LinkedInで採用する時のポイント|活用すべきメリットとコツ

最終更新日: 2023/01/13 公開日: 2023/01/13

世界中で利用されているビジネス特化型SNS、『LinkedIn(リンクトイン)』。

名前は知っているけれど、実際に使ったことはないという方も多いことでしょう。LinkedInのユーザー数は年々増えており、国際化が予想される人材採用市場において今後更に注目度が高まるSNS媒体となることが予想されます。

本記事ではLinkedInの概要についてお伝えした後、LinkedInの活用方法や採用活動の進め方についてまとめてみました。

LinkedInとは

LinkedInは現在、利用ユーザーは2022年現在、全世界で7億5000万人を超えており、運営企業の米国LinkedIn社は2003年5月のサービス開始以来、右肩上がりの成長を続け、2016年にMicrosoft社に買収されて以降もLinkedInのユーザー数は増え続けています。

LinkedInは日本では利用ユーザー280万人と普及率はそこまで高くありませんが年々着実に増えており、企業の人事担当者や人材分野のフィールドで活躍するマーケターや経営者は絶対に抑えておかなければならないSNSです。

LinkedInの特徴

LinkedInは、Facebookと同じように実名でアカウントを作成し、そこから現在の職種・学歴・職務経歴・キャリアの中で培ってきたスキルなどを登録することができ、共感する経営者や同職種のビジネスパーソンと繋がることができます。

ビジネスに特化

LinkedInには、ビジネスパートナーを探す、自分のスキルや職歴をアピールすることで就職、転職をしたいなどの目的を持ったビジネスパーソンが数多く登録しています。

また、企業としても採用したい人材を媒体を介さずに自分たちで探し、直接アプローチができるSNSとして活用しています。

自己紹介ツールとしても使える

前述したようにLinkedInは個人にとって履歴書・職務経歴書代わりのツールとして活用できる利点がありますが、企業側にとっても自分達の会社がどのような事業を行い、どのような理念を持って活動している会社かを伝えられるミニHPのようなツールとしても使えるメリットがあります。

ハイクラス人材が豊富

現在、日本国内でLinkedInを使っているユーザーの人口は300万人程と言われています。

世界的にもLinkedInの利用者は平均的にビジネス感度が高いと言われており、実際、CEOやCFO、CMO、営業責任者など役員・管理職クラスの人材も多く登録しています。

ハイクラス人材が多く登録しているゆえ登録者のに平均年齢層が高いかと思いきや、日本国内では20代の登録者が最も多く、先見性があり、上昇志向が強い人材が多く登録していると言えます。

LinkedInで会社ページを作るメリット4つ

無料版でも機能が豊富

LinkedInのアカウントを作成したら早速、会社ページを作成することをおすすめします。無料版でも下記で紹介するメリットが見込めます。

①会社名・ブランドの認知度の向上

LinkedInは、原則 実名・顔出し登録がマストのビジネスSNSです。
ゆえに個人のプロフィールに所属企業のURLがリンクされているケースが殆どです。

個人がLinkedIn内で発信に力をいれて注目を集めると、「この魅力的なビジネスパーソンが所属している企業はどのような事業を展開している企業だろう?」と所属企業にも注目が集まる傾向にあります。

Linkedinにおける発信に力を入れる社員が多ければ多いほど、相乗効果で企業の認知度も拡大する可能性があります。

②採用広報にも役立つ

前述したようにLinkedInで会社ページを作成することができますが、作成すると採用広報活動にも良い影響をもたらす可能性が高まります。

2020年に行われたリクルートの調査で、20代若手の転職理由として「精神的なゆとりを求めて」「上司と合わなかったから」「働き方が合わなかったから」「社風が合わなかったから」などの理由の回答数が増えていることがわかりました。

この結果から転職先を選択する優先順位として給与や仕事内容、福利厚生よりも、企業風土や働き方、どのようなビジネスパーソンが所属しているかが重視される時代に変わってきていると言えます。

従来の転職サイトにおける求人広告のように耳触りの良いことしか書かれていない記事や社員インタビューでは、本当の意味での社風や所属社員の魅力は伝わりません。

その点、個人アカウントでの発信と会社ページが紐づくLinkedInなら、よりリアルな企業の雰囲気や社員達の働く様子が伝えることが可能です。

③自社商品のPRにも活用

LinkedInでは会社ページを作成することで、自社商品のPRを自由に行うことができます。

新商品(新サービス)のリリースが決定した時やキャンペーンを行う際、その情報を会社ページから投稿すればいいのです。

また有料ではありますがLinkedInのタイムライン内やタイムライン上部、メッセージボックス内に広告を出稿できる「LinkedIn広告」があります。

LinkedIn広告ではユーザーの興味関心などに合わせて広告を出稿することができ、そこから問い合わせを獲得することができます。

特にLinkedInはビジネス目的で利用しているユーザーが多いので、toB商品のプロモーションに向いています。

④イベントの作成もできる

他にも、LinkedInの会社ページを作成することで、会社主催のイベントを作成することができます。

個人アカウントしかない場合は、あくまでイベントの主催者は個人という扱いになりますが、会社ページを持っている場合、イベント作成時に主催者を選ぶことができるのです。

プライベートのイベントと分けるためにも、会社ページを活用したイベントを開催して拡散を促すと良いでしょう。

LinkedInの会社ページを最適化するコツ

企業のストーリーを伝える

自社の商品やサービスの情報を掲載しただけでは閲覧してくれたユーザーの印象に残らない可能性は高いです。

会社の沿革など事実のみの情報であれば必要な時に公式HPにアクセスすれば良いだけなのでわざわざLinkedInでそれを確認する必要はありません。

閲覧してくれたユーザーの印象に会社の印象を残こすためには、商品やサービスの開発秘話や現在に至るまでの紆余曲折のストーリーを記載することで印象に残りやすくなります。

人は事実だけを伝えられるよりもその事実に基づくストーリーがあると興味・関心が高まる傾向にあるので印象的なストーリーを伝える工夫を行いましょう。

社員リストを掲載する

LinkedInの会社ページでは、閲覧する側にどんな社員が働いているのかを表示することができます。

会社ページのトップの「○○さんと他○○人のつながりがある人がここで働いています」という表記をクリックすると、その会社に勤めている人を確認することが可能です。

近年は求職者側も企業や商品の名前ではなく、その企業にどんな人がいるかという観点で企業を評価し、転職時の判断基準にしている傾向が高まっています。

受け入れる企業側も社員の情報を載せることにより、現在活躍している社員と近いマインドや価値観を持ったユーザーへアプローチし、共感を得やすい効果が期待できます。

採用において最も大切な要素である「適切なマッチング」を行いやすくするためにも社員リストは掲載しましょう。

定期的にページを更新しよう

公式HP同様にLinkedinの会社ページでも常に最新の情報に更新し、発信できるようにしましょう。

情報発信の頻度が少なく、長らく会社ページ更新の形跡がないと、ユーザーが読んで「この会社はきちんと運営ができているのかな?」とその運用や会社の体制に不安を覚えてしまいます。

ページ開設から毎日更新を行うも短期間で続かなくなってしまう会社ページよりは、週1程度であっても定期的に更新される会社ページの方が信用度が増すでしょう。

スカウトメールを送る(有料)

ここまでは無料で使用できる機能を紹介しましたがpremiumアカウント(有料プラン)に申込むことによって活用できるLinkedInのスカウト機能を紹介します。

スカウト機能を利用することによりLinkedInの日本国内の登録ユーザー300万人にコンタクトできます。

FacebookやTwitterなどのSNSにも個別にユーザーにメッセージを送信できる機能はありますが、それらのSNSはプライベート専用でアカウントを作っているユーザーも多く、あまりビジネスシーンで活用されることはありません。

LinkedInというビジネスSNS上でのやり取りだからこそ、相手にもこちらの本気度が伝わる可能性が高くなります。

また、転職潜在層にコンタクトできるのもスカウト機能を使う大きなメリットでしょう。

一般的な転職サイトやエージェントでは「すぐに転職したい」という転職顕在層のユーザーがほとんどでコンタクトをしても既に競合他社からもコンタクトされている可能性は高いです。

特にエンジニア系の人材は求人倍率が高く、いわゆるレッドオーシャンの状態です。

その点、LinkedInはビジネスSNSであり、転職サイトやエージェントではありません。そのため、現時点では転職を考えていない方、機会があれば転職をしてみても良いと考えている方などを含めた「転職潜在層」と呼ばれるユーザーが多く登録しています。

このような転職潜在層にコンタクトできるのは、LinkedInのスカウト機能の大きなメリットといえます。

有料版と無料版のどちらが適切か要確認

結論から言うとLinkedInで採用活動を本格化させたい場合は前述した広告やスカウト機能を活用できる有料版の方が積極的にターゲット人材にアプローチできるでしょう。

また、無料版では、「つながり」のあるユーザー同士でなければメッセージの送信ができません。そのため、つながりが少なければ、メッセージ機能を有効活用することが難しいでしょう。

その点でも有料版に移行し、「リクルーターライセンス」という機能を使用することによってLinkedInに登録しているユーザーに対し、ターゲットを検索した上でメッセージの送信が可能となります。

会社ページを作成することにより、情報の露出度を高め、既に自社の商品や社員に興味を持ってくれてる顕在ニーズに応えることが主目的であれば無料版でも充分ですが、今後の採用活動を発展させるのであれば早めに有料版の機能を用いてPDCAを回して運用する方が間違いないことでしょう。

まとめ

LinkedInには他のSNSにはないメリットが多い

LinkedInは会社ページにて中長期的に自社のブランディングにも使えて、且つ採用活動をアグレッシブに行うという点で最大限の効果を発揮するSNSです。

自社のオリジナルストーリーや最新情報を発信して、ファンを獲得しながら、採用を積極的に行っている旨を伝えましょう。

Wantedlyなど特徴の似たSNSも他にありますが、世界規模で発展している、今後の成長性と言う点では企業として力を入れるビジネスSNSの第一選択肢はLinkedInが望ましいです。

本記事でLinkedInに興味を持たれた広報担当者、人事担当者はLinkedInで是非新しい企業情報の伝え方を試みてみましょう。

セミナーズ通信

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最終更新日: 2023/01/13 公開日: 2023/01/13
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