対象者: 高校生までの子どもを育てている保護者
目的 : 「お金」に対する正しい知識を共有することで、まずは夫婦間の「お金に関する価値観」を整えて、それに基づいた教育・子育てを実践することができるようにする。
開講日:
① 10月13日(水)10:00~11:30 / 10月13日(水)20:00~21:30
② 10月20日(水)10:00~11:30 / 10月20日(水)20:00~21:30
③ 10月27日(水)10:00~11:30 / 10月27日(水)20:00~21:30
*同じ内容を2つの時間帯に分けて開催します。ご都合に合わせてご参加ください。申し込みの際にご希望の時間帯をおしらせください。
形式 : オンライン(Zoom)セミナー
定員 : 10名(ご夫婦での参加は1名分とします)
料金 : 全3回分 3000円
三回セミナーの各テーマ
1、お金について編:
親世代と子供世代のお金の常識は大きく違う、次世代のお金の常識を先取りしよう。
2、社会のしくみ編:
常識が変化し続ける社会で子供に教える前に、夫婦間で共通認識を持つこと。
3、知っ得編〜社会保障〜:
賢く自分らしい人生を生きるために子供のためにも自分の為にも社会保障を理解しよう。
:親世代と子供世代のお金の常識は大きく違う、次世代のお金の常識を先取りしよう。
・なぜ日本の学校ではお金に関する教育がタブーだったんだろう?
・学校で金融教育が始まるって聞いたけど、それってナニするの?
・お金に対する考え方を「家族で一緒に考える」ことの意味。
*日本人には「お金」に関してとてもデリケートな考え方をする国民性が備わっているようです。必要以上の「お金」をもつことに対する嫌悪感がそれです。そんな日本人の精神性の下で資本主義という「お金儲けのシステム」を明治政府は導入しました。よって日本人の「お金に対する考え方」と「資本主義の精神」の間には、もともと互いに相容れないものが存在していたのです。まずはそういった事実を子育てをするパパ・ママは認識してください。つまり誰かが「日本人とお金の正しい付き合い方」について子どもたちに教えてあげなければならないのです。残念ながら、戦後の民主教育は、お金儲けに積極的に取り組もうとする人々を大量に輩出しました。もちろん学校教育もそれに加担しています。「お金」は、安定した生活を続け、良き国民を育てるための「手段」であったはずなのですが、それ(お金儲け)自体を「目的」とした社会の現状が、今、やっと変わろうとしています。そういった新しい、そして好ましい変化の波に、着実にお子さんを乗せてあげていただきたいのです。
常識が変化し続ける社会で子供に教える前に、夫婦間で共通認識を持つこと。
・資本主義って、ホントはどういうことなの?
・グレートリセット? 世の中が大きく変わるって言われても・・・。
・日本が進める資本主義(世の中)の新しいカタチとは?
*平成の日本社会にはグローバリズムが流入し、避けることのできない競争社会を経て、あっという間に「勝ち組・負け組」という格差が人々の間に生まれてしまいました。人々は「負け組」に追い込まれないようなあらゆる手立てを講じるのですが、その過程で、私たちは他者への「思いやり」や「気遣い」という大切な文化・精神を急速に失ってしまったようです。つまり、そういった考え方は「コスパが悪い」とされ、「いい人は結局損をする」という暗黙の了解の中で、損得勘定だけで人生を乗り切ろうとするグロテスクな人々が社会の主役へとのし上がってきたのです。なぜ、そのような社会へと変貌してしまったのか? 心あるパパ・ママには、そんな「グロテスクな社会」では、子どもの未来を決して豊かなものにすることはできないと考えるでしょう。今、パパ・ママが学ぶべきことは「資本主義の抱える本質と矛盾」です。資本主義を正しく理解すれば、それを国民が監視し、コントロールすることが可能なのです。そしてそのようなセンスは、絶対にお子さんに受け継がなければなりません。資本主義の暴走を、将来にわたって食い止めることができるのは将来の国民であるからです。
賢く自分らしい人生を生きるために子供のためにも自分の為にも社会保障を理解しよう。
・日本の社会保障って複雑すぎてよくわからない!
・社会保障のしくみがわかれば「人生の道筋」が見えてくる!
・子どもを社会保障とお金のことが「わかった!」状態にするは親の義務!
*資本主義の本質を理解していた戦後の指導者の中には、明治以来の「国家観」を持ち続けたままで政治家になったり企業家になったり、または官僚になったりして「日本という国家と資本主義との理想的なマッチング」を本気で考えてきた節があります。現在の日本と日本人の骨格ともいえるとんでもなく壮大な社会インフラを構築し、それを未来の私たちに遺してくれた先人達の存在がそれを可能にしました。その社会インフラ(セーフティーネット)の最大のものが「社会保障制度」であるといえます。日本人は、これら社会保障の上で「安全・安心な生活」を続けることができています。そういった事実を決して否定的に捉えることなく、パパ・ママは子どもたちに教え、伝えなければなりません。そして、それらの政策を推進した思想は、間違いなく社会主義的であり、資本主義との本質からは逸脱したものでした。よって、未だに市場原理による富の分配を国是とするアメリカとは、実はまるで違ったカタチの資本主義を日本は「こっそり」ともつに至ったのです。このことに気づいている日本人は、実はまだ少数です。つまり、現在のパパ・ママには、子どもたちに確実に繋げるべき社会財産(インフラ=社会保障制度)があります。その社会保障の下で、どのような豊かな生活を実現することができるのか…、それをパパ・ママが身をもって教えるのです。そして、この日本型資本主義は、新しい資本主義のカタチとして、実は今後の世界のスタンダードになる可能性すらあるのです。
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