マーケティングとコンサルの違いとは?マーケティング戦略の立て方

最終更新日: 2021/11/27 公開日: 2021/11/28

近年では、良い製品やサービスが増えていてマーケティング戦略やコンサルに力を入れている企業が年々増え続けています。

マーケティングとコンサルタントは、企業の売り上げや経営を左右する重要な役割を担っています。

しかし、意外にも何が違うのかを知らない方が少なくないようです。

今回の記事は、マーケティングとコンサルの違いを解説していき、マーケティング戦略とコンサルタントに求められているスキルについてご紹介していきます。

マーケティングとコンサルの違いとは?

マーケティングとコンサルタントの違いとは、視野の違いです。

マーケティングは、「どんな戦略で売る?」「どうすれば業績が上がる?」といった顧客との相互理解を得ながら、市場創造のための総合的な活動を行います。

どのような戦略かを考察していき「こうすれば顧客が満足する」「こうすれば価値提供ができる」といった回答ができるのがマーケティングです。

コンサルタントは、「そもそもなぜその商品を作るの?」「なんのために作るの?」といったゼロベース視野でクライアントの相談に乗る役割があります。

いわば、経営課題を抽出し解決するためのアドバイスをすることができ、根本的な課題解決をする活動です。

両者共に、企業にとって業績や経営を左右する重要な役割となっており、なくてはならない存在ということは共通しています。

■ マーケティングとコンサルタントの役割

【マーケティング】クライアントに対してグローバル視野を持ちながら、消費者に価値提供をして対価を得るための戦略を立てる役割。

【コンサルタント】クライアントに対して「そもそもなぜ売るの?」といったゼロベース視野を持ちながら、真の課題を導き出す相談者、提案をする役割。

マーケティングコンサルタントとは?

マーケティングとコンサルの違いを理解いただいたところで、「マーケティングコンサルタント」という業種は一体どんな職業なのかご紹介します。

マーケティングコンサルタントとは、課題を抽出するための情報整理を行います。そして、マーケティング戦略の1つである宣伝方法の提案も行なわなければいいけません。

要は、マーケティングを行うために情報整理しながらビジネス課題を抽出し、商品やサービスの売り上げの宣伝方法の工夫もするということです。

マーケティングコンサルタントは、マーケティングのいわば専門家としてクライアントに課題をクリアしていくための計画を提案する立場です。

しかし、決して指導者ではありません。

クライアントと上下の関係性はなく、同等なパートナーとして接することが信頼関係を築いていくためには重要な存在となります。

身勝手な提案でなく、相手のニーズに合わせた提案を行い、課題解決を目指すことが強く求められます。 

■ マーケティングコンサルタントの役割
・クライアントの商品やサービスの利益アップ
・顧客満足度の向上の取り組み
・マーケティングの課題を解決するためのアシスト etc...

マーケティング戦略の立て方

ここからは、マーケティング戦略の立て方をご紹介していきます。

マーケティング戦略

マーケティングを行う際の戦略は、「誰に」何を」「どのような方法・対価のもとで提供するのか」の3点を明確にします

画像:STP
■ STPの重要性

・性別、年齢、移住地等、どのようなライフスタイルの人を顧客にしたいかを明確にしないで不明瞭なままでは、取り組み自体の焦点が合わないままで、ぼやけたものになってしまう。

・企業自体、また商品やサービスが競合とは違うところを消費者に認知させることができなければ、競合他社の商品に埋もれることがなくなる。

まずは、STP(セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング)で「顧客が誰なのか」「企業そのもの、また自社商品を顧客にどのようにみてもらいたいか」を明確にします。

その後は、マーケティングミックス(4P)に当てはめ顧客に対して、

  • どのような価値(商品)
  • どれくらいの対価(価格)
  • どのように提供(流通チャネル)
  • どのように関係を構築(プロモーション)

していくかの計画を立案していきます。

画像:4P
■ 4Pの重要性

・マーケティングの概念が幅広いため着手すべきポイントを手っ取り早く洗い出すことができるため、現状把握ができる。(的確に対処できる)

・さまざまな角度から検討してその企業に合ったマーケティング手法が把握できる。

・矛盾するような価格設定や広告やチャネル選択をしていないか確認できる。

企業側は、ターゲット顧客に対してマッチするような製品戦略、価格戦略、広告・販売促進戦略、流通チャネル戦略を計画立案し実行しなければなりません。

4Pの各要素は、それぞれに計画されることも少なくはありませんが、マーケティング戦略で、重要なのは適合性(マッチ)です。

要は、STPで洗い出した標的市場、顧客に対してのニーズに適しているかなど、マーケティングミックスとSTPの要素との適合性を重要視しましょう。

また、製品のコンセプトやポジショニングに適していない価格設定や広告・販促、チャネル選択を行ってしまっては大きな結果は期待できないため、マーケティングミックスの4要素間の適合性の確認も行いましょう。

コンサルタントについて

コンサルタントについて解説してきましたが、コンサルタントにも「経営コンサルタント」や「戦略コンサルタント」といった複数のコンサルがあります。

今回は、2つに絞って解説していきます。

■コンサルタント全般的に特に求められるスキル

・コミュニケーション能力
→初対面の人とも緊張することなく豊富な話題で会話を途切れさせない。
→苦手なタイプの人とも交流ができ、自分の意見をしっかりと言える。

・論理的思考力(ロジカルシンキング)
→論理を追って、きちんとした筋道を立てれる。

・現状把握力と提案力
→客観的なデータに沿って把握、分析、物事の本質を捉え実現可能な解決策を提示できる

経営コンサルタント

経営コンサルタントのお仕事は、クライアントの経営課題全般に対してヒアリングをして、課題点を分析した上で解決策を提案するお仕事です。

経営コンサルタントには下記のようなスキルが求められています。

  • プロフェッショナルマインド

簡単に言いますと、クライアントを成功に導くために、プロジェクトを心から熱い想いで取り組めるかどうかです。

これは、コンサルタントの仕事だけではないですが特に経営コンサルにおいては、直接的に経営に関わってくるため責任感が必要です。任された仕事を淡々とこなすだけのマインドセットではいけないということです。

  • 思考力(多面的思考力・論理的思考・ゼロベース思考)

「思考力」は多面的思考力、論理的思考(ロジカルシンキング)、ゼロベース思考など多数あります。

特に論理的思考は、コンサルタントの基本といえます。感情論だけで導くのではなく矛盾のない「妥当な結論」を導き出す思考力が必要です。

  • 英語力

英語力は必ずではないですが、近年日本企業ではグローバル案件の比率が高くなっていることから、英語スキルを求められることがあります。

長期的に業界でキャリア形成していきたい場合、英語力を身につけておきましょう。

  • 精神力、体力

一般的に経営コンサルタントは、辛い仕事といわれています。クライアントは高い要望+時間的制約も考慮しながら仕事をこなさなければいけません。

バイタリティ溢れる体力や精神に自信のある方が向いています。

戦略コンサルタント

経営コンサルタントに対して、戦略コンサルタントは企業経営の戦略を練る専門家です。

企業の経営層に対して事業戦略(マーケティング戦略、営業戦略、ブランド戦略、新規事業の立案etc...)をコンサルティングするお仕事です。

戦略コンサルタントは下記のような人材が求められます。

  • ポテンシャルの高い人

「ポテンシャル(potential)」は直訳すると、“潜在能力”や“潜在性”や“将来性”という意味になります。潜在能力とは、自身の中に潜んでいる隠れた能力のことです。

一般的に、ポテンシャルの高い人=ビジネスにおいて成長できる人といわれています。

コンサルタントは、常にアウトプットを求められているためポテンシャルの高い人材を求められています。

  • 問題解決力(ロジカル力)

戦略コンサルタントだけではないですが、問題解決力(ロジカル力)がある人が求められます。

問題の本質を見極めて、解決までのアクションプランを計画し、実行していかなければなりません。

戦略コンサルタントは、経営の経験がなくても、リサーチやデータ検証が得意な方が向いています。

「さまざまな種類の企業や案件に関わりたい」という人は、経営コンサルタント、一方「経営戦略に関わりたい」「グローバルな仕事がしたい」という人は、戦略コンサルタントがおすすめです。

まとめ

マーケティングとコンサルタントの違いとは、マーケティングは市場創造のための総合的な活動、コンサルタントは課題解決を提示する活動といった「視野」の違いです。

要は、マーケティングはグローバル視点、コンサルタントはクライアントの悩み解決のためゼロベース視点が必要になってきます。

両者共に、企業とって業績を左右する欠かせない役割なので違いをしっかり理解した上で取り組んでいきましょう。

最終更新日: 2021/11/27 公開日: 2021/11/28
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