突然ですが、皆様はこのようなことでお困りではありませんか?
◆ プロジェクト報告メールが何十件も来ているが、どれが危険度/優先度の高いプロジェクトなのか分からず、対策が遅れ、その間ずっとプロジェクトが停滞していた。
◆ 多くのプロジェクトがいつも同じフェーズで停滞していしまい、プロジェクトが溢れかえってしまっている。
◆ 着手可能な順番で進めさせていった結果、重要なポイントを取りこぼしていたことが発覚し、プロジェクト終盤で大きな手戻りが発生した。
CCPMでは、「バッファマネジメント」というアプローチに基づいて、プロジェクトやタスクを赤(危険/優先度:高)・黄(要注意/優先度:中)・緑(安全/優先度:低)の3色に「色分け」して表現します。
この色分けは、経営層のマネージャーが多数のプロジェクトの中から着目すべきプロジェクトを瞬時に把握することにとても有用です。これによって、すぐに対策が必要な赤プロジェクトに対して、まだ余裕のある緑プロジェクトからリソース支援を実施するといったような、判断自体が難しいプロジェクト横断的な対策も即座に決断・実行できるようになります。マルチプロジェクト管理を念頭に置いた適切なマネジメント判断の迅速化は、組織全体の生産性向上に直結します。
また、色分けという視覚的なアプローチは、コミュニケーションロスに起因する関係者間の認識の齟齬の防止にも効果的で、リモートワーク環境におけるプロジェクト管理体制の構築への寄与も期待できます。
他にも、マルチプロジェクト管理における重要なアプローチとして、パイプラインマネジメントという考え方があります。
多くのプロジェクトには共通して「プロジェクトが停滞しやすいフェーズ(統合フェーズ)」があります。パイプラインマネジメントでは、新規プロジェクトの開始時期などを決める際に、プロジェクトが停滞しないようにするために統合フェーズが同時期に重ならないようにプロジェクトの投入時期を調整しながらことでコントロールしていきます。“いまやるべきでない新規プロジェクト”にむやみに着手して、組織内がプロジェクトやタスクで溢れかえってしまうことを防ぐためのアプローチです。
また、「フルキット」というアプローチも重要です。
プロジェクト業務実行中に大きな手戻りが発生すると、そのプロジェクトだけでなくその他のプロジェクトにも多大な影響を及ぼします。プロジェクトや重要なタスクの開始前には、それらを実行するために何が必要なのかメンバーが共通の認識を持っていること、必要なものがそろっていない場合には先行着手してしまわないようにゲート管理が行われていることが組織として当たり前の状態として定着させるというのがフルキットです。
本セミナーでは、CCPMによるシングルプロジェクト管理方法(概要)とマルチプロジェクト環境における「パイプラインマネジメント」や「リソース集中」、「フルキット」などについてご紹介します。
少しでもご興味をお持ちくださった方は、奮ってご参加ください。
※ 「【経験豊富なチーフコンサルタントによる事例紹介】CCPM導入による組織パフォーマンス向上事例セミナー 」も別途開催予定です。併せてご参加ください。
※ 複数名でのご受講も大歓迎です。「上司や同僚にCCPMの考え方を知ってもらいたい」という方や、周りにプロジェクト管理にお困りの方がいらっしゃるという方は、お誘い合わせのうえ、ぜひご参加ください。
◆ご留意事項◆
本セミナー冒頭の35~40分ほどでシングルプロジェクト管理の概要についてお話する予定ですが、より深くご理解頂くために、事前に弊社開催の「【シングルプロジェクト編】CCPM導入セミナー」をご受講して頂くことをお勧めします。
※規定人数未満の場合には中止とさせて頂く場合がございます。予めご了承願います。
・CCPMによるプロジェクト管理(シングルプロジェクト環境) ※冒頭35~40分ほどで概要をご紹介します。
・CCPMによるプロジェクト管理(マルチプロジェクト環境)
・Q&A ※ご希望の方は1対1でのブレークアウトセッションも対応致します。
※質疑応答時間を設ける予定ですので、マイクが使用できる環境でのご参加を推奨します。
経営者/役員
2代目経営者
マネージャー
その他
プロジェクトマネージャー、PMO、部長職、本部長、経営層、他
※複数名でのご参加も大歓迎です。お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。
※同業他社の方、研修講師業の方のご参加はお断りさせて頂きます。
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