イチロー選手には「チャンスは全力で取れるときに取らないといけません」「どうやって、ヒットを打ったのかが問題です。たまたま出たヒットではなにも得られません」など多くの名言があります。
それは人々の胸を打ち、名言として繰り返し多くの人が語るまでになりました。
イチロー選手の言葉は野球に絡めた話が多いですが、現代人に当てはめて解釈できるものばかり。
驚異的な人気の裏付けとして、イチロー選手のストイックな人間性と合わせて言葉も愛されているといえます。
イチロー選手の言葉にはどのようなものがあるのか、この記事では、ビジネスマインドにも繋がる名言を紹介します。
イチロー選手の名言20選
イチロー選手の名言はインタビューや記者会見だけでなく、ファンとの交流でも生まれています。
多数の名言がありますが、ここでは20の言葉を厳選しました。
イチロー選手の言葉―努力編
イチロー選手は努力の天才と呼ばれています。
子供の頃から努力を積み重ねていったことで、数々の記録を打ち立てていきました。
イチロー選手の努力に関する発言は、ビジネスにも応用できる言葉ですので、ぜひ心にとめておきましょう。
1.「小さいことを積み重ねる事が、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。」
2004年に、イチロー選手がメジャーリーグの年間安打記録を破ったときの記者会見で話された言葉です。
イチロー選手は子供の頃から素振りやストレッチなどの基礎練習を続け、アメリカに渡った後もずっと欠かさなかったそうです。
結果が出なくてもコツコツと努力をし続けることこそが、大きな成果につながると、イチロー選手は自らの行動によって証明しました。
2.「結果が出ない時、どういう自分でいられるか。決して諦めない姿勢が、何かを生み出すきっかけをつくる。」
2005年にシーズン200本安打を達成した試合後のインタビューで語った言葉です。
ビジネスで結果が出ないこともあるでしょう。特に、起業し始めたときや、新しい部署に配属されたときなどは、最初は結果が出づらいものです。
もう辞めたいと思っても諦めずに努力し続けると、結果・成果を生み出すことに繋がります。
2005年前半のイチロー選手はスランプでヒットを打てていませんでしたが、それでも200本安打を達成しました。
このことからも、諦めず努力し続ける姿勢の大切さがわかります。
3.「手抜きをして存在できるものが成立することがおかしい。」
手抜きをした仕事に満足できる顧客はいるでしょうか。
手抜きをするような人や会社は、いずれ信頼をなくし、淘汰されていくでしょう。
この言葉から、毎日精いっぱい仕事をすることで、周囲に認められ地位を盤石なものにしていくのだとわかります。
4.「努力せずに何かできるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうじゃない。努力した結果、何かができるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうだと思う。人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです。」
成功者は「天才」と言われがちですが、実はその裏で血がにじむような努力を続けています。
例えば、ヒット商品が世に出るまで何度も試作品をつくり、分析・改善を繰り返しています。
でも、消費者が知っているのはヒット商品の部分のみではないでしょうか。
ビジネスで成功するなら、誰も見ていないところでこそ、努力しなければならないということです。
5.「壁というのは、できる人にしかやってこない。超えられる可能性がある人にしかやってこない。だから、壁がある時はチャンスだと思っている。」
壁は誰にでも訪れるのではなく、日々挑戦や努力をしている人にしか現れないということです。
挑戦や努力をしていない人は、壁に気づきません。なぜなら、成長の意欲がないからです。
目標を設定し、達成するために行動していれば、いつか達成を阻む壁が現れます。
しかし、目標が明確であれば、達成を阻む原因を突き止め、行動や思考を改善することができるでしょう。
そして、壁を超えられるのです。
イチロー選手の言葉―マインド編
イチロー選手は自分の軸を持ち、発言されていました。
マインド論は抽象的な話になりがちですが、イチロー選手の経験から発せられた言葉は多くの人々の心に刺さるものになっています。
1.「考える労力を惜しむと前に進むことを止めてしまうことになります。」
2004年のシーズンが終わった後に語った言葉です。
ただ練習するだけでは野球はうまくならず、練習と思考が合わさったときに成長します。
商品を販売した後に分析し、分析結果をもとに改善策を考え、実行しなければ、商品をより多く販売することはできません。
ビジネスにも思考が必要だと気づかせてくれる言葉です。
2.「何かをしようとした時、失敗を恐れないでやってください。失敗して負けてしまったら、その理由を考えて反省してください。必ず将来の役に立つと思います。」
2003年4月にイチロー選手がアメリカの小学校を訪問したときに、生徒たちに向けて話した言葉です。
失敗には必ず理由があります。失敗した理由を考えれば、次に同じ失敗を繰り返さずに済むはずです。
失敗を避けようとしがちですが、失敗は成功に繋がるものと考えて、挑戦していくことが大切だとわかります。
3.「自分の思ったことをやりつづけることに後悔がありません。もしそれで失敗したとしても後悔は絶対にないはずですから。」
2002年11月に、イチロー選手が野球少年たちを前にして語った言葉です。
他人の意見に左右されずに、自分の意思でやり続けることは、失敗しても後悔しないという内容です。
新しいプロジェクトを立ち上げるとき、起業するときなど、自分がやりたいことをするために、一歩を踏み出します。
しかし、それが他人の意見に流されたものだとすれば、失敗したときには他人の責任にして、「自分はこんなことしたくなかったのだ」と後悔するのではないでしょうか。
重要な局面であればあるほど、自分の思いを大事に選択をしていきましょう。
4.「自分が見えていない経験からは、客観的に自分を見なければいけないという結論に達したのです。地に足がついているかどうか、ちゃんと見ていなければなりません。」
2004年にイチロー選手がファンに向けて語った言葉です。
ビジネスで成功すると、気持ちが大きくなり、地に足をつけた仕事から離れてしまうかもしれません。
どんな時でも客観的に自分を見て、堅実で丁寧な仕事ぶりでいることが必要です。
5.「プロ野球に入るときもアメリカに来るときも『お前にはできない。やめたほうがいい。』と言われましたが、もし、そんな声に出会っても、そんな声を聞く必要はありません。」
2003年、イチロー選手がアメリカの小学生に向けた言葉です。
これから起業をしよう、事業を拡大しようとすれば、必ず誰かが引き止めようとするでしょう。
相手は思いやりで引き止めているかもしれませんが、相手が自分の未来に責任を持ってくれるわけではありません。
そのため、自分が決めたことについて否定的な意見を言われても、気にする必要はないということです。
6.「チャンスは全力で取れるときに取らないといけません。」
2002年にイチロー選手が走者一掃タイムリーを打った後に話した言葉です。
チャンスはいつ来るかわかりません。
チャンスが来た時にはそれを必ず掴むという意欲と、チャンスが来た時に慌てないように日ごろからの準備が必要です。
17「完璧にはなれないとわかっていますが、それに向かっていこうと思うのが、野球選手だと思います。」
2004年に来季の目標を聞かれたときに話した言葉です。
人間は野球選手でなくても完璧にはなれません。そして、完璧に近づこうと努力することは誰でも可能です。
完璧にはなれないとわかっているからこそ、リスクヘッジをしたり、分析・改善を繰り返したりして、会社を成長させていくのではないでしょうか。
8.「選手である以上、プレッシャーは感じていたいと思います。プラスにするもマイナスにするも自分次第です。プレッシャーのない選手でいたいとは思いません。」
2002年にイチロー選手がインタビューに答えた際に出た言葉です。
会社を経営していると、社員とその家族の生活を背負っているというプレッシャーを感じます。
もしプレッシャーを感じないのであれば、会社経営に対する責任感がないということになります。
会社を良くするのも悪くするのも、経営者である自分次第。だからこそ、プレッシャーを感じるのです。
イチロー選手の言葉―技術編
イチロー選手は走攻守すべてが素晴らしい選手ですが、自身の野球技術に関する考えも伝えてくれています。
どの言葉もイチロー選手の野球についての意識の高さがわかりますが、ビジネスに変換することも可能です。
1.「どうやって、ヒットを打ったのかが問題です。たまたま出たヒットではなにも得られません。」
2002年のインタビューで、首位打者をキープし続けていたころを振り返って話した言葉です。
結果をクローズアップしがちですが、その結果に至るまでの過程や方法を理解することの大切さを説いています。
良い結果が伴わなければ意味がないと考えるかもしれませんが、その方法がわかっていなければ、良い結果を繰り返すことができません。
成長するためには、運ではなく自分の行動を見つめ直す必要があります。
2.「自分のプレイに驚きはありません。プレイそのものは自分の力の範囲内です。」
2001年にイチロー選手がMVPを受賞したときの言葉です。
日々の練習の結果が、自分のプレイとして現れたものであり、それ以上でも以下でもないということです。
ビジネスでも同じことが言えるのではないでしょうか。
毎日試行錯誤をして真剣に取り組んでいれば、その結果が現れますが、怠けてしまえば同じ結果には絶対になりません。
売り上げは日々の努力に伴っているのです。
3.「僕はいつも一生懸命プレーしていますが、今日はよい結果が出なかった。でも、だからといって後悔もしていないし、恥ずかしいとも思っていません。なぜなら、できる限りの努力をしたからです。」
ビジネスには数字という結果を追い求める必要があります。
営業先でプロジェクトを獲得できなかったという結果があったとしても、その結果だけを見ていてはいけません。
営業担当者は万全の準備をし、相手先に心のこもった提案をしても、他社の商品の方が何倍もハイレベルだったなど、断られる原因は多々あります。
もし良い結果を得られなくても、自分が十分に努力していたならば、胸を張っていられますし、上司はその努力を褒めるべきでしょう。
4.「求めるのはフォームではなく技術です。技術をどれだけ磨くことができるか、どれだけ技術を完成できるかどうかが大事なのではないでしょうか。」
2004年のシーズンが終わった時に話した言葉です。
バッティングフォームが美しくても、技術が伴っていなければボールを打つことはできません。
外見よりも中身が大事で、どんなに外見が素晴らしくても中身が伴っていなければ価値が下がってしまいかねないということです。
2007年の船場吉兆による食材の産地や賞味期限の偽装や、2013年に多くの高級ホテルが産地や食品名の偽装していたことなど、食品偽装で窮地に陥いる企業がありました。
このような事例も、中身ではなく食品のブランド名だけを重視していた結果、生まれたものだといえるでしょう。
見た目ではなく、本質的に良いものを生み出すことが、消費者に受け入れられるとわかります。
5.「長く続く強い発見は、凡打をして、その凡打の理由がわかったときなのです。いい結果を出すにしても、やられるにしても、かならず理由があります。」
2004年1月に、イチロー選手が多くのファンに語った言葉です。
世の中に起こることにはすべて理由があります。
理由なく成功する、もしくは理由なく失敗するということはありません。
失敗の理由がわかれば、二度と同じことをしないように行動や環境を改善することができ、成功の理由がわかれば、次の事業への仮説を立てることができます。
思考停止で行動すると、せっかく得られる成果が満足に手に出来ない可能性もあります。
感覚的に取り組んでしまうのではなく、なぜそうなったのかを考えましょう。
理由を理解し分析することで、より良い結果を得ることができます。
イチロー選手の言葉―チーム編
イチロー選手は、野球というチームプレーの中で、自分自身がどうあるべきかを客観的に分析していました。
企業もチームの集合体ですので、各社員がどのようなマインドを持って業務に当たるべきかにも当てはめることができるでしょう。
1.「チームの調子が悪くても自分が崩れることは考えません。集中してやっているので、余計なことは、考えません。」
2004年5月に語った言葉です。イチロー選手が所属するシアトルマリナーズは、なかなか勝利できない状況でした。
それでも、イチロー選手はヒットを淡々と積み重ね、チームは最下位でしたが、メジャー年間最多記録262安打を樹立しました。
つまり、チーム(会社)の状態が芳しくなくても、自分のやるべきことをやるということです。
自分のやるべきことをやるのは、それだけ自分の仕事に責任を持っていると言えます。
2.「勝ち続けると、どうしても悪い部分から目を逸らしがちになっちゃうじゃないですか。そういうとき、選手は『いつか負けるんだろうなぁ』って思っているのです。でも監督はそうは思っていません。」
2002年のインタビューでの言葉です。
会社が順調に成長し、売り上げも右肩上がりで言うことがない状態の時は、漠然とこんなに良い状況は長くは続かないと心配になっている社員もいるでしょう。
もし社員がそのように考えていても、経営者はこれからも売り上げは増えていくと考えます。
そのために、業績が絶好調でいる時でさえも業務改善や商品の見直しなどを続けていきます。
経営者はいつでも悪い部分に目を向け、改善をしていくことで、会社の成長を信じることができるのです。
イチロー選手の言葉は努力と挑戦に裏付けられたもの
イチロー選手はインタビューや会見で語るたびに、人々の心を動かす言葉を語ってきました。
それは、イチロー選手自身がずっと努力と挑戦を繰り返し、その経験から生まれる言葉だからです。
ビジネスマインドに置き換えられる言葉も多数あり、イチロー選手の言葉が社員のモチベーションアップにもなるでしょう。
解釈は人それぞれですので、自社の状況や社員の様子に合わせて読み取ってみてください。
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