“あなたがサポートしているチームで今週だけで3人の選手が足首捻挫をしました。「このままではいけない」と思い、チームに対して捻挫の予防を提案しようと考えました。あなたがまず最初に行うべきことは?”
A.ケガの原因となった動作や状況を分析する
B.バランス訓練とテーピングを導入する
C.捻挫がどれくらい起きているか調べる
D.足首の柔軟性と筋力の測定を行う
正解は、Cの【捻挫がどれくらい起きているか調べる】です。
ケガの予防の手順は、
① 疫学調査(何がどのくらい起きているか)
② 原因調査(そのケガはなぜ起きているか)
③ 予防介入(予防するための取り組み)
④ 効果判定
の順で行うとされています。
疫学調査を最初に行うべき理由は、④の効果判定をするときにその問題点が解決したのか?どのくらいターゲットにしていたケガが減ったのか?を明確にするためです。「なんとなく減った」ではなく、「介入前に比べて50%減った」といったデータをチームに示すことができます。
アスリートをサポートする際は、目の前にあるケガを治す、痛みを取り除くなど【起こってしまったこと】への対応だけではなく、【起きないようにすること】が非常に重要です。アスリートのケガを減らし、1分1秒でも長くフィールド/コートに立ち続け、パフォーマンスを発揮できるようサポートすることが現場で求められています。あなたがサポートするチームでのケガの特徴を明確にし、効果的な予防プランをチームに提案できるよう、【調査力・分析力】を身に着けてみませんか?
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