皆さま初めまして。言語聴覚士(ST)の今村瑞妃と申します。講習会のご案内をさせていただきます。
私たちは日常生活のなかで、話すこと、食べること、飲むことの動作はあまり意識しないで行っています。しかし高齢になってくると飲み込みや発声する筋力が弱まりむせることが多くなったり、食事が進まなくなったりすることがあります。
私は、群馬県内で急性期病院、回復期病院を経験した後、歯科医院で、施設や在宅を中心とした生活期の患者様と10年以上言語や飲み込みのリハビリテーション(言語聴覚療法)を行って参りました。日常生活の中で、コミュニケーションや食べる、飲むことの大切さ、また変化するニーズに対応していくことの重要性など、患者様やご家族様からたくさんの事を教えていただきました。この講習会では臨床の一部をご紹介し食べる、飲むことの仕組みと、明日からできるリハビリテーションについてご紹介致します。
一般の方、介護関係者、ご興味のある方、誰でも参加可能です。お気軽にご参加下さい。どうぞよろしくお願い致します。
私たちは毎日、あたり前のように話し、食事をしています。脳梗塞などで急に食べられなくなったり、進行性のご病気で段々食べられなくなるなどの摂食嚥下障害、また、脳梗塞などにより失語症になると、今まで会話していた母国語の理解が大変困難になる場合があり、状況は理解しているものの言葉の理解ができない、話せない、といったことが起こる場合があります。
いつも出来ることがあたり前だと思っていたことを失う、ということは、大変喪失感が大きくまた、ご家族や周囲の方へも影響します。私は、たくさんの患者様と関わり色々な経験をさせていただきました。身近に経験した方がいらっしゃらなくても、知っておくだけでも良いかもしれません。是非、一度聞いてみてください。
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