運用資産の総額が7兆ドルに上るブラックロックのCEOであるラリー・フィンク氏は今年初めまでに、そのレターなどでESGを軸とした投資を行うことを表明。いよいよ米国、そして投資家の間でも、非財務要素を真剣に見ようという流れが一気に動き始めました。
世界はCOVID―19の嵐を経験し、個人も企業も価値観の変更や行動の変容、事業の再構築を迫られています。リーダーシップ、危機対応力、組織としての適応力、サプライチェーン、BCPなど、個々の企業の経営の軸を形成している非財務要素がこうした危機においては特に企業の将来の命運を握っているといえるでしょう。
自らの組織にとって、どんな非財務要素が本当に大事なのか。それらをどのように組合せて未来の価値を創造し、自らの組織が大事にするステークホールダーに伝え、共感を生んでいけばよいのか。これからの企業コミュニケーションの在り方について、ESG情報開示、統合報告、知的資産経営をリードする有識者が一堂に会し、本シンポジウムで議論し、世界に発信していきます。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
詳細はこちらから
https://www.wici-global.com/symposium2020/index.html
・統合報告書やサステナビリティレポートの制作に携わる企業担当者
・ESG情報開示に関わる企業担当者
・企業の情報開示に関わる制作会社
・サステナビリティ経営に関心のあるビジネスパーソン
・グローバルな情報開示に関心のあるビジネスパーソン
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「価値創造ドライバーとなる非財務資産のマネジメント」
企業による価値創造は何らかの非財務資産の活用に基づいて行われている一方、非財務資産の対象領域は広く多義的で、増加、減少、変化などする性質があり、伝統的な資産と比べてマネジメントが難しいと考えられています。価値創造に寄与している非財務資産を特定し、それをどのように獲得、管理、増大させているのか実例を踏まえて議論します。
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「日本の統合報告をさらに進化させるためには何が必要か」
ダブルマテリアリティや財務情報とCSR情報のコネクティビティに関する課題をどう解決すべきか。優れた統合報告を発行している企業の制作責任者にご登壇いただき、これらをどのように可視化しているのか、ESG投資家としての視点を交えてディスカッションします。
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「投資家・アナリストと経営者の価値創造のための対話「見えない資産」とSDGsを越えた価値創造に向けて」
アナリスト・投資家・企業経営者・Well-being普及のリーダーで、見えない資産(=プレ財務資産)を企業の価値創造、投資の意思決定にどう活かしていくかについて議論します。
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「コミュニケーションの新しい仕組み」
世界では、非財務要素に関する開示の標準を作ろうとする動き、それと財務を統合した情報の開示への要請など様々な動きがあります。わが国の企業に特徴的な価値創造のやり方をもっとも適切に表現し、ステークホールダーと円滑にコミュニケートできるようにするには、どのような仕組みが必要で、逆にどのようなものは有害なのか。望ましい仕組みの実現にはどんな取組みが必要なのかを議論します。
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