このコースでは倫理的で科学的な医療や医薬品の開発には多様な観点から審査する研究倫理審査委員会の役割が必要不可欠です。特に、「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の適用対象となる研究では、研究対象者の観点も含めて一般の立場から意見を述べることのできる者が審査に参加することが求められています。
また、医薬品の臨床試験の実施に関する省令(GCP省令)においても、その治験審査には専門的知識を有する者以外の者が加えられている必要があります。
しかし、医薬品の開発や医学研究のプロセスにおける研究対象者の観点をきちんと把握し、計画に対して非専門家の立場から意見を述べることのできる一般人は決して多くはありません。
そこで、このコースで
☑️研究倫理の基本や審査体制、利益相反の管理
☑️倫理的妥当性と被験者保護
☑️研究計画やデザイン、解析、実施体制
等について学習し、さらに豊富な事例を模擬審査委員会でのケース・スタディとして実践的にシミュレーションすることにより、質の高い倫理審査に貢献する委員の育成を目指します。
また、初期導入教育の修了後も、年次継続教育により常に最新の審査基準に対応できることを目指します。このコースは、倫理審査の経験の無い方、または審査に参加して3年以内の一般委員の方に、特に受講をお勧めします。 また、当コースを履修し、評価で一定の成績を納めた方には修了証書を発行し、当サイトに一覧を掲載します。審査委員として参加依頼の要請があれば、修了者の方々にご紹介します。
コースを終了した受講者の声として、アンケート結果やビデオをWebページに公開しておりますので、ぜひ受講前にご覧ください(https://ji4pe.tokyo/watchvideo.html)。
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今、最も求められている研究倫理審査委員会の一般委員の人材育成を目的として、審査の意義、審査資料の読み込み、スピーカートレーニング、模擬審査でのシミュレーション体験を通してすぐに使える知識とスキルを学びます。
受講規約は下記URLに掲載しております。必ずお申し込みの前にご確認ください:
https://ji4pe.tokyo/pdf/agreement.pdf
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