20回も繰り返し学び、そして実行し続ける草間 淳哉氏が語る MBSの魅力や価値とは?|経営者インタビュー「飛躍の瞬間」vol.1
「絆徳の経営セミナー(MBS)」は、ビジネスの登竜門。
20回も繰り返し学び、そして実行し続ける草間 淳哉氏が語る MBSの魅力や価値とは?
草間淳哉・株式会社ウェブエイト代表取締役社長インタビュー
ブランディングウェブ戦略研究家、ブランディングウェブデザインカンパニー「ウェブエイト」代表取締役社長として活躍する草間 淳哉氏。
多忙な業務の合間を縫ってセミナーズFacebookグループ「社長の教養:朝ライブ」の水曜スピーカーも務めてくれています。
草間氏が大切にしているのは、幸せであること。
そのためにも、「日々の成長を実感する」とともに、「自分に自信を持てるようになる」ことが大事な要素になって来ると考えています。
草間氏自身が、成長と自信を持って生きる礎となっているのが、MBSでの学び。
実は、受講回数が次回で20回に到達します。そんな草間氏にMBSの魅力や価値を語ってもらいました。
(聞き手:セミナーズ編集部)
知人の勧めで講座を受講。あまりの感動で胸が震える
――そもそも、草間さんとラーニングエッジ、セミナーズとのご縁のきっかけは何だったのでしょうか。
きっかけは、セミナーズです。2008年ですね。
今から14年前に、知人から勧められて、3日間のマーケティング講座に参加したのが最初でした。
それまで、僕はマーケティングをしっかりと勉強したことがなかったので、受講できるのが本当に嬉しかったです。
実際、めちゃめちゃ感動しました。
それで、講座の最後に感想を求められた時に、緊張しながらも、自分から手を挙げて、
「僕の隣にいるこの方に誘っていただいて受講しました。もう感謝でいっぱいです。本当に素晴らしい講座でした」と泣きながらお礼を言いました。
元々、人前で話すなんてほとんどしたことがなかったのに、この時は「誰かにこの喜びを伝えなければいけない」と思いました。それくらい感動したんです。
そうしたら、「今度ジェイエイブラハム大学が始まります」という告知があり、すぐに「やります、やります」みたいな話で手を挙げました。
そこからですね。ラーニングエッジさんとべったりの人生が始まったのは。
――それ以来、草間さんはMBSを含め、ラーニングエッジのさまざまなセミナーや講座に参加いただいています。印象的なプログラムがありますか。
もう全部良かったですね。しかも、多くを1期生として参加させてもらっています。
甲乙をつけがたいのですが、ベスト3を選ぶとすると、
まずは世界No.1コーチとして有名なアンソニ―(トニー)ロビンズのDate With Destiny(DWD)2018です。
これは、ラーニングエッジ代表の清水さんのお勧めでした。衝撃的ですね。
この時は日本から23名が参加しました。メンバーとはめちゃくちゃ深い絆ができましたね。
何しろ、海外での開催ですから、前後を含めると10日ほど日本を空けることになりますし、色々含めると参加費用が100万円以上も掛かります。
それが出来る人たちが集まり、すべてをさらけ出して皆で高め合っていくのですから。毎日のセミナーが終わった後には、そのまま食事に行ったり、深夜まで飲んだりと楽しいし、充実していました。おかげで2年連続で行きました。
次が、一番最初に受講した3日間のマーケティング講座です。
もう一つ挙げるとすれば、全国の講師・コンサルタント・専門家を養成する「セミナーズ認定トレーナープログラム」です。
ここでは、ラーニングエッジさんが今後どういうビジネスモデルを思い描いているかも全部教えてもらいました。同士として何を一緒にやっていくのかが見えたのが、大きかったです。
MBSを20回も受講。それでも、毎回新たな気付きを得る
――草間さんは、MBSを20回も受講してくださっています。その理由は何でしょうか。
理由は3つあります。
まず一つ目は、やはり毎回新たなテーマを持って入っているからです。
一番最初に目的を定めるじゃないですか。「今回はこれを広げる」とか。
だから毎回新たな気づきがあります。「これをやろう」「あれをやろう」となります。
確かに、内容はもう大体インプットしています。むしろ、それを聞きながらビジネスに注ぎ込む3日間が大事なんです。
「MBSは戦略会議だ」と良く言われるじゃないですか。まさに、そういう場として僕は捉えています。
ウェブエイトのスタッフも一気に七、八人ぐらいが受講しますが、そこで戦略会議を行っています。
自分1人の時でも自分にとっての戦略会議として使っているというのがまず一つです。
なかなか、3日間を戦略会議で空けるのは難しいじゃないですか。ここに来ることで、それができます。
二つ目は、新たな顧客との出会いです。
ラーニングエッジさんもそうですが、Webやブランディングとなると、皆さん僕に繋げてくれます。
登壇もしているし、ここで学ばれてる人たちだから、そして既に僕のことを信頼してくれている人たちだからなのでしょう。
結果的に、ラーニングエッジさんからのご紹介が結構多かったです。
三つ目は、夜の交流会が楽しいからです。
常連のメンバーがいて、僕らは「どうやっても断れない飲み会」というネーミングで呼んでいます。
もうこの人たちがいるなら、めちゃくちゃ飲みにいきたい。絶対に断りたくないみたいな集まりです。
それ以外にも、MBSを受講した人たちとの繋がりもあります。もう、期間中は毎晩です。二日酔いで受講したなんて言うのも数え切れないくらいありました。
SE時代は残業200時間。それでも、仕事は面白かった
――交流が広がる・深まるのは良いですよね。ここからは、草間さんの今のご活躍に至るまでのお話をお伺いさせてください。まずは、ソフトウェア開発会社でシステムエンジニアとして働かれたとお聞きしています。
そうです。当時は、ブラック企業という言葉もありませんでした。残業が月に200時間を超えるなんて珍しくなかったです。
毎日徹夜して、会社の椅子で寝るみたいなことを皆が普通にしていました。土日だけ「朝10時の出勤でOK」と言われていて、週末が来ると嬉しくてたまりませんでした。
でも、仕事は面白かったですね。先輩たちが大好きでしたので、夜遅くからでも一緒に飲みに行っていました。
皆で頑張って何とか作り上げていくと言う雰囲気も好きでした。ただ、身体はボロボロでしたね。
血便が出た話を先輩にしたら、「お前もようやく仲間入りだな」と言われた時には驚いてしまいました。皆、そんな経験をしているんだと初めて知りました。
――3年目には、プロジェクトリーダーを任されたんですよね。
任されると言うか、とにかく「やってみろ」みたいな感じでした。
15人ぐらいのメンバーを率いて、設計やプログラミングを行っていました。
会社は松本にあったのですが、大阪とかにも良く出張していました。結構頑張っていたので、「お前は将来この会社の社長になれる」とか言ってもらうこともありましたね。
ずっとこの仕事を続けて行こうと思っていたのですが、さすがに身体が持ちませんでした。辛かったです。
実は、僕は元々、重度の睡眠障害なので寝ないと脳が回りません。
それに、課長と飲んだ時に給料を聞いたら、僕とそれほど変わらなかったんです。確か、3万とか4万円の違いでした。
「10年間働いてもこんなものか」。それなら、早めに仕事を変えた方が良いと思い、辞めることにしました。
――システム開発会社を退職した後に、どちらに転職されたのですか。
医療系・福祉系の仕事に就きたいとなんとなく思い、友人のお父さんが経営している医療機器販売会社に営業として勤務しました。
その友人は、継ぐ気がないというので、ならば僕が社長候補として入ることにしたんです。
この会社では仕事は定時まで。「こんな世界があるのか」という感じでした。
販売する相手は、おじいちゃんやおばあちゃんです。
実際には、売るというよりも、一緒にお茶を飲みながら、愚痴を聞いてあげる役割。
最後に、「良かったら、この医療機器を試しに2週間ほど付けてみませんか」と提案するだけでした。
それで、大体は買ってもらえていました。いわゆる、寄り添う営業をここで身に付けることができた気がします。
生活苦から抜け出したい一心で、Webマーケティングの世界へ
――Webマーケティングへの入り口は、生活苦から抜け出すために始めた副業であったそうですね。こちらは、いつ頃のお話しですか。
医療機器営業の頃です。
SEの時には、30時間とか40時間ぐらいは残業時間として付けていたので、月に40万円ぐらいはもらっていました。
それが、医療機器販売会社に転職してからは、残業が一切なし。どんなに売ってもインセンティブはなかったので手取りが13万円ほどしかありませんでした。
色々きり詰めても赤字でしたね。
「これは何とかしなくてはいけない」ということで始めたのが、物販アフィリエイトでした。
特定の商品やサービスを自分のブログやサイトで紹介して、売れたら報酬をもらえると言う仕組みでした。
最初はやり方がわからないので、とにかく勉強・実践の連続。毎日深夜2時、3時まで悪戦苦闘していました。
3カ月続けましたが、収益はゼロ。
「騙されているのでは」と思いながらも続けていたら、4カ月目に遂に1,242円が入金され、そこからは月に1万、2万と増えていき、気付いたら100万円を超えていました。
もう、「これだ」と決めて、ひたすらマッシブアクション、大量行動を続けました。
企業から個人までのブランディングを幅広く支援
――28歳でWebコンサルタントとして独立され、さらに起業もされました。その経緯をお聞かせいただけますか。
アフィリエイトは一人で黙々と作業をするので、自分の性格とは合わないんです。
ならば、Webの知識を活かして企業のサポートをした方が面白いと思い、フリーのコンサルタントになりました。
地元・松本界隈のアパレル屋さんや蕎麦屋さんなどをお客様として、完全成果報酬型でのSEO対策サービスを提供しました。
仕事を進めていく中で、「Webサイトも作ってほしい」という依頼もあり、Webデザイナーを迎え入れて2008年に立ち上げた会社が、ウェブエイトです。
ただ、ホームページを制作する目的は売上を上げることなので、マーケティングやブランディングまでを含めてWebデザインを支援していく必要があります。
7、8年ほど掛けて、単なるWebデザイン会社からブランディングWebデザインカンパニーへと進化していきました。
――これから先の方向性はいかがですか。
今は法人向けだけでなく、個人向け・起業家向けでもブランディングに加え、マーケティングやビジネス全般をサポートさせていただいています。
具体的には、ビジネス・サクセス・セミナー(BSS)を2日間のコースとして行っていたり、
BREATH(息をするようにサクセスしようという意味から)という個人事業主向けのサービスやサブスク型で主にSNSでの集客方法を学ぶスクール、
他にも僕が伴走して6ヶ月で年商2000万超え起業家に導いていくコンサルティングサービスの草間・マスターマインド・ギルド(KMG)も展開しています。
いずれの事業も、コロナ禍になってから急速に伸びつつあります。MBSを受講された方も、僕のサービスをかなり受けてくれていますね。
まずは「朝ライブ」から。さらに学びを深めたいならMBS
――これもお聞きして良いですか。現在経営に苦しんでる経営者の方に言葉をかけるとしたら、草間さんはどのような言葉をかけますか。
ビジネスが上手くいくためには基礎体力や基礎筋力が欠かせません。スポーツと同様です。
それらに加えて専門スキルがあるから活躍できます。
ビジネスも全く同じで、専門スキルだけだと活躍できないんです。
基礎体力となるのが、マーケティングやリーダーシップ、マネジメントの知識であり、スキルです。
それらは、どの業種業態であっても必須になってきます。それらがないと、幾らコーチングスキルが高いといってもダメなんです。
言ってみれば、めちゃめちゃ美味しいレストランが、絶対流行っているってわけじゃないですよね。
自社の商品やサービスがより多くの人たちに広まっていく、そして活用していただくためにも土台となるものを身に付けないといけません。
そのためにも、登竜門となるMBSを受けたら良いと思います。
――草間さんには、現在セミナーズFacebookグループ「社長の教養:朝ライブ」の水曜スピーカーも務めていただいています。本当にありがたいです。
清水さんの熱い思いで「やろうよ」とお誘いを受け、「それはもうぜひ一緒に盛り上げましょう!」ということで参加させてもらいました。
正直言って最初に思っていたよりも大変でしたね。大変ですが、それ以上にやりがいと面白さが勝っています。
それに、僕自身がラーニングエッジさんのファンでもありますしね。それもあって、一緒に登りたいなということで、挑戦させていただけているのが一番活力になっています。
ただ、毎週なのでネタが枯渇してきます。それはそれで大変です。楽しい挑戦でもあるし、自分自身の成長にもなるので、喜んでやっています。
今でもそうですが、「社長の教養:朝ライブ」に出演している人というのが、自分のブランド価値になります。
僕もブランディングやマーケティング、そしてビジネス全般のサポートを手掛けているので、新たな案件へとつながったりしています。
――水曜日はマーケティングをガッツリ学べます。本当にお得ですし、「助かった」と思ってる人がいっぱいいると思います。
ありがとうございます。当然ながら、ラーニングエッジさんのブランドを崩さないようにしているものの、僕のモットーは「ひたすら楽しく優しく分かりやすく」なんですよね。
と言って、軽い内容にはできないので、久々にコトラーの著書を引っ張り出してきて、もう1回読み直したりしています。
そのエッセンスを織り交ぜながら、僕流の伝え方を工夫し、真面目な話をちょっと面白おかしくするようにしています。
――まだ、「社長の教養:朝ライブ」を知らない経営者の方に魅力を伝えるとしたら、どのように伝えますか。
「本当に損をしていますよ」と言ってあげたいです。
もう一度見たら、誰であってもびっくりしてしまいますよ。「これって本当に無料で良いのですか」という話になります。
間違いなく、感謝されると思います。どの回も素晴らしいですよね。
だから、僕もこのまま無料を続けて良いのかなと思っているところです。
良いものは良い。今すぐにでも味わってもらいたい
――ありがとうございます。「社長の教養:朝ライブ」をご覧いただいて、ビジネスパースンやビジネスリーダー、経営者には元気になっていただきたいですし、MBSでさらに学びを深めてもらいたいと思っています。
最後に、MBSの受講を迷っている方、まだMBSを知らない方に向けて、MBSの魅力を伝えるとしたら、どのように伝えますか。
僕は、2008年に3日間のマーケティング講座を受けたことをきっかけに、どんどん変わっていきました。
やはり、良いものは良いんですよ。要は、コンフォートゾーンの話だと思います。そこに手を出すとか、チャレンジするとか、受講して、しかも3日間丸々空けなければいけないとなると、人によってはハードルが高いと思ってしまいます。
でも、繰り返しますが、良いものは良いので、やはり味わっておいた方がいいんです。
僕も、もしあの時味わわなかったら、今どうなっていたのかと思いますよ。
僕は、知人からたまたま一番最初に紹介され、受講した本格的かつ高額な講座がラーニングエッジさんだったから良かったです。
そこで、外れた人たちがいっぱいいますからね。
ただ、いずれにしても学び続けて、そして実行し続けて力にしていかなければいけないものです。
もう、ビジネスの基礎スキルですからね。どの業種業態であっても、登竜門なので遅かれ早かれ身につけないとビジネスが上手く行きません。
だったら、いつ受けるのが最善かという話ですよ。今しかありません。
人生の登竜門で言ったらDWD、マーケティングの登竜門はMBS。
これからのラーニングエッジさんのビジョンは、そうなっていくのではないでしょうか。
僕はコンサルティングをさせていただいているクライアントにも「一緒にMBSに行こう」と呼びかけているくらいです。
今で言ったら、リーダーシップUS4とかまで行っている人もいますからね。
皆さん、「誘ってくれてありがとう」と言ってくれます。それがたまらなく嬉しいんですよね。
――草間さん、本日は誠にありがとうございました。 MBS等のビジネスの学びで仕事が拡大し、多くの企業の方のコンサルティングもされていて、 ご多忙なところ、朝ライブのご登壇も頂きありがとうございます。 MBS20回記念は、是非お祝いしましょう。 これからも引き続き、宜しくお願いいたします!
「絆徳(ばんとく)の経営スクール(MBS)」は、中小企業経営者に必要なマーケティングの知識や考え方などが体系的に学べるセミナーです。
「絆徳(ばんとく)」とは「あなたがよいことをするので、ずっと一緒にいられる関係性」という意味です。
自らが顧客にとって「よいこと」をすれば、顧客は自社のファンになってくれるでしょう。
そして自社の売上が上がります。
自社の利益だけを追及するのではなく、社会性・理念と経済合理性を矛盾なく両立させることが絆徳経営です。
セミナーでは実際に自社ビジネスに活用できる実践的スキルや、マーケティングによってビジネスを拡大した成功事例を学べます。
自社だけが良いのではなく、顧客や社会にとっても良いビジネスをするために「三方よしのマーケティング」をぜひ学んでください。