「風邪をひいたら病院で抗生物質をもらう」そんな話を聞いたことはありませんか?
1928年にペニシリンが発見されて以降、抗生物質は人類の寿命延長に大きな役割を果たしてきました。しかし、細菌には抗生剤を回避するために素早く「変化(進化?)」する能力が備わっています。
今回の講義では、院内感染症の原因菌として有名な「黄色ブドウ球菌」の進化の解析手法の現状と、抗生剤耐性獲得メカニズムを紹介するとともに、抗生物質が必要な病態について解説します。
講師:松岡 悠美 氏(大阪大学免疫学フロンティア研究センター 皮膚免疫学 准教授)
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