
「落ち込んだときに、すぐにリカバリーできる方法を知りたい…」
「落ち込んだ気分を瞬時に切り替えられる方法とは…」
今回は、アンソニー・ロビンズ流の落ち込んだ時にやる気を出して、一瞬で変える3つの方法を紹介します。
誰しも落ち込むときはあります。どれだけ成功しているように見える方や、上手く行っているように思える方でも誰しも感情の浮き沈みはあるでしょう。
今回お伝えすることを実行すれば、気分が着実に変化していくことを実感できるはずです。
この記事はセミナーズのYouTubeチャンネル「セミナーズ経営大学」の「【アンソニー・ロビンズ】落ち込んだ時に一瞬で自分を変える3つの方法」を記事化したものです。
アンソニー・ロビンズが教える三つの方法とは?
アンソニー・ロビンズが教える落ち込んだ時にすぐに気分を切り替えてポジティブな気持ちになる方法を紹介します。
セミナーズの清水も、3つの方法によって困難や大変なときを乗り越えて来たといいます。内容を見ていきましょう。
筋トレをする│心と体はつながっている
アンソニー・ロビンズは、身体を動かす、すなわち筋トレをすることによって心の状態を変えることができるといいます。
「落ち込んでいるのだから、身体を動かす気になんてならない」と多くの人は考えるでしょう。
しかし、アンソニー・ロビンズは、やる気がでない、気分が落ち込むという心の問題というのは心や気持ちに働きかけても解決しないと述べます。
「落ち込んでいるときだからこそ、この落ち込む気持ちや心をどうにか心で解決しようとするから大変なんだ」というのです。
体を動かすと心が変わる理由とは?
では、なぜ体を動かすことが心や気分の落ち込みを解決させるのでしょうか。
私たちは、身体を動かして筋肉を使うことによって、血の巡りをよくさせることができます。
血液の流れがよくなり、循環が促されることによって、心拍がはやくなり、呼吸の動作が活発になるのです。そうすると、やる気が出始めます。
人間は体を動かすことによって、自分の感情の状態が変わる性質をもっているのです。
これは運動のみでなく、顔の動きである表情や姿勢、体の向きなども同様となります。私たち人間は、さまざまな体の動きによって気分を変えることができるのです。
身近な例
例えば、手を上にあげてやる気をあげるポーズをすると、落ち込もうと思ってもそもそも落ち込めないのです。
一方で、落ち込んでいるときや気持ちが憂鬱であると感じたときに、私たちの身体の動きはどのようになるでしょうか。
おそらく肩や背中が丸まって、首は下向きに、目線も下にという形になっているのではないでしょうか。
つまり体の動きと感情はつながっているということ。いい状態に入るにはいい体の状態を整えましょう。
軽いトレーニングや筋トレをするだけでもしばらく時間が立つと、落ち込まない自分に気付くでしょう。
状態をよくする簡単なトレーニング方法
簡単にできるトレーニングには、さまざまなものがあります。
たとえば、「7ミニッツワークアウト」は、アメリカで大ブレイクしたエクササイズです。
12種類のトレーニングをおこないながら、7分間身体を動かしていきます。
科学的に効果が実証されていて、健康増進や体力増強などが実現できます。忙しくて日常的に運動をする時間がないという人は、このトレーニングをするだけで状態が上がるのを感じられるでしょう。
また、「ジャンピングジャック」という方法もすぐに実践できるエクササイズです。
ジャンピングジャックとは、ジャンプしながら、脚と手を開いたり閉じたりする運動のことをいいます。
ジャンピングジャックをおこなうことで、心肺機能を強めたり、骨密度を高めたりできるといわれています。また、強弱やスピードを調整しながら、自分のペースで実施できるのも継続しやすい点です。
ぜひ気軽にできるものから取り組んでみてください。筋肉トレーニングをおこない、血流をあげていきましょう。心の不調は、体を動かすことで解決することを意識してみてください。
こちらの記事では、1万社以上の企業育成や創設に関わったとされる鮎川義介に学ぶ体力の付け方を紹介しています。強靭な体力で日本経済の発展に大きな影響を及ぼした人物から体力の付け方を学んでみてください。
偉人の伝記を読む│成功者も全員落ち込んでいる
アンソニー・ロビンズは、落ち込んだ時には偉人の伝記を読みなさいというそうです。
あなたが実際に、さまざまな偉人の本を読んだとき、ある共通点にすぐに気付くでしょう。
それは、落ち込んだり大変な状態に陥ったりしないまま、成功した人はいないということです。もれなくすべての人がこのような事態を経験しているのです。
すると、落ち込むという現象が悪いことではないと気付くでしょう。成功するためには、皆が通ってきた道であると感じるはずです、
気分の落ち込みはそれほど気にしなくてもよいと感じられるようになり、やる気に変えてくれるでしょう。
また、偉人の伝記を読むことは気分の落ち込みを解消したり、やる気を上げてくれたりするだけではありません。
自分の気持ちと共感できる部分があり、その人の行動の仕方や思考を学べることによって参考にできる箇所が多くあるはずです。
以下の記事では、あなたに新たな価値観を与える偉人について解説しています。
困っている人を助ける│2つの効果が自分も救う
アンソニー・ロビンズは、困っている人を助けることで、自分自身のやる気の下がりや落ち込みを回復できるといいます。
たとえば、ボランティアや、困っている人を支援する、地域の清掃活動に参加するなどできることは多くあるでしょう。
そして、これは社会的に困っている人のみでなく、目の前の人にでもよいのです。子どもが宿題で困っていたら助ける、部下の相談にのるなど、方法はさまざまにあります。
そうはいっても「落ち込んでいるときは自分が困っているから助けて欲しいという気持ちになるのでは」と感じる人も多いでしょう。
ここで、人助けの効能を確認していきます。
人を助けることの効能
私たちは人を助けることによって二つの効能を得ることができます。
一つ目は、自己有用感です。自己有用感とは、自分はできる、自分が人の役に立っていると感じる感情のことをいいます。
二つ目は、自分自身を客観的な立場から見られることです。困っている人を見て、自分の状況を客観視できます。
そうすると、自分の今置かれている状況に感謝することができるでしょう。また、今まで頑張ってきた努力や経験を認められるようになります。
どうしても被害者としての意識に陥ってしまうというときは誰でもあります。もうどうしようもない、前に進めないと感じてしまうでしょう。
そんな時は、人を助けることによって、実はそんなに悩む必要がないのではないかと感じられます。活力がわき、もっと頑張ろうと思えるとアンソニー・ロビンズは語ります。
アンソニー・ロビンズのマインドや企業哲学について他にも知りたい方はこちらの記事もおすすめです。
≫アンソニー・ロビンズから学ぶ!自分の限界を突破する方法
≫『アンソニー・ロビンズの運命を動かす』から学ぶビジネスを成功に導く考え方
≫世界トップコーチ、アンソニー・ロビンズ式型破りマインドセット
まとめ
この記事では落ち込んだときに、すぐに心を整えられる3つの方法をご紹介しました。
- 気分の落ち込みを体を動かすことによって整える
- 伝記を読み、誰もが大変な状況を切り抜けてきた事実を知る
- 人助けをして自信を取り戻す
「落ち込んだ後にどのような行動を取るか」が重要です。
その場に留まってしまえば、さらに気持ちが落ち込んでしまいます。感情が沈んでしまったときに、どのような行動をするかでその後の気分が変わっていきます。
どれもすぐに実践できる項目であり、ぜひ気軽に取り入れてみてください。

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