インスタを活用しようと考える方も多くいますが、思ったより集客につながらないけど原因がわからないという方が増えています。
自社の商品・サービスをローンチしたあとに課題になるのが、営業先のリストが尽きて集客ができないことです。
本記事ではインスタで集客ができない原因を解説しつつ、効果的な運用ポイントを紹介します。
本記事を読むと、インスタで集客力を高めることにつながりますので、ぜひ最後までお読みください。
インスタで集客ができない原因
インスタで集客できない原因は、下記の通りです。
- 画像に訴求力がない
- ユーザーが求める情報を提供していない
- フォロワーの数に『質』が伴っていない
- すぐに結果を求めている
- ユーザーへのアプローチが不足している
それでは、ひとつずつ解説します。
画像に訴求力がない
インスタで集客できない原因は、画像に訴求力がないことです。
インスタは、画像や動画をメインに発信する形式のSNSです。ハッシュタグを利用した検索結果でも、画像や動画が一覧で並びます。
ユーザーが一目見た瞬間に、いかに関心を引き寄せられるかで、集客の勝敗が決まるといっても過言ではありません。
とくに、1枚目の画像(サムネイル)は非常に重要です。
アカウントや投稿の魅力をアピールして、ユーザーの欲求を呼び起こすような、訴求力のある画像を作成しましょう。
そうすれば、検索結果一覧からアカウントを認知させ、投稿内容を確認してもらえる確率が高まるはずです。
ユーザーが求める情報を提供していない
インスタで集客できない原因のひとつは、ユーザーが求める情報を提供していないことです。
インスタでは、たびたび商材を売り込んだり、自社のアピールが先行したりする投稿が見られます。そのような投稿の場合、ユーザーの共感が得られず集客の成果は一向に上がりません。
なぜならユーザーは、自分にとって有益な情報を求めて、インスタを利用しているからです。
アライドアーキテクツ株式会社の調査によると、インスタを利用する目的は「趣味・好きなことに関する情報収集」が全体の29%で1位でした。
参照元:アライドアーキテクツ株式会社『新型コロナウイルス感染症拡大以降の「新しい生活様式」における、消費者のSNS利用実態調査』
この調査からも、多くのユーザーは有益な情報を得るためにインスタを利用しているのがわかります。
つまり、Instagramで集客を成功させるならば、ユーザーのニーズを理解し、有益な情報を提供することに注力すべきです。
有益な情報を発信した先に、インスタ集客につながる見込み客の獲得が期待できるでしょう。
フォロワー数に『質』が伴っていない
インスタ集客を始めた人の多くは、まず『フォロワーを増やす』ことを目標にしており、集客で成果を出すためには多くのフォロワーが必要です。
しかし、集客の成果を得るためにはフォロワーの数と同じくらいフォロワーの『質』が重要です。
アカウントの投稿内容や商材への興味と、自らの確固たる意思が伴ったフォロワーは、集客につながる『質の高い見込み客』といえます。
なかには『フォロワーを集めたいからフォローしただけ』というフォロワーもいるでしょう。
むやみにフォロワーを増やすことにだけ注力しても、集客効果が得られない可能性もあります。
インスタ集客を成功させるためには、質の高いフォロワーを数多く獲得することを目標にしましょう。
すぐに結果を求めている
インスタ集客ができない原因は、すぐに結果を求めてしまうことにもあります。
「発信してもフォロワーが増えない」「集客成果も上がらない」と思い込み、モチベーションが保てず、投稿を辞めてしまう人も多いのではないでしょうか。
インスタはXほどの拡散力がなく、徐々にフォロワーが増えていきます。
長期に渡って継続的に発信することで、大きな集客成果が得られるのです。
Instagramでの集客はすぐに結果が出るものではないと心得て、長期的な視点で運用しましょう。
ターゲットへのアプローチが不足している
インスタで集客できない原因の最後のひとつは、発信者からのアプローチが不足していることです。
大前提としてユーザーの興味を引き起こすような投稿をしておけば、フォロワーが増えて勝手に集客できるというのは間違いです。
基本的にユーザーはインスタの投稿に興味を持っても行動しません。
インスタの投稿に「いいね」はしますが、会社のホームページに遷移してサブスクやメルマガの登録をするケースは稀です。
そのため、発信者からユーザーの投稿にコメントして認知を拡大させたり、関係性を構築したりすることが大切です。
インスタでユーザーの悩みを解決することで、ただのフォロワーから見込み顧客に変わります。
インスタでアンテナを張っておいて、見込み顧客となりえるユーザーにアプローチしていきましょう。
集客につながるインスタの効果的な運用のコツ
インスタの集客アカウントを効果的に運用するコツは、下記の通りです。
- ハッシュタグを効果的に活用する
- 毎日発信する
- 有益な情報発信で『保存』される投稿を目指す
- 発信内容に一貫性をもつ
- ネクストアクションへ誘導する
- リール投稿を積極的に行う
- 時間を意識して投稿する
それでは、ひとつずつ解説します。
ハッシュタグを効果的に活用する
インスタの集客で成果を上げるためには、ハッシュタグを効果的に活用することが重要です。
ハッシュタグを利用した検索→情報収集のアクションによって、多くのユーザーが今まで知らなかったアカウントを認知するからです。
いくら有益な情報を発信しても、その投稿が多くのユーザーの目に止まらなければ、認知される可能性は低いでしょう。
一方、検索されやすいハッシュタグを効果的に使用することで、検索結果にヒットさせ、ユーザーの認知を集めることに期待できるのです。
ハッシュタグ選定も、効果的に運用するコツ
また、どのハッシュタグを利用するのかも重要です。
多くのユーザーの検索にヒットすることを狙って、投稿数が多すぎるハッシュタグを使用すると、他のユーザーの投稿に埋もれる確率が高まります。
そのため、ハッシュタグは投稿数が多すぎず、なおかつ検索されやすいものを使用するとよいでしょう。
毎日発信する
インスタで集客を成功させるためには、毎日発信しましょう。
とくにアカウント運用が軌道に乗るまでは、可能であれば毎日、もし難しければ2~3日程度毎の定期的な発信がおすすめです。
その理由は、次の2つです。
- ユーザーの認知を集めるため
- アカウント運用の感覚を掴むため
ユーザーの認知を集めるため
毎日欠かさず投稿を行うと、作業した分だけユーザーに認知される確率が上がります。
それは、投稿した投稿の数だけハッシュタグ検索結果に表示され、ユーザーの目に止まる確率を高めるからです。
とくにアカウントを立ち上げたばかりの頃は、しばらく認知が低い状態が予想されます。
毎日積極的に投稿し、一人でも多くのユーザーの目に止まるよう努めましょう。
アカウント運用に慣れるため
インスタのアカウント運用には、『慣れ』が必要です。アカウント運用の感覚を早くつかむためにも、毎日発信して慣れていきましょう。
- 通常の投稿
- ハッシュタグ選定
- ストーリーズの使い方
- リール投稿にチャレンジ
これらを実践で学ぶとともに、集客に成功しているアカウントを参考にするのをお勧めします。
特に近年人気の『ストーリーズ』は、フォロワーとコミュニケーションが取れる機能が豊富なので、使いこなせると集客に効果を発揮します。
毎日発信を行うことで、アカウント運用に慣れ、自信をつけていきましょう。そうすることで、効果的かつ効率的に集客できるようになるはずです。
有益な情報発信で『保存』される投稿を目指す
インスタの集客を効果的に行うためには、多くのユーザーに投稿を『保存』してもらうことを目標にしましょう。
なぜなら、インスタのアルゴリズムでは、保存率の高い投稿が評価され、『発見タブ』やハッシュタグ検索の『トップ』に表示されやすいといわれているからです。
発見タブやハッシュタグ検索のトップに表示されれば、多くのユーザーの目に止まる可能性が増え、その分認知される確率が上がるのです。
ユーザーの『保存』のアクションは、いわば自分のお気に入りコレクションを作ることとも言い換えられます。
- 参考にしたい
- 真似したい
- 行ってみたい・やってみたい
上記のような感情を抱かせる投稿ができれば、保存率の上昇に期待できるでしょう。
有益かつ「また読み返したい」と思わせる投稿を作り、多くのユーザーに『保存』されることが、インスタ集客を成功へと導くコツです。
発信内容に一貫性をもつ
インスタで効果的かつ効率よく集客するためには、発信内容に一貫性をもつことがポイントです。
なぜなら、一貫性のある発信は、ユーザーの信頼を得やすいからです。投稿の方向性に強い関心を持つユーザーは、アカウントのファンになってくれることにも期待できるでしょう。
一方、発信内容が多方面に渡ったり、伝えている内容にブレが生じたりすると、ユーザーの信頼は得られにくいものです。「結局はなにが言いたいの?」と、ユーザーに混乱を与えてしまっては、見込み客を増やすことはできません。
発信内容には一貫性を保ち、アカウントを運用しましょう。
ネクストアクションへ誘導する
インスタの集客の成果を最大限得るために、ユーザーに起こしてほしい『ネクストアクション』への導線を整えましょう。
インスタでの集客を成功させるコツは、有益な情報発信で多くのユーザーの認知を集め、質の良い見込み客を増やすことにあります。
しかしそれだけで終わってしまっては、売上につながらず、集客効果は得られないでしょう。
質の良い見込み客を集めたあと、商材の購入や申し込みなど、次に取ってほしいアクションへと誘導しなければならないのです。たとえば、下記のような誘導が効果的です。
- 投稿の中にプロフィールに移行できるリンク(@アカウント名)を毎回貼り付ける
- プロフィールに商材に関する情報や、来店特典・期間限定セールなどの情報をわかりやすく記載する
- プロフィール欄にホームページやECサイトのリンクを貼る など
有益な情報発信と、ネクストアクションへの効果的な誘導を行い、Instagramでの集客で最大限の成果を得ましょう。
リール投稿を積極的に行う
インスタで集客を効果的に行うには、リール投稿を積極的に行いましょう。
リール投稿とは、最長90秒の動画のことです。リール投稿には、以下のようなメリットがあります。
- フィードやキーワード検索、発見タブなどで表示されやすい
- フォロワー以外のユーザーにも投稿が表示される
つまり、画像投稿に比べてより多くのユーザーにリーチできるようになります。
より多くのリーチが獲得できると、その分だけ自社の商品・サービスに興味を持ってくれるターゲットに情報を伝えられるでしょう。
その結果、集客数が増える可能性が上がります。
時間を意識して投稿する
インスタ運用では時間を意識して投稿をすることもポイントです。
ユーザーがインスタを利用している時間に投稿すると、その分だけリーチできる確率が高まるためです。
インスタの利用がもっとも多い時間帯は、平日や休日に関係なく「21時」とされています。
この時間帯に投稿をすると、多くのユーザーから反応を得られます。
その結果、自社のターゲット層にリーチできる確率が高まり、集客につながるでしょう。
ただし、ターゲットによっては、インスタを利用する時間帯が異なる可能性も考えられます。
まずは自社のターゲットが利用する時間帯を調査しましょう。
インスタ集客の注意点
インスタ集客の注意点も把握しておきましょう。
注意点は以下の3つです。
- 自動化ツールを使いすぎない
- 常識のない投稿は避ける
- フォロワーを増やすことに執着しない
それぞれ順番に見ていきましょう。
自動化ツールを使いすぎない
インスタ運用では、コメントやいいねを自動化するツールを使用するケースがあります。
自動化ツールを使用すると、手動でコメントを入力をしなくても、決まった返信をしてくれます。
非常に便利なツールですが、過度な利用は避けたほうがよいでしょう。
自動化ツールを使いすぎると、規制を受けてフォローやいいねができなくなったり、アカウントが凍結したりするリスクがあるためです。
インスタには短時間でコメントやいいねなどを行ったアカウントに規制をかける仕組みがあります。
アカウントが凍結するリスクを避けるために、自動化ツールを使いすぎないように気をつけましょう。
常識のない投稿は避ける
インスタで集客をするためには、常識のない投稿は避けるべきです。
たとえば、過度にユーザーを煽るような投稿や、過激な画像を掲載した投稿などです。
インスタから規制を受けたり、アカウントを凍結させられたりする可能性があるでしょう。
また、常識のない投稿をすると、会社の信用度も低くなる可能性があります。
ユーザーにリーチしても、会社に常識がないと見なされると、集客につながりにくくなります。
そのため、あくまで常識のある投稿を心がけることが重要です。
フォロワーを増やすことに執着しない
インスタで集客をするためには、フォロワーを増やすことに執着しないことです。
確かにフォロワーを増やすことで、まだフォロワーになっていないユーザーが人気のアカウントだと注目するきっかけにはなります。
しかし、実際にフォロワーになり、そこから商品やサービスを購入するかは別問題です。
質の高い投稿をしてユーザーの商品・サービスの購入につなげるには、エンゲージメントを高くすることに注力しましょう。
例えば、「いいね」の多い投稿やコンテンツごとの滞在時間や保存数などを分析すれば、次のコンテンツ作りに活かせます。
ターゲットに刺さるコンテンツを提供しながら、購入にいたる導線をブラシュアップしていきましょう。
まとめ
インスタで集客できない原因は、以下の5つです。
- 画像に訴求力がない
- ユーザーが求める情報を提供していない
- フォロワーの数に『質』が伴っていない
- すぐに結果を求めている
- ユーザーへのアプローチが不足している
この記事で解説した内容を、今後のビジネスの発展にお役立ていただけましたら幸いです。
インスタの集客のアカウント運用ポイントをしっかりと押さえて、集客成功へとつなげてみてください。
この記事のようにInstagramをはじめSNSを有効活用するためには、SNSの後に続く「出口戦略」の実装が欠かせません。
では出口戦略とはなんなのか?端的にいえば顧客リストを集めることですが、自社に合った顧客リストでなければ経営に役立つリストは集まりません。
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集客に役立つ情報が盛りだくさんです。