九星気学の9年周期とは|社長が知るべき9年サイクル

最終更新日: 2024/01/17 公開日: 2023/04/18

多くの方は、1年の最初や時期の節目に漠然と目標を設定するものの、世の中がどう動くかについては理解していません。

この記事は、時代に合わせた自分の生き方やビジネスの取り組み方について、 明確な戦略を作りたい方におすすめします。

今回は、認識するべき経済のサイクルや自分自身の特性を最大限に活かすための九星気学による9年サイクルについて解説します。

セミナーズのYouTubeチャンネル「セミナーズ経営大学」の「【本当の新年は2月4日】社長が知るべき9年サイクル」の動画を記事化したものです。詳しい内容についてはぜひ動画をご覧ください。

経営者が把握するべき経済サイクル

経営者の方が把握するべき4つの経済サイクルを紹介します。

現代社会はさまざまな製品・サービスの循環が早くなっているため、参考として念頭にいれていただければ幸いです。

キチンの波┃在庫投資が約40か月で循環する

キチンの波は、「在庫投資」の循環を意味して約40か月のサイクルで到来します。

在庫投資とは、企業の商品の生産計画と消費者の消費活動のバランスによって生まれるサイクルのことです。おおよそ40か月で在庫が枯渇して企業は新たに生産活動に移ります。

発明者はアメリカの経済学者のジョセフ・A・キチンであり、1923年に公開した論文で主張されたのが始まりです。

ジュグラーの波┃設備投資が約10年で循環する

ジュグラーの波は、「設備投資」の循環を意味して約10年のサイクルで訪れます。

設備の寿命は約10年であり、この期間を過ぎると機材や作った備品が壊れて買い直すこととなるのです。

現代社会ではこの循環はますます早くなっている傾向があります。

発明者はフランスの経済学者クレマン・ジュグラーであり、1860年に公開した著書に書かれたのが始まりです。

クズネッツの波┃建築投資が約20年で循環する

クズネッツの波は、「建築投資」の循環を意味して約20年のサイクルで到来します。

例えば、建て替えやメンテナンス、リフォームなど建築に関する投資のサイクルを指します。

1930年にアメリカの経済学者サイモン・クズネッツによって主張されました。

コンドラチェフの波┃技術革新が約50年で循環する

コンドラチェフの波は、「技術革新」の循環を意味して約50年のサイクルで到来します。

1925年にロシアの経済学者ニコライ・ドミートリエヴィチ・コンドラチエフによって発見されたのが始まりです。

経済の流れとともにおさえるべき個人の周期とは

経済循環は経済学の基礎的な項目です。一方で、私たちは日常生活でも身近な循環とともに生きています。

例えば、食事を摂って排泄をするという身体の巡りに関しても人それぞれに異なるサイクルがあるのです。

私たちには一人一人に適したサイクルがあることをまずは意識してみてください。経営者が、経済のように時代の流れとともにおさえたい項目に、個人の運勢の周期がわかる九星気学による9年サイクルがあります。

在庫投資の「キチンの波」や技術革新の「コンドラチェフの波」などの経済サイクルは、時代の流れにより周期が変化するものです。

一方で、九星気学による9年のサイクルは、2000年以上の期間に渡って使用され現在も効果を発揮します。セミナーズの清水自身も動画の中で、確かにこのサイクルに納得感を持っていると述べました。

9年のサイクルとは「九星気学」による周期のこと

引用元:【本当の新年は2月4日】社長が知るべき9年サイクル

9年サイクルとは、「九星気学」により生み出された年によって個人の開運や吉凶を図ることのできる周期のことです。

九星気学は、古代中国から伝わる数秘術であり生年月日と十二支をもとに個人を九星に分けて運勢を見ます。

多くの人は「このようなものはただの占いなのではないか」と考えるかもしれません。

一方で、九星気学は統計学的に学問体系としてまとめられていて、2000年以上の時間をかけて作り上げられているのも事実です。

時代の進行によって淘汰されず、はるか昔から現在まで残っているという事実から活用する価値はあります。
ぜひ自分自身の運勢を知るために利用してみてください。

九星気学は生年月日によって以下の9つに分類されます。

  • 一白水星
  • 二黒土星
  • 三碧木星
  • 四緑木星
  • 五黄土星
  • 六白金星
  • 七赤金星
  • 八白土星
  • 九紫火星

まずは、自分自身が九星のなかの何に該当するのかについてインターネット等で調べて確認してみましょう。

九星気学で分かること

九星気学は、その年で学ぶべきことが明らかになる学問です。

  • 一白の人は今年何を学ばないといけないのか?
  • 二黒の人は何を意識して生きていくべきなのか?

太陽系の動きの中のコードを読み解くことで、自分の人生に活かすべき項目が明らかになります。その年で身につけるべきことを9つの分野でマスターするのです。

  • 5~10年前と同じようなビジネスをしている
  • 人生で成長している気がしない

このように感じる方は、九星気学の観点では自分に当てはまる気を身につけられていないといえます。

また、相手の気持ちが読めていないと言い換えることもできるかもしれません。以下の項目は、その例えです。

  • 人の気が読めない
  • お客様の気が読めずビジネスが上手くいかない
  • 組織が上手くできない
  • 夫婦関係が上手くいかない

年によって吸収できやすいように気が変化するため、九星気学ではそれらを明らかにすることができます。

人格を高められる学問として参考になる

九星気学は、人格・人徳を高めるための学問であるといえます。国を動かす人や成功する経営者は、ある意味学びを避けては通れない項目です。

この分野に関しては本能的に理解していて人格を磨いている方もいるでしょう。「親からの教育を受けている」「良い仲間に恵まれている」など、自然に学び結果として備わっている人は学ばなくとも成功します。

しかし、このようなものに触れると「だからあの人は成功するのだ」ということが分かり、それは優れた人格的特性を備えているからです。

人格的特性は既に全員が身につけられている訳でありません。だからこそ、一つずつ毎年身につけていくことを九星気学では勧めています。

現在の9年サイクルの始まりは2021年2月

引用元:【本当の新年は2月4日】社長が知るべき9年サイクル

九星気学は、今年一年で身につけられる項目を手に入れるために、その年に学ぶべきことを教えてくれます。これらを9回繰り返すことで、成長しながら次のステージにステップアップすることができるのです。

なお、現在の9年サイクルは2021年2月から始まっています。「九星気学」では、九星が9年サイクルのどこに位置するかを確認して、個人の運気を春夏秋冬の4つに分けるのです。

ここでは、九星気学の運勢の見方の一部を、セミナーズの清水の例でご紹介します。

セミナーズの清水の例┃2021年

例えば、セミナーズの清水は「八白土星」であり、2021年は「第2衰運気」といわれる「秋」のポジションにありました。

秋は収穫の時期であり、春・夏で熱中して取り組んだことの実りが得られると言われています。

  • 収入が増える
  • 良い人材に恵まれる
  • 良い出会いがある

頑張りの成果を受け取れるのが秋のタイミングであるのです。

セミナーズの清水の例┃2022年以降

そして、2022年に八泊は「冬」の「第3衰運期」に入りました。冬は、静かに家の中で寒さを凌ぐ時期で活動が落ち着いていきます。

頭を落ち着けて、春・夏・秋を巡りオーバーヒート気味であった身体を徐々に少しずつ整えていくのです。そして、身体を整えることで少しずつ頭が澄んでいき、さまざまなアイデアが湧いてきます。

そのため「第3衰運期」は、次の春から新しいことをおこなうためのアイデアを練ることに適しています。この時期は、新しいビジネスモデルや戦略を構想として打ち出してみてください。

また、「第4衰運期」を超えた「第5衰運期」は冬から春にかけて芽が出始める時期です。運気が一番下がる場所であり、何かを始めるのは避けるべきといわれています。上手くいかないことも、我慢して耐えなければならない時期です。

まとめ

九星気学では一年の学ぶべきことを明らかにでき、個人の運気の循環を把握することができます。

経営者の方は、時代ごとの気の流れを把握して9年のサイクルを意識して取り入れてみてはいかがでしょうか。

経済の循環とともに個人としての成長の循環もぜひ意識していただき、企業繁栄の糧となれば幸いです。

セミナーズ通信

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最終更新日: 2024/01/17 公開日: 2023/04/18