■セミナー開催内容
※ Zoomによるオンライン講演
■セミナーのご説明
<はじめに>
歯科口腔領域疾患は特殊でその診断は困難で対応は多岐にわたります。
開業歯科医院の先生方(Doctor:D)や訪問看護をされている看護師(Nurse:N)や歯科衛生士(Dental Hygienist:DH)の皆さんには日々の診療において歯科口腔領域の疾患で悩まれる事は多々あると思います。
今回は口腔外科専門医によるオンライン相談の有用性についてお伝えしたいと思います。
<セミナーの紹介>
皆様、はじめまして口腔外科専門医の辻 要と申します。
私は口腔外科を専門として日々診療しております。
今までに大学附属病院、市中病院や海外留学で歯科口腔領域の疾患を長年に渡り勉強してきました。
歯科口腔領域疾患は口腔内の局所的なものから全身疾患が原因で口腔内に発生するものまで多岐にわたります。
歯科口腔領域疾患に罹患した患者さんは専門機関を直接受診することはほとんどありません。かかりつけ医である歯科医院の先生や訪問看護における看護師もしくは訪問診療での歯科衛生士が発見し、専門機関に紹介していただくケースがほとんどを占めます。
歯科医師・歯科衛生士・看護師の方々が今見ている歯科口腔領域の疾患がすぐに専門機関への紹介が必要なのか、様子を見ていいものか、をオンライン相談の実際と有用性を本セミナーで実例を交えながらわかりやすく説明して、今後先生方のお力になれたらと思います。
〜オンライン診療と相談の違い〜
・オンライン診療
遠隔医療のうち、情報通信機器を通して、患者の診療及び診断を行い診断結果の伝達や処方等の診療行為を、リアルタイムにより行う行為のことをいいます。
・オンライン相談
遠隔医療のうち、情報通信機器を活用して得られた情報のやりとりを行い、患者個人の心身の状態に応じた必要な医学的助言を行う行為のことで、相談者の個別的な状態を踏まえた診断など具体的判断は伴わないものをいいます。
〜私が行っているオンライン相談〜
私が行っているオンライン相談は患者情報、写真、処方などを送っていただき、可能性のある疾患の説明や治療に関する助言をおこなったり、市中病院や大学附属病院などで専門医による精査が必要な場合は受診してもらうように説明しています。
〜オンライン相談の利点〜
オンラインによる利点は以下のようなものが考えられます。実際私が今までに行ってきたオンライン相談でも疾患の早期発見などにもつながり、患者さんとかかりつけ歯科医院や訪問看護ステーションとの信頼関係がより強くなった症例も多々ありました。
オンライン相談の利点としては以下のようなものが挙げられます。
・みなさん(Doctor:D, Dental Hygienist:DH, Nurse:N)の負担軽減
・患者(患者家族)の拘束時間の軽減
・疾患の早期発見
・専門医に気軽に相談できるというみなさん(D, DH, N)の安心感
・医療機関と患者の信頼関係の強化
(専門医の遠隔相談による患者の安心感の獲得)
・みなさん(D, DH, N)の専門知識の向上
本セミナーを受講された先生方は今後1年間オンライン相談が可能となります(回数無制限)。相談方法はセミナーでもお伝えさせていただきますが、方法はいたって簡単です。セミナー受講後に気軽にオンライン相談いただければ幸いです。
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