マイケル・ガーバーから学ぶ!真の起業家として成功するためには『3つの人格』をコントロールせよ

最終更新日: 2021/07/16 公開日: 2021/06/12

起業家にとって、マーケティングを学ぶことはとても重要です。

伸びている企業の経営者は、マーケティングに関わり新しいアイディアを生み出しています。

今回は、マーケティングの人間理解について、マイケル・E・ガーバーの「3つの人格」を基に解説していきます。

マーケティングにおける人間理解の重要性

マーケティングにおいて、人間理解を深めることは大切な要素です。

人間理解は、マネジメントにおいても人生においても大切なことでもあります。

人間理解において、大事なことは3つあります

  • 機能的なマーケティング組織を作る
  • お客さまに響くメッセージを言語化する
  • 自分自身の強みを理解する

ビジネスで成果を上げるには、自分自身の強みを活かすことが1番の近道であり、これ以外にはありません。

人間理解ができていないと自分自身の強みの言語化ができず、力が発揮できず勿体ない。

強みを活かさずに苦手なことを一生懸命やってしまって、なかなか成果に繋がらないということがあります。

自分自身の強みを理解するステップとして、マイケル・ガーバーが提唱する「3つの人格」を基に考えてみましょう。

マイケル・ガーバーとは

マイケル・ガーバーは、アメリカの実業家・作家であり、スモールビジネスの経営コンサルタントです。

マイケル・ガーバーの著書『はじめの一歩を踏み出そう』は世界的にベストセラーとなり一躍有名になりました。

この著書では、スモールビジネスが成長していく過程を物語調でわかりやすく説明しています。

マイケル・ガーバーの提唱する3つの人格

マイケル・ガーバーは、著書『はじめの一歩を踏み出そう』の中で、起業家が持つべき3つの人格を提唱しています。

  • 職人、アーティスト
  • 起業家、経営者
  • マネージャー、リーダー

それぞれの人格がどのようなものなのか、解説してきます。

自分がどのタイプなのか考えながら読み進めていってみて下さい。

職人、アーティスト

職人、アーティストタイプの人が大切にしているものは、「製品の品質や仕事の質」です。

職人、アーティストタイプの行動・思考パターンとしては下記のようなことが挙げられます。

  • モノづくりや作業自体が幸せ
  • 仕事に誇りを持つ
  • 最高の仕事ができるのは自分だけ
  • 起業家、経営者タイプは、金儲けや効率しか考えていないから好きではない
  • マネージャー、リーダータイプは管理ばかりして何もできない存在(と思っている)

自分の仕事に誇りを持ち、自分で仕事をしたい実行者タイプの人が多いのが特徴です。

マイケル・バーガーは、スモールビジネスに関わるほとんど全ての人が職人、アーティストだと言っています。

起業家、経営者

起業家、経営者タイプの人が大切にしているものは、「数字や達成」です。

起業家、経営者タイプの行動・思考パターンとしては下記のようなことが挙げられます。

  • 挑戦や新しいことが大好き、朝令暮改
  • 人の管理は得意ではなく、数字やビジョンで人を動かす
  • 誰も思いつかないことや理想を追うことができるが、職人、アーティストタイプやマネージャー、リーダータイプはこのペースについていけない(と感じることがよくある)
  • 真の起業家、経営者タイプは、システム化する

このタイプは、外に向かって情報発信したり外の人と交流することが多いため、市場の変化を敏感に感じ取れます。

変化に敏感なため、企業の進む方向性が違うなと思ったらすぐに変えられる力を持っています。

起業家、経営者タイプが組織の中にいないと、企業は変化せずに今までと同じことを繰り返し続けて衰退していく可能性があります。

組織に対して変化を起こして揺り動かす、組織の刺激剤として極めて重要なポジションを担っています。

一方で、起業家、経営者タイプは管理が得意でなく、得意でないことは人に任せて常に新しいことに挑戦してきます。

ストレートにものを言ってしまうタイプの人が多く、悪気なく人を傷つけてしまっていることもあるので注意が必要です。

マネージャー、リーダー

マネージャー、リーダータイプの人が大切にしているのは「人や人間性」です。

マネージャー、リーダータイプの行動・思考パターンとしては下記のようなことが挙げられます。

  • 計画や管理が得意
  • 現実的に物事を推進する力がある
  • 人とコミュニケーションを取りながら、うまく合意形成を促進できる
  • 職人、アーティストタイプの人を上手く動かすことで力を発揮する
  • 起業家、リーダータイプの人は、上手くいっている現状を壊そうとするので困る(と感じている)

マネージャー、リーダータイプはコミュニケーション能力が非常に高く、調整しチームを上手くまとめる力があります。

組織にこのマネージャー、リーダータイプがいないと、物事がまとまっていきません。

立てた計画をもとに職人、アーティストタイプの人を上手く動かしながら管理し進めていくことが、マネージャー、リーダータイプが1番力を発揮できる状況です。

3つの人格から考察する

3つの人格の大きな違いは、仕事を行う上でどこに焦点を当てているかです。

  • 職人、アーティスト:「現在」、目の前の仕事
  • 起業家、経営者:「未来」、ビジョンや目標
  • マネージャー、リーダー:「過去」、計画や人、人間性

それぞれ時間軸の中で、焦点を当てている点が違うため、コミュニケーションをする上では意識しておかなければいけません。

例えば、職人、アーティストタイプの人は今やらなければいけない目の前の仕事に集中したいため、それを妨げられることがストレスとなってしまいます。

一方で、起業家、経営者タイプは目標や来期の計画に常に意識が向きがちで、他の話題が頭に残らないこともしばしばあります。

また、マネージャー、リーダータイプは過去のデータから予測し、現在そして未来にどうしていくか考えています。

つまり、マネージャー、リーダータイプは過去、現在、未来を上手くつなげる役割を担っています。

3つの人格それぞれが組織にとっては必要な存在であり、なくてはならないのです。

真の起業家として成功するために

マイケル・ガーバーによると、一般的にスモールビジネスの経営者は職人、アーティストタイプが70%、起業家、経営者タイプが10%、マネージャー、リーダータイプが20%と言われています。

70%の職人、アーティストタイプの人は、仕事を全て自分でやりたがる傾向があり、人に任せることが得意ではありません。

しかし、事業を伸ばしていくためには自分で仕事をするだけではなく、ビジネスパーソンとして意識的に時間をかけるバランスを考えなければいけません。

そのため起業家が成功するためには、この3つの人格にそれぞれ均等に意識を向ける必要があります。

起業家自身が3つの人格に対して均等に意識を向けることができなければ、事業を伸ばしていくことができません。

真の起業家は、組織や仕組み、ビジネス、商品売るプロセスそのものをモデルとして、確立しシステム化することが得意だとマイケル・ガーバーは述べています。

真の起業家として成功するためには、3つの人格のうち自分の本質的な人格はどれなのか、そして他2つの人格について補完できるよう意識をすることが必要です。

まとめ

マイケル・ガーバーの提唱する「3つの人格」のうち、自分はどのタイプでどんな強みがあるのかを理解しましょう。

起業家として成功するには、「3つの人格」を理解し、自分の中で3つの人格に対して均等に意識を向けることが必要です。

自分自身の強みを理解し最大値のパフォーマンスができるよう、意識をコントロールできるようになりましょう。

最終更新日: 2021/07/16 公開日: 2021/06/12