事業承継に向き合う先代社長と後継者は、
次のような大きな課題に直面しています。
《先代社長の方》
・手続的な承継は完了したが、マネジメントや意思決定権の引継ぎができておらず、実質的な退任ができていない
・数年後に承継を控えているが承継者のマネジメント能力に不安を感じている
・後継者から承継に対するモチベーションがいまいち感じられない
・後継者に資金繰りや会計のことを正しく教えられるか不安に感じている
・承継後に古参従業員との関係性にヒビが入らないか心配だ
《後継者の方》
・承継の手続完了後においても、実質的な意識決定権がなく、経営の主導権を握れていないことにモヤモヤを感じる
・入社以来、現場の業務がメインだったため、経営数字の扱い方やお金の出入りが伴う重要な意思決定に自信が持てない
・先代社長は“ワンマンタイプ”だったが、自分の代では、民主主義型の全員参加経営の組織作りを目指したい
・承継にあたって従業員が自分に付いてきてくれるか不安である
・自分も経営者としてのビジョンがあるが、どうやって踏み出せばいいかわからない
そこで、このような事業承継時に抱えるお悩みを解消するセミナーを開催します!
2025年には「団塊の世代」800万人全員が75歳以上(後期高齢者)となり、多くの中小企業で平均70歳前後とされる社長退任のタイミングを向かえます。
このような事業承継が急務とされる状況の中、後継者(候補)がいる企業においても、事業承継に向けての準備や対策が進んでおらず、経営の引継ぎで最も障害・課題と感じている問題は、「後継者の育成」という調査結果があります。(東京商工会議所「事業承継の実態に関するアンケート調査報告書」より)
しかしながら、同調査結果では、30代~40代前半で事業を引き継いだ経営者は、事業承継後に前向きな取り組みを行うことで、業況を好転させている割合が高いという報告がなされています。
つまり、承継後の事業発展にあたっては、可能な限り早い「後継者の育成」の必要性が高まってきています。
後継経営者となる皆様に向けて、自力で意思決定し、事業承継後に経営の主導権を握るためのコツを本セミナーで解説いたします。
後継者様の中には、会社の最高意思決定権者になるために、決算書や、かき集めた情報と睨めっこして、適切な経営判断ができるように努力を積まれている方が多くいらっしゃいます。
しかし、これは大きな誤りです。
そして、この中には2つの誤解があります。
1つ目は、思考の順番が逆、ということです。現状の経営数字から見るのではなく、後継者のビジョン、ミッション、バリュー、セルフイメージといった「あり方=承継理念」が定まっていて、それを実現するためのキャッシュフロー経営で数字の裏付けをすることがあるべき順序です。
2つ目は、扱う資料を間違っていることです。決算書や、活用できない情報から、本当に実現したいビジョンに向かう意思決定はできません。
セミナーでは、これらの誤解が生じる原因と理由も詳しく解説します!
・後継者様が「経営の主導権」を握れた先の未来が見えます
承継後のビジョン、ミッション、バリュー、セルフイメージを言語化することで、望む成果を手に入れるためのプロセスが明確になります。
・数字や会計のことが苦手でも、キャッシュフロー経営の極意を理解できる、特別な武器を習得できます。
たった一枚のシンプルな図を描くだけで、会社のお金の流れの全体像を把握でき、ビジョン実現に向けた根拠ある戦略を考えることができるようになります。
経営者/役員
2代目経営者
その他
以下の方に特におすすめです。
・数年以内に事業承継を控えている現社長、後継者
・最近事業承継を受けたが、最終意思決定権者としての責任への不安に悩まされている後継者
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