みなさんは、風しんワクチンの抗体を持っているでしょうか。子供の頃にいろんなワクチンを接種したから、自分は抗体をもっているに違いない、と思っている人が多いのではないでしょうか。
実は、1962年度から1978年度に生まれた男性は、定期接種として風しんのワクチンを受けていないので、風しんの抗体をもっていない人が他の世代より多いのです。この世代の抗体保有率が高まれば、日本で風しんの集団免疫が達成されます。そこで、厚生労働省は2019年度からこの世代の男性に風しんの抗体検査とワクチン接種を受けられる無料クーポンを配布しています。
どのように呼びかけると、この世代の男性に風しんの抗体検査を受けて頂けるのでしょうか。また、クーポンの効果はあったのでしょうか。私たちの行動経済学的な研究の結果をお話します。
大竹 文雄 氏(大阪大学感染症総合教育研究拠点 副拠点長・特任教授(常勤))
佐々木 周作 氏(大阪大学感染症総合教育研究拠点 科学情報・公共政策部門 行動経済学ユニット 特任准教授(常勤))
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消費者に対し「こうしてほしい」と思う行動をしてもらうためにはどうすればよいのか?行動経済学の研究結果をお話いただきます!
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