<こんなことが出来るようになります>
・転職先での働きやすい環境を自ら作ることが出来るようになります。
・周囲の社員が、皆さんに信頼を寄せ、理解を示すようになります。
・働く土台を固めることにより、本来の実力・魅力が発揮できるようになります。
<なぜ転職後の人間関係なのか>
せっかく期待され入社した職場であっても、転職後1年以内の転職者のうち、実に49%の方が「転職前とギャップを感じ」ています(パーソネルキャリア社調査)。また、転職者全体の4割近い方々が「こんな会社に長く勤めるつもりは無い」と回答されています
(厚生労働省所管団体:労働政策・研修機構調査)。
また、その不満の中身としては、「上司・同僚との人間関係」50.8%、「仕事の進め方に戸惑い」48.4%、「職場の文化・風土になじめない」27.5%が挙げられています(厚生労働省所管団体:労働政策・研修機構調査:複数回答)。
転職者の方々は、転職後に多かれ少なかれ悩んでおられます。
その悩みさえ解消できれば、大きく飛躍できるのにも関わらず。
私は、大手人材紹介会社(当時従業員1000名規模)で教育研修部長として、長年にわたり転職された方々に対する定着促進・組織適応のご支援をしてきました。
期待されてせっかく入社されたにも関わらず、その転職先の風土に馴染めず、転職を繰り返し、結果としてジョブホッパーに身を落とし「自身の労働市場における価値」を著しく低下させ、最後は職すら失い悲しい境遇に陥っている多くの方々を見てきました。
人材紹介会社は、真に皆様の幸せを願って、志をもって職を紹介されているのでしょうか。人材紹介会社は、企業に人を紹介すれば、転職先の企業から転職者の年収の3割(年収500万円の方をご紹介すれば、実に150万円)も手にするのです。
同業界に長年身を置いていた身として実情をお話します。
もちろん、この高い利益を挙げることは正当な商取引であり批判されるいわれは無いのでしょう。
中には高い収益を挙げる見込み求人案件があるのも関わらず、目の前の転職希望者に対して「社風が貴方に合わないから応募はやめなさい」とおっしゃてくれるエージェント(人材紹介会社の社員)は居ないとは申しません。
しかし、仮にそういう良心的なエージェントが居たとしても、実際に転職してしまった後には、もう誰も相談には乗ってくれません。
現に、転職後1年以内の転職者のうち59.4%の方が「(相談者がおらず)孤独を感じ」ています(前述パーソネルキャリア調査)。
仕事の機微がわかり、本音を吐露できるほど信頼できる仲間は転職先にはおりません。
仲間がいないからこそ、転職された方は精神的に追い込まれていくのです。
かといって、転職前の勤務先に戻れず、再転職しても良い転職口が見つかるかわかりません。そもそも、短期間で転職を繰り返すと、市場価値が著しく低下しどの企業からも相手されなくなる。その光景を、私は嫌というほど見てきました。
実は私自身も、転職の経験では非常につらい思いをしました。
職場の慣行・慣例の違いにも戸惑い、仲間もおらず、問いかける相手もいない。中途半端に「リーダー役」「即戦力」として入社したがゆえに、周囲の視線も冷ややかで、進んで協力を申し出てくれる人もいない辛い日々でした。
今から考えてみれば、転職先で新卒から長年勤務していた方々からみれば、突然現れた人間が、「明日から君の上司だ、同僚だ」と言われれば、面白くないと思うのが当然です。皆、若いころから家族ぐるみの付き合いをしている中で、新社長の引き合いで、新参者の若造が偉そうに入社してくるのですから当然の結果ともいえます。
ヒトは、理屈では動かない。私が前職の人事教育コンサルタント時代の知識を駆使した青臭い正論を展開しても、転職先の誰も賛同しなかったのです。ヒトの感情が、ビジネス書を超えた世界が、実は職場を回していることに気づきました。
その時の経験を糧に、その後、大手人材紹介会社に入社しました。
そこでは、教育研修部長として、ひたすら「転職後のフォロー」に従事し、研修や個別面談を駆使して、転職先をあっせんした方々に対して10年以上ご支援をし、その転職後の退職率を飛躍的に低下させました(44%から9%に)。
講座内容も、「一方的な、かつ、どこにでも書いてあるビジネス書の朗読」をするつもりはございません。長年の、6000人に及ぶ転職者のケースをもとに作成したオリジナル事例研究(ケーススタディ)を使い、一般論ではなく、”実践的に”学んでまいります。
さあ、一緒に、楽しく学んでいきましょう!
by 転職定着マイスター 川野智己
<この講座で学ぶこと>
・転職者のおかれた環境・実態
・転職者は何に悩まされているのか
・転職先の上司・同僚・部下は転職者をどう見ているのか
・経営者の特性とは
・職場環境を変えるスキルの習得
・人間関係を克服して光り輝くスキルの習得
・職場での自身の行動の分析
<受講対象者>
以下の、1かつ2の方。
1 転職後3年以内の方で、以下のいずれかの方
(1)管理職・管理者もしくはリーダーの立場の方
(2)上記の(1)の役職者に該当しなくても、後輩の指導を担っている方
2 上記1の方で、例えばこんな課題を抱えている方。
・転職先での上司や部下など、周囲の人間関係に悩まされている
・周囲の従業員とコミュニケーションがとりづらい
・マネジメントやリーダーシップを求められているが、反発してくる部下がいる
・社風や雰囲気、もしくは仕事の進め方、ビジネスの姿勢に違和感を感じている
・ワンマンで高圧的なパワハラ上司や周囲からの妬みや噂に戸惑っている
・前職での自分の仕事のやり方が通じない。
・自分の発言や行動を、捻じ曲げて解釈する社員がいる
・ルールや決め事が存在していなく、古株社員の個人的な意見が通っている
・リーダーとしてのチームビルディングを実現しようにも、他の社員のレベルが低い
・誰も自分に引継ぎもしようとしない。教えてくれる社員もいない
・自分のビジネススキルや本来のビジネススキルが発揮できていない
・朝令暮改の上司に振り回されている
・よそ者扱いされて、他の社員の輪に入れてくれない
・目指したキャリアアップにならなかったと、再転職を考えている
・組織の体(てい)を成していない転職先に失望している
・せっかく転職したが、早くも嫌気がさしている
・その他、転職先で課題を抱えている
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