この講座では「日本語を教えるしごと」を構造から理解して、最短の受講期間で確実なスキルを身につけられる
「日本語指導学」の一端を体験していただきます。
日本人なら誰でも、日本語を教えることができるかもしれません。
実際に日本語学校などで教えたい人は、日本語を教えるための講座に通ってから教え始め
たり、日本語教育能力検定試験を受けてから教え始めます。この検定試験は年に1回しか
受験が出来ないうえに、合格率は約23%です。
講座に420時間通ったり、なかなか受からない検定試験に受かるためにたくさんのことを
勉強したり、、、。多くの時間とお金を使って資格を取っても、教える場ではあまり
役に立たない!と、実際に教育現場に立った私は思いました。
そして、少しでも良い授業をするために、自発的に多くのセミナーを受けました。
そこで出会った先生方は、それぞれの方法で授業の基礎となるノウハウやスキルをお持ち
でした。
どの講座も素晴らしいものでしたが、私が行き着いたのは日本語を学びたい
外国人への対処法は3つだということです。
3つのステップを身に付ければ、誰でも日本語を効率的に教えられます。
実際に講座の修了生は、それぞれの国で日本語指導を実現しています。
フランスで小さい子供を抱えているWさんは、積極的に学び続け、常に複数の外国人に
日本語を教えています。
東京で和菓子教室を開いているDさんは、少数の生徒をじっくり丁寧に教えています。
イギリスでオンラインで教えているAさんは、ゴルフシーズンにはしっかりゴルフを楽しみながら、日本語を
教えています。
ワーキングホリデーでオーストラリアに滞在していた若い人たちは、それぞれの生活の中で「日本語を教えること」を
楽しんでいます。
収入アップを目指すのか、自分の活動の+αとして日本語指導を身につけるのか、皆さん自分のスタイルに合わせて
自己実現をしています。
その一端をご紹介するセミナーです。
・日本文化 / 日本語に興味がある方
・オンラインで仕事をしたい方
・新たなキャリアを築きたい方
・外国人向けのお仕事をしている方
・観光地でお仕事をしている方
講師経歴:まつもと日本語クラス 主催
日本語教師養成講座規定時間終了、日本語教育能力検定試験合格、大規模日本語学校に非常勤として5年間勤務。高野山大学に7年間勤務(現在も勤務中)。オンラインでも日本語を指導。入門レベルから上級レベルまで幅広く教える。ビジネス日本語、日本語能力試験の受験日本語、日本語スピーチ指導等。
現在は、その他に「日本語を教えるしごと」希望者を指導し、最短で日本語指導ができる日本語の先生を送り出すことにも集中。
初めて就職した日本語学校で印象的だったのは、具体的なことを聞いても的確な答えが
返ってこないことが多かったことです。日々の業務に追われ、忙しさのあまり、目の前の
仕事をこなすのに精一杯の先生が沢山いました。
私は内心、パニックになるくらい『え、どうしたら良いの?!』となることも多々ありま
した。
とても優秀なのに、そのことに耐えられず日本語教師を辞めていった同期の先生もいま
す。
私が幸運だったのは、大学で教える機会に恵まれたことです。大学では、非常にしっかり
とした授業計画を1年分立てな ければなりません。それを7年間、複数の授業を持って繰
り返してきました。
最近では、日本語そのものではなく、「日本語で日本史を教える / 日本文学を教える」
「日本人のように話せるスピーチ」の授業も作っています。
そんな経験をしてきた私が、一大学教員として得た結論は、外国人への日本語の教え方は
3つのステップに絞られるということです。
その3つのステップができるようになるのが「日本語指導学」です。
・日本語の先生の仕事がわかり、どうやったらそこにたどり着けるのかロードマップが
描けます。
・日本語を教える時に、自分に足りないものがはっきりわかります。
・自分の人生、生活のどこに、どうやって「新しい学び」を入れることができるのか
気づけます。
・日本語を教えるためのスキルチェック
・挨拶
・教えたいことは何なのか考えよう
・先生になったら最初にやること
・自分のキャリアの積み重ね方を決めよう
・まとめ
女性
主夫/主婦
人事/教育/総務
その他
家庭も仕事も、と思っている女性におすすめしますが、もちろん男性が家庭を守りつつ家で仕事をしたい場合もあるでしょう。そんな場合はもちろんご参加ください。
最近は勤務先に外国人がいることも珍しくなくなりました。
日本語指導の根本が分かっていると、そんな外国人従業員の日本語にも、失敗にも寛容になれるのではないでしょうか。
職場で外国人と接して、ちょっと日本語を教えられたら、と思っている人も是非どうぞ。
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