本年8月に内閣官房からの人的資本可視化指針公表後、多くの企業で人的資本開示の準備が本格化しています。人的資本経営・開示を推進していく上で、ITインフラの整備は不可欠です。
そこで本研究会の前半は、経営・事業・ITの三位一体を追求し、デジタルトランスフォーメーションを牽引した特定非営利活動法人CIO Lounge 理事長の矢島様より、CIO(最高情報責任者)視点から見た「人的資本経営における課題と解決に向けやITサポートの重要性」についてご講演いただきます。
その後、大手企業のIT/HRシステム選定と要件定義、構築支援に経験値の高いレイヤーズコンサルティング小宮氏より、人的資本開示におけるデータ基盤整備の重要性と、人的資本開示“新時代“に対応した人的資本経営を支援するITインフラ構築の重要ポイント、特に指標設定としてのKGI /KPI体系化の重要性について講演いただきます。
研究会の最後には、講演者2名を交えて、いよいよ始まる人的資本開示における「基盤整備」としてのITシステムについて、日本企業が陥りがちなワナと、それを回避するための処方箋について、HRT代表理事の香川のファシリテートの下、パネル討議を通じて明らかにします。
人的資本開示ルールへの対応準備のため、実践的な知見が業務上必要な経営者、コーポレートIR部門責任者、人事責任者、サスティナブル経営推進責任者の皆様には必聴の内容となるため、部門を超えてお声掛けのうえご参加ください。
日時:2022年12月22日(木) 16:00-17:30(講演前半40分、後半30分、ディスカッション20分)
開催方法:オンライン(Zoom)
参加費:初回無料
テーマ:人的資本経営における課題と解決に向けたITサポートの重要性
矢島孝應 氏
特定非営利活動法人CIO Lounge 理事長(元・ヤンマー取締役CIO)
【主な経歴】
1979年、松下電器産業(現パナソニック)入社。情報企画部長や三洋電機の執行役員ITシステム本部長などを歴任。アメリカ松下電器5年、松下電器系合弁会社取締役3年、三洋電機株式会社執行役員、関係会社社長3年を経験。2013年1月、ヤンマー入社。2014年4月に執行役員ビジネスシステム部長、2018年6月に取締役に就く。2020年5月退任。現在、NPO(特定非営利活動)法人「CIO Lounge」の理事長。
小宮 泰一 氏
株式会社レイヤーズ・コンサルティング HR事業部 ディレクター
【主な経歴】
証券業界におけるアナリスト業務(機械業界等担当)、商社における経営企画・人事業務を経て現職。
コンサルタントとして、人事系プロジェクトでは人的資本経営を中心に人事制度構築、次世代経営幹部育成・評価等に携わる他、アナリストの知見等を活かして中期経営計画・ビジョン立案、M&A・PMI支援等の戦略系プロジェクトにも参画。
経営者/役員
個人投資家
人事/教育/総務
その他
・人的資本経営を推進する経営者、人事部門リーダー
・人的資本開示今後推進していく実務責任者
・人的資本開示の準備に向けた他部門の巻込み方に課題を抱える企業経営者、人事部門、IR部門の方
①HRT法人会員で「ESG投資」と「人的資本の開示」に強い意欲を示す企業経営者、人事部門、経営企画部門、IR部門、SDGs推進部門の方々
②HRTの法人会員は未加入だが、本件テーマに強い関心がある方
※注1)HRT未加入の方は、”法人会員としてご入会の意志有”とみなし、1回のみESG投資と人的資本の開示研究会にお試し参加いただけます
※注2)HR他各種コンサルティング、HR関連サービス提供するベンダー企業は参加不可 お申し込みをご遠慮ください
(本会活動に対する協賛プログラムに協賛いただいた企業様のみ研究会活動に参加、及び参加企業向けに情報発信が可能です)
現在開催予定のセミナーはありません。