資金調達サポートのノウハウは、当社のビジネスの根幹をなすノウハウです。
でも、それを自分たちの中だけに閉じ込めていたのでは、数多くの中小企業や起業家をサポートしきれないことに気がつきました。
税理士・公認会計士など士業やコンサルタントなど、中小企業をバックアップする立場の方々へ、広くお伝えすることによって、日本企業の大半を占める中小企業を活性化することにつながると考えたのです。
その決意をするに至った話を、少々長くなりますが、ぜひお読みください。
弊社代表の上野は、日本政策金融公庫を2011年に退職して、コンサルタントとして独立しました。
日本政策金融公庫では26年間勤務し、主に中小企業や起業家への融資の審査を担当しました。
その数は3万件以上、融資した金額は約2,000億円という金額に上ります。
お堅い金融機関を辞めて独立したのは、融資をする立場ではなく、自分も経営者になって、本音の支援がしたいと思ったからです。
独立後は経験を生かして、中小企業や起業家の方々の資金調達のサポートをしてきました。
これまでの約9年間で、800社以上のサポートをしました。
独立した当初は、「起業支援」を旗印にして、創業融資のサポートをすることが多かったです。
独立してすぐに、起業支援のプラットフォーム「DREAM GATE」に、アドバイザーとして登録しました。
運よく、登録した初年度に「アドバイザーグランプリ」、つまりアドバイザーの中で、相談件数が多い人を表彰する制度で、「資金調達部門」でナンバーワンになることができました。
登録して初年度にアドバイザーグランプリを獲得した理由は、当時資金調達サポートができるアドバイザーが少なく、日本政策金融公庫の勤務経験のある人がいなかったため、ということもあります。
それよりも、もっとも大きな理由は、相談者の評価が高かったことです。
相談に回答すると、食べログと同様に星マークの数で評価されます。平均が5点に近いほど評価が高いといえます。
また、アンケートで回答が寄せられ、「おかげ様で創業融資がうまくいきました」といった喜びの声をいただくことができました。
「DREAM GATE」は起業支援のプラットフォームなのですが、融資に関して相談を申し込みされる方は、必ずしも起業家というわけではありません。
実は、長年に渡って経営している中小企業の、経営者や財務担当からのご相談も多いのです。
私の肌感覚ですが、約4割の中小企業は、資金繰りや資金調達に苦労していると思います。
士業事務所のクライアントの多くが、資金繰りや資金調達に悩んでいるのが実態と言っても過言ではありません。
ある日のこと
独立して3年目のことです。
1人の税理士さんからメールをいただきました。
「税理士の○○と申します。私のクライアントの資金調達をサポートしていただけませんでしょうか」
私は「なぜこの税理士さんは、自分でやらないのだろうか?」と疑問に感じたのです。
税理士といえば、数字のプロであり、当然融資のことについても詳しいと思っていたので、ご自身でサポートせずに私へご依頼いただいたことに、「なんで?」と。
その方だけではありません。
その後、たくさんの税理士さん、公認会計士さん、行政書士さんなど、士業の方たちから、クライアントをご紹介いただくようになりました。
ご紹介いただいたのは、「財務内容が良くて全く問題ない」という企業は少数です。
赤字決算など何らかの問題があって、資金調達に苦労しているところが多かったのです。
とはいえ、「赤字かつ債務超過でかなり厳しい」という企業というよりも、ちょっとしたやり方の問題で資金調達に苦労している、というのが実態でした。
私は、ご紹介いただいた企業の資金調達のほとんどを成功させることができました。
クライアントから報酬をいただけるので嬉しいのですが、自分がお引き受けできる案件にも限度があるという問題に直面することが増えました。
むしろ、士業の方々が、ご自身でサポートできるノウハウを習得していただくことによって、救われる企業が多いのではないか、と思うようになったのです。
もちろん、税理士や公認会計士の事務所の中には、融資サポートが得意なところもあります。
でも、大半の事務所は、「融資のサポート」と看板を掲げていながら、実際にはあまり取り組んでいらっしゃらないように思います(私見です)。
私へ直接ご依頼いただいた中小企業経営者からも「税理士へ相談したけど有効な回答をもらえなかった」と言っていました。
それもそのはず、税理士さんは財務や税務のプロですが、金融機関で融資をしていた人はごく少数なので、融資する側の目線を理解している方は少ないからです。
そこで私は、税理士、公認会計士、行政書士、コンサルタントといった方々が、金融機関の融資に関するコンサルティングスキルを習得していただき、中小企業の発展に寄与していただきたいと考えました。
今回、私にとって事業の根幹をなす、もっとも重要なノウハウを公開したいと思います。
さらにウラ話をすると、税理士5名の方から「上野さん。やってよ」と、もう3年前から言われているのも開催を決意した理由の一つです。
士業事務所が資金調達サポートを行うメリットは、次のようなことが挙げられます。
メリット1
資金調達サポートをフックとして顧問契約につながる。
メリット2
サービスメニューの一つとして報酬を設定できる。
メリット3
競合に対して優位に立てる
メリット4
事業承継、M&A、相続対策など、多様な資金ニーズに対応できる
メリット5
顧問先企業が維持繁栄できる
【動画セミナーの内容】
1.資金調達サポートとはどんなことをするのか
・どのようにアプローチすべきか
・申込や契約の方法
・サポートの流れ
2.資金調達サポートの事例
・創業融資の事例
・MBOの事例
・M&Aの事例
3.金融機関の種類と実態
・「一見さんお断り」の金融機関へのアプローチ方法
・日本政策金融公庫の実態とは
・資金ニーズ別に適する金融機関とは
4.企業の実態を把握する手法
・事業内容(定性情報)を把握できなければうまくいかない
・社長の本音を引き出すヒアリング
・社長や財務担当を本気にさせるには
5.金融機関の審査にパスするためポイント
・審査のチェックポイント
・信用格付の推定方法
・有効にはたらく資料の作成方法
6.報酬の設定方法
・メニュー化と報酬体系
・継続顧客とするには
動画に加えて、以下の資料を教材としてお送りします。
1.セミナー基本資料
本セミナーでご説明する基本の資料です(スライド60枚分)。
2.冊子『日本政策金融公庫の創業計画書の記入例』
当社オリジナルの資料です。日本政策金融公庫の創業計画書を着記入する際のポイントについて、A4サイズで全33ページの小冊子です。
3.サンプル決算書
セミナー動画内で解説する「金融機関担当者が決算書を分析するポイント」を分かりやすくするための実際の決算書です。
4.資金繰り表フォーマット
金融機関が好む形式の資金繰り表のフォーマットをExcelファイルでお届けします。
5.日本政策金融公庫の各種フォーマット
中小企業診断士 竹澤 薫 様
クライアントである中小企業へのサービスとして、資金繰りや資金調達サポートを強化したいと思い、参加しました。
ある程度知識は持っていたのですが、上野さんの講義によって、よりがっちりサポートするための実践力をつけることができました。
とくにM&AやMBOなど、特殊なケースの事例が勉強になりました。
税理士や中小企業診断士の方へ、お勧めします。
税理士 A様
顧問先から「融資の手伝いをしてほしい」と頼まれることがあるのですが、融資に詳しくないため、表面的な支援にとどまっていました。
今回、受講して、銀行員がどんなことを考えて、審査のポイントがどこなのか、という点がよく理解できました。
これからは、顧問先からの相談があったときに、自信をもってサポートできると思います。
中小企業診断士 B様
資金調達サポートスキル習得セミナーのビデオセミナーを視聴させていただきました。
大変勉強になりました。ありがとうございます。
私は、主に資金調達支援(創業融資支援・事業性評価融資支援・補助金申請支援)をメインに日々お仕事させてもらってます。
4回目の最後にありました、視聴者特典1~3※についても希望いたします。
※受講者には、個別案件の無料相談などの特典をご用意しております。
士業
その他
このような士業・コンサルタントの方にお勧めです
◆AI時代でも生き残れる強みを習得したい
◆ 銀行員は何を考えてどんな思考で物事を判断するか知りたい
◆クライアントの資金繰りの課題を解決したい
◆金融機関の審査にパスするために有効な方法を知りたい
◆金融機関へアプローチする方法を知りたい
◆報酬アップを実現したい
現在開催予定のセミナーはありません。