英文雇用契約書は、日本の会社が外国人を雇用する場合や、外国の会社が日本人を雇用する場合に、雇用する企業と雇用される従業員との間で締結する契約書です。
外国人を雇用する場合には、日本人を雇用する場合と異なり、期間の定めのある有期契約とする代わりに、待遇については、日本人以上の高給を保証することが多いと思います。契約期間が満了したときや、懲戒事由が生じたときなどに、会社からの一方的意思表示により契約を終了することができるよう有期雇用に関する法規制について確認しておくことが重要となります。
また、雇用契約において会社の有する秘密情報の保護が重要になる点では日本の社員を雇用する場合と異なりません。外国人との間においても、英文による秘密保持条項をきちんと作成しておかないと、秘密情報の漏洩に対処できないということになりかねません。最近では、会社を退職する時点で、インターネットを通じて会社情報を個人のストレージに移転させたり、USBに保存するなどして顧客情報の持ち出しが行われたりすることもあります。秘密保持条項はこのような様々な状況にあったものでなければいけません。
さらに、楽天やかっぱ寿司などでも問題となりましたが、秘密情報に接した従業員がライバル企業に転職した後に、会社の秘密情報をどのように守るのかということも問題となります。仮処分や裁判手続きなどを参考にしながら、どのような内容の競業避止条項を作成するのかについても検討していきたいと思います。
今回のセミナーについてはどなたでも参加可能ですので、英文契約書の作成について関心のある方は是非申し込みください。申し込みをいただきました方にはZoom会議に参加するためのURLをお送りいたします。
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