企業が社員の健康予防を効果的に促進することの重要性が増していますが、見落とされがちなのが「風しん対策」です。
今年44~61歳を迎える男性は、子どもの頃に風しんワクチンの公的接種の機会がなく、抗体をもたない人が他の世代よりも多いのです。この世代の男性がきっかけで妊娠初期の女性が風しんに感染すると、赤ちゃんが心疾患・白内障・難聴をもって生まれる可能性があります。厚生労働省では対象年齢の男性に抗体検査・ワクチン接種を無料で受けられるクーポンを配布してきましたが、目標の受検率・接種率には大きく届いていません。
職場でのまん延を防ぐために受検や接種を促すにはどうしたらいいか?行動経済学の対策と国内の実践例をご紹介します!
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2020年度~2021年度の2年間、私たち大阪大学感染症総合教育研究拠点は、『感染症から「いのち」と「くらし」を守る講座』を通じて、パンデミックという緊急事態に対応する方法をお届けしてきました。
今年度からは、パンデミック後の社会や将来のパンデミックをみすえて講座をリニューアルして、科学的根拠(エビデンス)と上手に付き合いながら、私たちの「いのち」と「くらし」を豊かにする術(すべ)を皆さんと一緒に考えていきたいと思います。大阪大学のさまざまな分野の研究者が、中学生から大人までを対象に、わかりやすく解説するプログラムです。
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