- どうやってチームメンバーのモチベーションを保てばいい?
- チームで目標を達成するにはどうやるの?
- どうすれば一体感のあるチームを作れる?
チームビルディングとは、
- メンバーを集め
- チームメンバーの能力を引き出し
- 目標を達成できるチームを作る
ということです。
しかし、様々なタイプの人が集まるチームをまとめて、成果を出すのは難しいと感じるマネージャーもいるでしょう。
このような悩みを持つ人にぜひ読んでもらいたい本を15冊紹介します。
チームビルディングが学べるおすすめの本
チームビルディングの本には様々な種類があるので、
- チームビルディングの基礎を学べる本
- より良いチームの作り方が学べる本
- 実際の企業の例からチームビルディングを学べる本
の3タイプに分けて紹介します。
チームビルディングの基礎を学べる本5選
これからチームをまとめることになった新任マネージャーや、初めてチームビルディングを学ぶ人におすすめの本を4冊紹介します。
『中小企業の退職者撲滅法!! 不機嫌な職場を上機嫌な職場に変える! 楽習チームビルディング』
社員が退職してしまうと、その都度採用し、教育しなければなりません。
この本では、退職者を減らすために「上機嫌な職場」に変えるためのチームビルディング法である「楽習ビルディング」を実践できるノウハウがたっぷりと書かれています。
マネージャーだけでなく、チームメンバーにも読んでもらいたい1冊です。
> 中小企業の退職者撲滅法!! 不機嫌な職場を上機嫌な職場に変える! 楽習チームビルディング
『チーム・ビルディング 人と人を「つなぐ」技法』
- チームとは何か
- チームビルディングが必要な理由
- チームに必要な要素
など、チームビルディングの基本がまとめられています。
チームメンバーがコミュニケーションをとりやすい環境にするためのアイスブレイクや、チームワークを形成するためのテクニックなどが多く掲載されており、実践でも役立つでしょう。
新しくマネージャーやリーダーになった人におすすめの本です。
『20名の組織を任されたリーダーへ!これ一冊ですぐに結果を出せる チームビルディング【MB動き出せる本シリーズ】』
この本は、リーダーやマネージャーになりたての人の悩みを解決するために書かれました。
メンバーを導くためには信念が必要という点や、メンバー一人ひとりを尊重することなど、著者の実体験に基づいたチームビルディング成功のマインドとノウハウがわかりやすく書かれているため、すぐに実践ができるでしょう。
チームビルディングの本選びに迷ったら、まずこの本から読むことをおすすめします。
> 20名の組織を任されたリーダーへ!これ一冊ですぐに結果を出せる チームビルディング【MB動き出せる本シリーズ】
『斉藤秀樹の最強組織を創るチームビルディング術課長塾 チーム創り課 (日経BPムック 課長の実学シリーズ) 』
このムックは、「ビジネス・チームビルディング」コンサルティングの第一人者として有名な斉藤秀樹さんが、チームビルディングのノウハウを解説している本です。
チーム力チェックテストで客観的に自分のチームの状態を確認し、「チーム変容のための8つの実践ステップ」で即実践することで、成果を出せるチームに育てられるようになっています。
「課長塾」となっていますが、課長以外のリーダー格の人や社長でも役に立つ内容です。
> 斉藤秀樹の最強組織を創るチームビルディング術課長塾 チーム創り課 (日経BPムック 課長の実学シリーズ)
より良いチームの作り方が学べる本5選
チームの作り方に特化した書籍を5冊紹介します。
それぞれの本に書かれているノウハウに特徴があるため、自社に合うチームビルディングの方法が見つかるでしょう。
『チームが機能するとはどういうことか~「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ~』
インターネットが世界中で普及した現代では、どこにいてもチームの一員として働くことができるようになっています。一時的にチームメンバーに加わる人もいるでしょう。
そのような一時的に結びつくチームは、同じ場所にいて集団となるチームとは、コミュニケーションの取り方も仕事の仕方も違います。
現代のチーム作りについて「チーミング」という働き方をもとに、学習し、実行する力を持つチームの作り方がわかります。
> チームが機能するとはどういうことか~「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ~
『あなたのチームは、機能してますか?』
この本は、業績不振にあえぐベンチャー企業を新しく就任したCEOが活気あふれるチームへと変えていくストーリーから、チームビルディングのプロセスやノウハウを学べる小説形式のビジネス本です。
機能しているチームでは、チームメンバーが互いに信頼し合い、全員が責任感を持って業務を行っています。衝突し合うことがあっても、目標達成のためや、全員の向上のためで、腹を割って話せる信頼関係が重要です。
登場人物に感情移入して読むことで、実際に似たような状況に陥ったときにどうすれば良いのかが理解しやすくなるでしょう。
『DREAM WORKPLACE――だれもが「最高の自分」になれる組織をつくる』
人々から働きたいと選ばれる職場とはどういう組織なのかを「DREAMS」にまとめた6つの言葉で解説しています。
選ばれる組織の特徴である「DREAMS」を構成する言葉とは、以下の6つです。
- Difference(メンバーがありのままでいられる場所であること)
- Radical honesty(メンバーが正直であること)
- Extra Value(メンバー各自の個性を伸ばし、成長させてくれること)
- Authenticity(メンバーが誇りに思えること)
- Meaning(意義のある仕事ができること)
- Simple rules(複雑で納得できないルールに縛られることなく働けること)
マネージャーやリーダー格にある人だけでなく、チームメンバーも読めば、自分の組織について前向きに考えるきっかけになる1冊です。
> DREAM WORKPLACE――だれもが「最高の自分」になれる組織をつくる
『ザ・ドリーム・マネジャー モチベーションがみるみる上がる「夢」のマネジメント』
「ドリーム・マネジャー」とは、部下の夢を理解し、実現できるように後押しする上司のことです。
この本を読めば「あなたはなぜ働くのか?」という根本的な理由や自身の夢を思い出させてくれるでしょう。
フィクションのストーリーパートで、夢を持ち、他人の夢を応援することの大切さが表現され、後半には一人ひとりに合わせた援助をする実践例などが解説されています。
この本をきっかけに、部下や同僚の夢を聞いてみてください。意外な一面を知ることができるかもしれません。
> ザ・ドリーム・マネジャー モチベーションがみるみる上がる「夢」のマネジメント
『みんな違う。 それでも、チームで仕事を進めるために大切なこと』
この本を読むと、アドラー心理学に基づいたリーダー像とチームの作り方がわかります。
アドラー心理学とは「人間関係は横の関係であり、建設的な視点や共同体を大事にする」という考えの心理学。コンセプトの「リーダーは、裁かないでいい。正さないでいい。引っ張らないでいい。」の基盤となっています。
「チームのために自分は何ができるのか」を考えるきっかけとなる本でしょう。
> みんな違う。 それでも、チームで仕事を進めるために大切なこと
実際の企業の例からチームビルディングを学べる本5選
チームビルディングに成功している企業の経営者や管理者が著した本もあります。
実際の企業の例が詳しくわかるので、自社で真似できる所はないか考えながら読んでみましょう。
『ピクサー流創造するちから―小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法』
著者のエド・キャットムルは、ピクサー・アニメーション・スタジオの共同創設者の1人です。
ピクサーと言えば、『トイ・ストーリー』や『ファインディング・ニモ』など、多くのヒット作が思い浮かびます。それらの作品の陰には、才能だけでなく多くの努力が積み重ねられていました。
ピクサーを率いてきたエド・キャットムルが、今に成功に至るまでに繰り返してきた失敗と立ち直りを知ることで、リーダー像を知ることができます。
誰もが知る企業の裏側が書かれているので、興味を持って読みやすい1冊です。
> ピクサー流創造するちから―小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法
『How Google Works: 私たちの働き方とマネジメント』
この本はGoogleの中枢を担っている4人が、Googleの働き方、マネジメントなどを語ったものです。
スマート・クリエイティブ(高度で多彩な能力を持ち、新しいアイデアを積極的に試す従業員)にとって魅力的な企業になるために、Googleがどのような労働環境を作っているかがわかります。
例えば、リーダーは最初に意見を言ってはいけないことやゴミ拾いをすることなど、具体的な行動が示されており、Googleのような大企業でなくても実践できることが満載です。
> How Google Works: 私たちの働き方とマネジメント
『Team Geek―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか』
この本は、どんな仕事をしている人であってもチームに所属しているなら、チームの目標達成のために協力し合うことが重要だと説いています。
著者はGoogleのエンジニアリングチームを管理している2人で、Googleのチームの作り方やリーダーの考え方が語られています。
Googleは技術やスキルを重要視しているのではなく、重視するのは人間であり、チームであることがよくわかる内容で、エンジニアでなくてもチーム作りのコツがわかるでしょう。
> Team Geek―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか
『チームのことだけ、考えた。』
ソフトウェア開発会社サイボウズは、多様な人事制度があることで有名な会社です。
社員が100人いれば100通りの人事制度をつくるという発想に至ったサイボウズの歴史や青野社長の考えが満載の一冊。なぜその制度があるのか、今までの常識は正解か、などを考えさせられる内容です。
自由な働き方とは何かを深く知ることができ、上司と部下、お互いの立場を理解するきっかけになるでしょう。
『ジョイ・インク 役職も部署もない全員主役のマネジメント』
アメリカでもっとも幸せな職場と言われるメンロー・イノベーションズのCEOであるリチャード・シェリダンが、幸せな職場をつくる思考やノウハウを紹介する本です。
昔から続く凝り固まった組織にいると、変化を恐れてすぐに受け入れられないこともありますが、この本はすぐに行動し、喜びのある仕事をするための参考にできます。
『社員の力で最高のチームをつくる――〈新版〉1分間エンパワーメント』
この本の監訳者である星野佳路さんは、星野リゾートの社長。ケン・ブランチャードのエンパワーメント理論を取り入れ、旅館やホテルを再生することに成功しています。
エンパワーメント理論とは、各社員の能力を活かすことで組織の力も最大限に発揮されるというものです。
ストーリー形式で話が進むため、自分のチームではどうかと考えながら読み進められるでしょう。
あとがきには星野リゾートの実例が書かれているため、日本企業での組織改革を進める際のノウハウもわかります。
> 社員の力で最高のチームをつくる――〈新版〉1分間エンパワーメント
チームビルディングは本で学んで実践するのが大事
チームビルディングを学ぶ際におすすめの本を15冊紹介しました。
企業が発展するためには、個々人の力が必要です。チームはメンバーの力を引き出すための環境と言えます。
チームが悪ければメンバーは力を発揮せず、売り上げは上がりません。
逆に、チームがうまくメンバーの能力を引き出すことができれば、目標の達成も可能となります。
チームビルディングは自社を発展させるために大事なものです。ぜひ読書で知識やノウハウを吸収してください。
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