メッセージ

今年3月の芸森スタジオでのライブに続いて2回目のライブの案内ができ、とても嬉しいです。今回の会場は、日本聖公会札幌聖ミカエル教会。建築関係の方にはその名前を知らない人がいないというほど著名な建築家アントニン・レーモンドによる建物で、その礼拝堂で行います。

一部の方にはお伝えしましたが、私は昨年2021年８月に若年性アルツハイマー型認知症の可能性が高いと診断されました。
現在投薬治療と食事療法を続けています。そもそもは自分の特性を知りたいという「単なる好奇心」からWAISという知能検査を受けたのですが、そこで偶然にもこの病気が見つかりました。

　初めてこの結果を聞いたときには、「それで言われたことを覚えられなかったり、以前は簡単に出来ていたことが苦手になってきていたのか」と、モヤモヤしていたものが却ってクリアになったような気持ちにもなりました。ですが、すぐに命に関わることではないとはいえ急に人生のゴールが一気に近づいてきてしまったようで、やはり戸惑いも多くありましたし気落ちしていた時期もあります。
　ある時、後でやっておけばよかったと後悔するとしたら何か？と考えた時に、すぐに思いついたのが歌うこと、みなさんに聴いていただくことでした。実はそんな経緯があって、今年3月にライブを行いました。

　もしかすると、みなさま自身やみなさまの周りにも同じような違和感を抱えている方や、人知れず苦しんでいる方、年齢的なものとは別の問題があるのに、そうとは気づいていない方がいらっしゃるかもしれません。
　私が自分の経験をみなさまにお伝えすることで、そういう方々気づきや応援になればとても嬉しいですし、今は元気でそのうちに何かをしようと思いながらそのきっかけを掴めていない方にとって、後押しにもなれれば嬉しいです。

と、ここまで書いてきましたが、私自身は以前よりかえって元気でいます。知らなかっ

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