方は、ぜひこちらの無料コンテンツをご覧ください。

【実践編】ブログで集客できる書き方の7つのコツ

ブログに集客するには、SEOライティングのスキルが重要です。

SEOライティングとは、Googleなどの検索で上位表示されることを狙って書くライティングのことですが、上位表示をするライティングとは具体的にどのようなものなのでしょうか。

結局のところ、読者からの評価が高い記事がGoogleの評価も高く上位表示をされるため、読者ファーストを貫くということが重要になります。

それでは、SEOライティングも含めた集客するための書き方のコツを7つ解説していきます。

また、こちらの記事でもブログ集客について、特にツールにおいて深く掘り下げておりますので、ぜひご覧ください。

1. タイトルと大見出しにキーワードを入れる

ここまでの内容から、ブログで集客するためには適切なキーワード選定が必要だとお分かりいただけたことでしょう。

選定したキーワードは必ずタイトルと大見出しに含めるのは優先事項です。

ブログで集客するには検索順位を1位、最低でも10位以内にする必要があります。

検索順位が1位の記事はクリック率が約39.8%、2位の記事は約20%以下になります。

ブログで集客するには記事をクリックしてもらわなければ意味がないため、クリック率に2倍の開きがあるのは大きいですね。

もちろん、内容も伴っている必要がありますが、タイトルや大見出しにキーワードを入れることで、Googleにどのキーワードで記事を書いているのかをアピールし、検索上位を狙います。

2. タイトルで興味を惹く

記事をクリックされるには、検索上位を獲得することのほかに、ユーザーの興味をかき立てるタイトルであるかも重要です。

例えば、「ブログのキーワード選定を行い検索上位にする方法」のような固いタイトルだった場合、ユーザーの興味を惹けず、クリックはされずらいでしょう。

「あなたのブログを検索上位に!キーワード選定を徹底解説!」のようなタイトルであれば、ユーザーに「おっ!」と思われ、クリックされやすくなるはずです。

3. 1記事1キーワードを徹底する

記事を書いていると、たくさんの情報を詰め込みたくなるかもしれませんが、1記事1キーワードを必ず守りましょう。

たとえば「ペルソナ 設定方法」というキーワードなのに、キーワード選定の方法やブログの開設方法などが書かれているとします。

しかしこれは、読者にとって不要な情報がたくさん入っていることになり、途中で読むのをやめてしまう可能性が高くなります。

1キーワードとは1つの悩みです。

1つの記事で1つの悩みが解決するように書くことで、記事の内容が薄くならず、ペルソナに刺さりやすい記事となります。

4. PREP法を使う

PREP法とは文章の書き方のパターンの1つで、「Point(結論)」「Reason(理由)」「Example(具体例)」「Point(結論)」の順番に書く文章術です。

つまり、結論を最初に述べ、その理由を説明し、具体例で後押しし、再度結論でまとめることで、読者にとって理解しやすい文章になります。

PREP法は最初と最後に「Point(結論)」を述べるのが大きな特徴です。

最初に結論を述べることで、話の要点や主張がわかりやすくなり、読者を最後まで惹きつけられます。

5. 理解しやすく読み進めやすい文章を作る

ブログの執筆でよく言われるのが「小学生でも理解できる文章を書く」ことです。

小学生でもわかる文章とは、誰でもわかる簡単な言葉を使うことです。

また、ひらがな・カタカナ・漢字の比率は、ひらがな70%・カタカナ10%・漢字20%が良いとされています。

この比率で書くことで、読み手にとってわかりやすい文章になります。

たとえば、以下のような言葉の言い換えができます。

  • 「平易な」よりも「簡単な」
  • 「執筆する」よりも「書く」
  • 「購入する」よりも「買う」
  • 「アトラクティブ」よりも「魅力的」
  • 「アジェンダ」よりも「議題」

特に英語やカタカナ語はわかりづらいことがあるので、あまり多用しない方が良いですね。

また、漢字もひらがなで書いた方がよい言葉があります。

  • 「出来る」→「できる」
  • 「尚」→「なお」
  • 「頂く」→「いただく」
  • 「下さい」→「ください」
  • 「欲しい」→「ほしい」
  • 「1日毎」→「1日ごと」
  • 「1年振り」→「1年ぶり」
  • 「分かり辛い」→「わかりづらい」
  • 「分かり易い」→「わかりやすい」

専門書や論文では難しい言葉を使っていますが、ブログは一般のユーザーが読むと意識して言葉を選ぶことが大切です。

自社のブログで難しい言葉を使っていないか再度見直しましょう。

6. 文章の見た目にこだわる

読者が記事をクリックしたとき、文章に漢字が多く、改行や見出しがないと、読みたいと思われません。

一目見たときに、画面が真っ黒に見えると難しく感じられ、読みたくなくなりますね。

改行は画面に空白を作る役割があります。

ブログは紙の媒体ではなく、パソコンやスマホで見るため、何行かにわけて空白をつくることで、各段に読みやすさが増します。

また、適度に小見出しがあることで、文章のテーマは何なのかを簡単に理解でき、読者に興味を持たせることもできます。

また、流し読みをしても、小見出しがあることで理解しやすくなります。

7. E-E-A-Tを意識する

E-E-A-Tとは「Experience(経験)」「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」の略です。

E-E-A-TはGoogleが重視しており、品質の良い記事が書かれているかを判断する要素の1つになっています。

専門性のある記事は、情報が網羅されていて、新しい情報が得られたり、問題が解決できたりするので、ユーザーにとって価値がある内容となります。

権威性は、第三者からの評価を得ているかや、著者の経歴や社会的な認知度も含めて評価されます。

権威性と言うと、その道の専門家や企業を思い浮かべるかもしれませんが、一般人でも質の高い記事を書くことで、被リンクが増やせます。

そうすると、Googleによって第三者からの評価が多いと認識され権威性が上がります。

信頼性とは、オリジナルな経験などに基づいた内容で、他からコピーされたものではないことを指します。

他からのコピーは著作権の侵害になるので、絶対にしてはいけません。

ブログ集客の成功事例

ここからはブログ集客に成功している企業の例を見ていきます。

どの企業もターゲットとなるユーザーが興味を持つような内容の発信をしています。

自社のペルソナをしっかりと決め、どのような内容の記事が読まれるのか考えましょう。

ラーニングエッジ株式会社「セミナーズ」

ラーニングエッジ株式会社が運営している「セミナーズ」は、セミナーを開きたい人、セミナーを受けたい人の両方へ向けたプラットフォームを提供しています。

人気のあるセミナーの内容に合わせて、ビジネスやマーケティング、自己成長などの記事を発信しています。

セミナーを受ける人が読むことを考え、初心者から中級者に向けた記事が多いのも特徴です。

freee株式会社「経営ハッカー」

freee株式会社が運営している「経営ハッカー」は、経営者や個人事業主向けのブログです。

経営者のインタビュー記事が多く、体験談という一次情報を発信しているのが特徴です。

freee株式会社はクラウド会計ソフト「freee(フリー)」を提供しているので、そのサービスのターゲットとなる個人事業主や経営者へ役立つ情報を発信をしています。

ブログの集客記事の書き方をマスターしよう!

ブログで集客するための記事の書き方のコツを、計10個説明しました。

ブログで集客するためには、読者ファーストの意識を持って記事を書いていきましょう。

そうすることで、ターゲットに刺さるような訴求ができ、ブログから集客につながりやすくなるでしょう。

ぜひ自社のブログ集客にも役立ててください。

セミナーズ通信

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最終更新日: 2024/10/02 公開日: 2022/03/04