量子力学で潜在能力を引き出す!ビジネスで成果を最大化する方法とは

最終更新日: 2024/02/01 公開日: 2022/10/11

人生において、ビジネスにおいて、悩みがない人はほとんどいません。

特にビジネスにおいては、人間関係が直接売上を左右するので目を背けることができないものです。

  • 自分のパフォーマンスを上げたい
  • 得意分野をもっと伸ばしたい
  • 苦手の克服をしたい
  • 事業をもっと成長させたい

この記事では、これらの課題を改善していく方法を実例と共に記された書籍をご案内していきます。

自らの過酷な人生経験を量子力学的価値観に落とし込むことで人気を博している村松大輔氏について紹介します。

ビジネスの成果アップ、アスリートのパフォーマンスアップ、子どもの学力向上にも役立つ情報となっております。

ぜひ参考にしてください。

村松大輔氏について

はじめに、村松大輔氏のこれまでの人生観や実績についてお伝えします。

2013年に設立された、脳力開発塾「開華」では、学力を伸ばすだけではなく、量子力学をベースに生徒の脳力開発に取り組み続けてきたとのことです。

出版されている4冊の書籍は、どれも優しく読みやすいニュアンスで執筆されており、男女ともに人気があります。

得意を圧倒的に伸ばし東大工学部へ

現在は書籍を4冊出版する著者としても活動している村松氏ですが、元々は文系教科がすべて苦手だったといいます。

東大工学部を受験する際も、得意な数学・化学・物理・英語のみに特化して点数を取り、文系教科ではまったく点数が取れなかったとのことです。

実際のところ、東大工学部に入ることを目的とするなら、この「得意教科にフォーカスする」作戦は的を得ていたと、過去を振り返って村松氏はいいます。

ビジネスにおいても同じことが言えて、成果を上げることにフォーカスするなら、何か得意なことに集中して実績を上げるのが大切だということです。

エリート街道を諦め実家の事業へ

東大工学部を卒業し、昔から興味があって取り組みたかった地球の環境問題に関わる企業に就職が内定していました。

しかしながら、地元群馬県で工場を営む父から「会社を助けて欲しい」と頼まれ、実家に帰省します。

量子力学との出会い

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村松氏の発信する「量子力学」に人気が集まる理由についてお伝えします。

  • 笑顔が大事
  • ポジティブでいれば人生が好転する
  • ご縁を大事にしましょう

このような価値観は当たり前とも言えてしまうものではあります。しかし村松氏は、こういったあやふやになりがちな価値観を、量子力学的観点から科学的に説いています。

直観的なものではなく、科学的に図解したり情報をまとめたりされていることで、どんな人でも客観的にわかりやすくメソッド化されています。

だからこそ、老若男女問わず学びを求める人が後を絶たないということです。

村松氏自身、次のように言っています。

「量子力学の分野は奥深く、私自身は専門家でも先生でもなく、東京大学の授業で量子力学を学んだ程度です。専門家から見れば幼稚園生レベル。専門家・研究者の方々の日夜の研究を本当に尊敬しています。私は、日常生活を営むみなさんがより幸せに、自分らしく生きられるように、量子力学から着想を得て、私なりに解釈も交えてお伝えさせてもらっています。」

量子力学の奥深さを物語っています。

量子力学を理解すると世界が変わる

村松氏は、「あらゆる業種・業態に作用するのが量子力学の価値観である」といいます。

特に学んでほしい人は、次のような悩みを持っている人です。

  • 社内の人間関係がうまくいかない
  • お客様と良質な関係が築けない
  • 仲間のパフォーマンスが上がらない

このような方は、次項でお伝えする「フォトン」について学ぶことで、今よりも日々を生きやすくなるといいます。

感情を運ぶ素粒子「フォトン」とは

「フォトン」についてお話をしていくに当たり、まずフォトンの特徴についてお伝えします。

  • 人の意識はフォトンでつながっている
  • 感情がフォトンとなってそのまま発せられる

あらゆる物質を構成するもっとも細かいものが素粒子で、17種類あり、そのうちの1つに「フォトン」があります。そのフォトンが周波数ごとにWi-Fiのようにつながりあっています。

感情の質を整え、よい感情を発することができるようになれば、よいフォトンが発せられるので、人生において理想に近づいていくことができるということです。

とはいえ、このようなあなたの体の中を飛び交う目に見えない単位のお話になると、どうすることもできないと考える人もいることでしょう。

実はこのフォトンは、自分でよいものに変えていくことが可能だということで、それをわかりやすく説いているのが村松氏著の「量子力学的習慣術」なのです。

物理現象の一つである

「表面化する感情は、ありふれた日常の中で生じる物理現象の一部」だといいます。

「大丈夫だ!できる!」と思うとできるフォトンが発生し、「ムカつく」「ダメだ」と思っていると、ダメでムカつくフォトンが発生するということです。

これをアルバート・ポップ博士は「バイオフォトン」と伝えています。

一粒でもバイオフォトンがあると、バイオフォトンがその周波数でつながって広がっていき、「ダメでムカつくバイオフォトン」が場を作っていきます。

つまり、感情の質が人生の質だということです。

理解すると人生が好転する

人生が好転するには、愛と感謝によるフォトンがあることがとても大切です。しかし、「ムカつく」などのバイオフォトンがあってはいけないというわけではありません。

バイオフォトンにはバイオフォトンの役割があるので、しっかりとその時の感情を受け止めて解釈するようにしましょう。

感情を受け止めきることができれば、バイオフォトンが徐々に愛と感謝に包まれていくということです。

良い感情に包まれたくてもネガティブな意識にとらわれてしまうことは誰でもあります。

だからこそ大切なのがフォトンについて学ぶことだということです。

このフォトンについての詳しい説明は、オススメしている本をぜひご覧ください。

脳をバージョンアップしていけるもの

この「量子力学的習慣術」で書かれているフォトンの価値観を身につけることで、物質側を操っている周波数側の感覚を得ることが可能になっていきます。

周波数はエネルギーそのものなので、同じ周波数帯の人と意気投合することも増えていきます。

脳細胞を構成する炭素などの原子の中も、フォトンは飛び交っているので、高い周波数のフォトンであれば脳細胞が活性化していき勘が働くようになったり、良い関係性を見つけやすくなるなど、脳に良い影響を与えやすくなります。

量子力学を身につけて、フォトンについて学び、感情は物理現象だと理解していくことができるだけで、脳は着実にバージョンアップしていきます。

周波数を上げて、着実に目標を達成していきましょう。

ビジネスの成果を大きくする脳の使用領域の秘密

ここまでは村松氏のよる量子力学における「フォトン」についてのお話をさせていただきました。

続いて「脳のレベル」についてお伝えさせていただきます。

「量子力学的習慣術」では脳の使用する領域を知り、使いこなすことで、ビジネスはもちろん、達成したい出来事のパフォーマンスが上がっていくといいます。

書籍から重要な部分を引用しながら、脳の使用するレベルについて段階的に解説していきます。

努力レベル

やり始めると突然、伸びる段階です。脳内では神経細胞のニューロン同士がどんどんつながり、シナプスを作っていきます。電気回路がつながっていくイメージです。

「時間と空間を操る量子力学的習慣術」より

脳内の電気回路はシナプスが無数に枝分かれして、木の根のように複雑にからみ合っているイメージを持つ人がほとんどでしょう。

実は努力した分だけ賢くなり、電気回路も増えていくのです。

成果も上がっていきやすいのですが、周囲との比較や”トップにならなければ”などの力みなどで伸び悩む人も増えてくる段階です。

もし課題にぶつかって挫折しそうになったとしても、あきらめずに行動を続けることで活路が見えてくるということです。

天才レベル

努力レベルから「量子脳」という仕組みへと移行していきます。脳は髄液という水の中に浮かんでいますが、水全体を使うイメージになります。

「時間と空間を操る量子力学的習慣術」より

努力レベルでは電気回路を多くつなげることが大切でしたが、天才レベルでは、脳を覆っている水全体を使うことで、成果を大きくしていくことができるようになっていくという段階です。

神ってるレベル

自分の脳を超えた状態です。たとえるなら、自分の脳はスマホ(個人の端末)で、それがインターネットに繋がっているイメージです。すると「直感ダウンロード」が起こります。

「時間と空間を操る量子力学的習慣術」より

クリエイティブなことをしている時や何か考え事や課題に直面したときに起こる、「何か、アイデア湧いてきた!」という状態です。

湧いてきたアイデアが起死回生の一手になったり、起こした行動が良い方向に向かったりするなど、ピンチを打開する一手になることが多いです。

この状態が「ゼロポイントフィールド」に繋がっている状態だと言えます。

故・稲盛和夫氏による「ふと、降って来る」感覚の正体

京セラを一代でトップ企業に育て上げた、故・稲盛和夫氏も言います。

「最も深い心は宇宙へと通じる。人の心の奥には魂と言われるものがあり、そのさらに奥深く、核心ともいうべき部分には真我と言われるものがある。それはもっとも純粋で、もっとも美しい心の領域です。誰もがその奥底に、この上なく純粋で美しい真我を持っている。利他の心、優しく美しい思いとはこの真我の働きによるものです。」

稲盛和夫氏著「心。」サンマーク出版

あらゆる苦境を乗り越えてきた稲盛和夫氏だからこそ、このような美しい表現をできるといえます。

このような、理屈では言い表せない「勘」や「閃き」という目に見えないものや出来事について、ジョン・レノンやアインシュタイン博士も言葉を残しています。

努力レベルを経験し、天才レベルに到達し、神ってるレベルに入ることで、現状打破するための「勘」や「閃き」が得やすいということです。

ゼロポイントフィールドとつながる

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どのような状態がゼロポイントフィールドにつながっている状態かというと、アスリートや成功者が言う「ゾーン」に入った状態に近いものがあるといいます。

実際にゼロポイントフィールドに繋がったと思われる人たちの感覚は、共通して次のようなものでした。

「楽しい!ワクワク!している状態」「高い集中状態」「自分を活かせる」

「時間と空間を操る量子力学的習慣術」より

「何でもできるような全能感」と表現する人もいます。

村松氏の塾「開華」では、子どもたちがこの感覚を体験をしており、卓越した結果を残し続けています。

ゼロポイントフィールドにつながる感覚をビジネス環境に活かすことが出来れば、成果は実を結び、よりよい結果を得やすくなるということです。

ではどうしたらゼロポイントフィールドにつながることができるのでしょうか?

書籍から引用して解説していきます。

すべての人が「ゼロポイントフィールド」の中にいる

「私たちはひとりひとり、別々の人間のように見えている。しかし本当はすべてに広がった「ゼロポイントフィールド」から「今、ここ」に区切った部分が「あなた」なのだ。」

「時間と空間を操る量子力学的習慣術」より

人は別々の個体として存在しているので、つい自分の中だけで処理してしまいそうになります。

いきなり認識を変えるといっても難しいかもしれません。

他の人や生命とのつながりを感じる意識を持つように、まずは意識をしてみましょう。

具体的な手法は書籍の中で多く公開されています。

続いて、直接村松氏に伺った、量子力学の価値観を学んだ人たちの実例をご案内していきます。

量子力学的人材育成例3選

量子力学の価値観は、人生を大きく変容させる考え方です。

自分に自信がなかった人や、仕事で伸び悩んでいた人、家庭問題で塞ぎこんでいた人など、多くのケースに向き合ってきたといいます。

数学が苦手な生徒の得点が80点台に

野球は得意、でも勉強が特に苦手な男子生徒がいました。

中でも数学が苦手で赤点レベルだったということです。

そんな男子生徒でしたが、実は野球でゾーンに近い体験をしたことがあり、量子力学的な観点から勉強への向き合い方を変えていったといいます。

具体的には、野球では入ることができるゾーンを、勉強でも感じることができるように意図するということでした。

結果として、数学の点数がぐんぐん伸びていき、半年で80点台にまで到達したということです。

大好きなもの、ハマっているものとリンクさせていくことで諦めかけていたものが飛躍的に成長していくという事例でした。

アスペルガー症候群の人は才能の結晶

アスペルガー症候群の人は、人の目を見て話をするのが苦手なことが多いです。

しかしながら、人と目を見て話ができない代わりに、何か一つのものに集中させたらすごかったという事例はたくさんあります。

村松氏の生徒の中にもアスペルガー症候群の子がおり、苦手な対人コミュニケーションの代わりに興味を持っていたプログラミングを学ぶように勧めたといいます。

かなり練達したプログラマーとなり、多くの実績を残しているということです。

得意を育て、苦手も引っ張り上げる

埋もれてしまいがちな得意を引き出し、さらに苦手意識のあるものも一緒に引き上げることができます。

好きなことを育て、苦手なことを苦手なままにせず、苦手なことを「大好き!の周波数」で観測、「大好き!の周波数」に溶かしていくことで、いつの間にか引き上がっています。

常に「人は無限の可能性がある」と、接する側がワクワクしながら向き合うことで、ゼロポイントフィールドの世界をどんどん広げていけるといいます。

他者へのフィルターを無くすことが第一歩

特に大切なのが「他者との向き合い方」だといいます。

「開華」に来る子供は単純に成績を伸ばしたい子も来ますが、課題を抱えていてどうしたらいいかわからないという親子がよく来るということです。

どのように向き合うかというと、「この子の才能はどんなものだろう!楽しみだ!」とワクワクしながら接するということです。

ビジネスで成果を上げるときも全く同じことが言えます。

成績が伸び悩む部下に対して「仕事ができないヤツだ!」と思わず、「どんな才能をもっているんだろう」と考えることで、その人の天才性を引き出すことにつながります。

この「量子力学的習慣術」は、そんな即効性のあるメソッドにあふれた一冊です。

ぜひ手に取ってお読みください。

日本を元気にする「開華」の理念

引用元:在り方大学

量子力学的な観点から、ゼロポイントフィールドに繋がるための価値観や考え方についてお伝えしてきました。

ご紹介した書籍は、老若男女問わず誰でも学びになり、かつビジネスにも活かせる、現代社会版のナポレオン著「思考は現実化する」だともいえます。

ぜひ手にとってみていただき、現状打破のキッカケにしてください。

また、この「量子力学的習慣術」の著者である村松氏は、ラーニングエッジ主催のセミナーをよく受講くださっています。

平日毎日朝7時から、無料配信されているセミナーズ「社長の教養」朝ライブでも、毎月1回、金曜日ゲスト講師としてご登壇いただいております。

村松氏の朝ライブにご興味がある方は、こちらのFacebookグループにぜひご参加ください。

 

最終更新日: 2024/02/01 公開日: 2022/10/11