突然ですが、皆様はこんな経験ありませんか?
◆ 集中すれば1日で終わるタスクなのに、他タスクとの掛け持ちの結果、完了に4日も掛かってしまった。
◆ 緊急の割り込みタスクに対応した後、元の業務に再着手した時に、正確な進捗状況を忘れて手戻りにつながるミスをしてしまった。
◆ タスク報告メールが何十件も来ているが、どれが危険度/優先度の高い内容なのか分からず、即座に対応することができなかった。
いずれもタスクが遅れてしまう原因としてよくお聞きするものですが、これらのタスクの遅れはその全てがプロジェクト全体の遅れ原因となり得るでしょうか?
答えはNOです。タスクには、遅れるとプロジェクト全体の遅れにつながるタスクと多少遅れてもプロジェクト全体の遅れにはつながらないタスクがあります。
また、プロジェクトが順調に進んでいて余裕があるのか、それとも遅れ気味で納期ギリギリなのかといった進捗状況もマネジメント判断には大きく関係します。
プロジェクト進捗状況と各タスクがプロジェクト全体に及ぼす影響度を考慮しないままでは、正しい優先順位付けはできません。後回しでも良かったタスクに注力して、最優先で取り組むべきタスクに充てるためのリソース/時間を確保できず、結果として、気付いたら手遅れだったという事態に陥りかねません。
CCPMの重要なアプローチの1つに「バッファマネジメント」というものがあります。
バッファマネジメントでは、“プロジェクトの早期完了に寄与する最優先タスク”や“現在のプロジェクトの進捗状況”を常に明らかにするために、タスクやプロジェクトの状況を赤(危険/優先度:高)・黄(要注意/優先度:中)・緑(安全/優先度:低)の3色に色分けします。
タスクが色分けされていれば、どのタスクが優先タスクなのか一目瞭然となります。プロジェクトメンバーは、赤色の最優先タスクに絞って集中して作業に取り組むことができるようになりますし、プロジェクトマネージャーは、余計な情報を排除し、マネジメント対象を赤色タスクに絞って集中することで、プロジェクト全体が停滞しかねないトラブルに即座に対応することができるようになります。
また、プロジェクトが色分けされていれば、プロジェクト全体の進捗状況を一目で判断することができるようになります。プロジェクトが遅れ気味であれば、さらに上位のマネージャーへと視覚的に分かりやすい指標を付けて課題のエスカレーションを行うことができます。
また、色分けという視覚的なアプローチは、コミュニケーションロスに起因する関係者間の認識の齟齬の防止にも効果的で、リモートワーク環境におけるプロジェクト管理体制の構築への寄与も期待できます。
本セミナーでは、CCPMの土台であるTOCの考え方やCCPMの基本概念、そして、シングルプロジェクト環境における「バッファマネジメント」の方法などをご紹介します。
少しでもご興味をお持ちくださった方は、奮ってご参加ください。
※ 「【マルチプロジェクト編】CCPM導入セミナー」、「【チーフコンサルタントがご紹介します】TOC/CCPM導入による組織パフォーマンス向上事例セミナー」も別途開催予定です。併せてご参加ください。
※ 複数名でのご受講も大歓迎です。「上司や同僚にCCPMの考え方を知ってもらいたい」、周りにプロジェクト管理にお困りの方がいらっしゃる場合は、お誘い合わせのうえ、ぜひご参加ください。
※規定人数未満の場合には中止とさせて頂く場合がございます。予めご了承願います。
・TOC/CCPMとは?
・CCPMによるプロジェクト管理(シングルプロジェクト環境)
・Q&A ※ご希望の方は1対1でのブレークアウトセッションも対応致します。
※質疑応答時間を設ける予定ですので、マイクが使用できる環境でのご参加を推奨します。
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その他
プロジェクトマネージャー、PMO、部長職、本部長、経営層、他
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