Metaが開発したThreads(スレッズ)とは?意味、使い方、特徴を紹介

最終更新日: 2025/05/14 公開日: 2023/07/08

Threadsは2023年7月にローンチされ、Instagramの運用と合わせて活用することで大きな効果が望めるとして話題になっているSNSです。

ローンチから2時間で約200万人が利用を開始しており、現在、登録者が世界中で3000万人を超えたと発表しています。(参考記事:Yahoo!ニュース

■ Threads(スレッズ)について
・Instagramとアカウント・フォロワー連携
・Xの仕様に近いアプリ
・画像と写真の混合投稿ができる
・ChatGPTを超える、最速でのダウンロード数
・興味関心を持つ人をフォローし会話に参加できる

今回の記事は、Metaが開発する「テキストでつながる新しいアプリ」といわれている、上記のような特徴を持つ「Threads(スレッズ)」についてご紹介していきます。

Threads(スレッズ)とは?

テキストでつながる新しいアプリ、「Threads(スレッズ)」をローンチ | Metaについて
引用:Meta 公式

Threads(スレッズ)とは、インスタグラムを運用するMeta社が新しく開発したSNSです。

Threads(スレッズ)は、マーク・ザッカーバーグCEO率いるMetaの提供で、7月5日(米国時間)に初期バージョンを発表しました。

「Instagram版X」とも呼ばれているThreads(スレッズ)は、日本で2023年7月6日(木)にローンチされています。

元々、同日の23時にリリースを予定していましたが、前倒しで朝8時に開始されました。

Threads(スレッズ)は、開始から2時間で約200万人を超え、早くも話題を集めています。(参考記事:PR TIMES

Threads(スレッズ)の意味と読み方

Threadsは、『スレッズ』と読みますが、意味は『スレッド』です。

「Thread(スレッド)」という単語は、以下のような意味があります。

「thread」という単語には、複数の意味が存在する。まず、物理的な糸や紐を指す意味で使われることがある。また、コンピューターやインターネットの世界では、掲示板やSNSでの会話の流れやつながりを表す言葉としても使用される。さらに、一連の出来事や物語の筋書きを示す際にも用いられる。

引用:Weblio 辞書 

メタ社からも「テキストで繋がる新しいアプリ」として発表しているので、友人や知人と直接つながるコミュニケーションアプリになっています。

なぜ注目されている?

そもそもThreads(スレッズ)は、なぜこんなにも注目を集めているのでしょうか。

各メディアからさまざまな見解はありますが、Instagramではなく「Xの閲覧制限」が関係していることが考えられます。

バージョンアップが頻発するXでは、2023年7月1日(土)の夜頃から、API呼び出しの回数制限を超えたというメッセージが表示され、ツイートが表示されなくなり話題となりました。

そのため、X上で2023年7月2日の朝に「X改悪」というキーワードがトレンド入りしてしまうほどです。(参考記事:Yahoo!ニュース

閲覧制限は、認証済みアカウントで1日10,000件、未認証アカウントで1日1,000件、未認証の新規アカウントで1日500件の閲覧制限を設けていました。(現時点では、制限は緩和されています。)

このようなタイミングでリリースされたThreads(スレッズ)は、多くのユーザーにとってXの代わりになるSNSとも言われています。

Threads(スレッズ)登録の仕方

ここからは、Threads(スレッズ)の登録の仕方をご紹介していきます。

Threads(スレッズ)をダウンロード

Threads(スレッズ)をダウンロード

Threads(スレッズ)は、AndroidとiOSのアプリが提供されています。

まずは、Google Playストアまたは、App Storeから「Threads」を検索し、アプリをダウンロードしましょう。

Instagram(インスタグラム)のアカウントを選択|連携させる

Instagram(インスタグラム)のアカウントを選択|連携させる

次は、Instagram(インスタグラム)のアカウントを選択する画面に移ります。

Instagramで元々ログインしているアカウントが優先的に表示されます。

また、2023年7月8日時点では、Instagramの連携がないと登録が出来ない仕様になっています。

Instagram(インスタグラム)のアカウントを選択|連携させる

別アカウントを使用したい場合は、画面下部(赤枠)を選択し、使用したいアカウントを選定しましょう。

プロフィールをインポート

プロフィールをインポート

次に、プロフィールを設定しましょう。

プロフィール設定画面に移ってから自分で入力することもできますが、Instagramからワンタップでそのままインポートができます。

プライバシーの設定

次は、プライバシーの設定画面に移ります。お好みで「非公開」「公開」か設定しましょう。

自身のプロフィールを非公開にできる他、メンションできる人を「全員」「フォローしている人」「許可しない」から選ぶことも可能です。

また、ほかのユーザーをミュートする機能、指定した言葉が含まれた投稿を非表示にする機能などあります。

アカウント設定完了

アカウント設定完了

「Threadsしくみ」という案内画面に移った後は、すぐにアカウントが登録されます。

リリースと同時に、何百万人に一斉にダウンロードされていましたが、サーバーダウンすることも無く、現時点でもスムーズに登録作業を進められます。

Threads(スレッズ)の特徴

Threads(スレッズ)は、Xと似ていると言われていますが、以下のような特徴があります。

  • Instagramとすぐに連携できる
  • 全角で文字数500文字まで投稿可能
  • 最大で10枚の画像を投稿できる
  • フォロー、フォロワーを選択できる
  • URL投稿が可能
  • プロフィールにリンクを貼れる
  • 複数アカウントを制作可能
  • 「リツート」ではなく「再投稿」
  • 非公開アカウントの返信コメントは読めない

Threads(スレッズ)の大きな特徴は、Instagramから一発で連携が可能ということです。

「Instagram版X」とも呼ばれるほどもあり、投稿のビジュアルもXに似ている仕様になっています。

XとThreads(スレッズ)との違いは?

では、XとThreads(スレッズ)との違いはなにかをご紹介します。

  X Threads
名前 匿名が多い Facebook連携が多いInstagramからの連携により実名が多い
投稿検索 ツイート内容の検索が可能 アカウントの検索のみ
拡散性 ハッシュタグの使用可能 ハッシュタグ使用不可
DM 使用可能 使用不可
料金 閲覧制限あり 完全無料
投稿文字数 280文字(半角)
X Blue加入者向け機能(4,000文字)
全角で文字数500文字
画像投稿数 4枚まで 10枚まで
動画投稿

最大140秒(2分20秒)
X Blueに加入者向け機能(最大60分)

iPhoneから5分以内
Androidから59分以内
下書き 機能あり 機能なし

Threadsの文字数は、500文字を超える場合は、別の投稿として自動的に分けられる仕様になっています。

また、2023年7月8日時点では、DMやハッシュタグ、ツイート検索等が不可になっています。

しかし、InstagramはDMやハッシュタグも使用ができるため、今後可能になることを期待されます。

まとめ|X競合アプリ「Threads」の今後の展開に期待

今回は、X競合アプリともいわれる「Threads(スレッズ)」についてご紹介しました。

今後も、ThreadsがActivityPubプロトコルと互換性を持つための取り組みに加えて、フィードに表示するおすすめコンテンツの改善や、トピックやトレンドをリアルタイムでフォローできるような検索機能など、利用者が自分の興味関心に近い投稿やクリエイターを発見しやすくなる新機能を導入する予定です。

引用:Meta HP

このように、Meta社からも新機能を導入する予定と記載があります。

Threads(スレッズ)が今後も進化し続ければ、ユーザー体験が向上し、より多くの人に愛されるSNSとなっていくでしょう。

ぜひ、今後の期待が高まるThreads(スレッズ)を一度使ってみましょう!

#Threads

最終更新日: 2025/05/14 公開日: 2023/07/08