数理モデルは、物理や化学などの自然科学分野だけで用いられるものではなく、経済をはじめとする社会科学においても広く利用されます。また、ある現象に対して、数学という言葉を使って本質部分を抜き出し現象そのものを理解しようとします。数学を用いることで、曖昧さを排除し現象の輪郭をはっきりと捉えることができるようになるばかりでなく、一見すると全く異なる現象が実は本質的に同じであると気づかされることすらあります。本講義では数理モデルの基本的な考え方を紹介し、簡単な例を通して現象の捉え方を説明します。
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【講師】
池田 陽一 氏(大阪大学 感染症総合教育研究拠点 教授)
博士(理学)。2022年度より大阪大学 感染症総合教育研究拠点 教授を務める。専門は原子核理論で素粒子クォークの複合体の量子少数多体物性に興味あり研究を行っている。また、ヒトからヒトへの感染に適用できる感染症数理モデル「リンク切れモデル」を発案し、感染症流行メカニズムの研究も行う。最近では、社会における不確実性にも興味がある。
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