
リッツコンサルティング代表の井口晃氏とラーニングエッジの代表清水康一朗が対談をおこないました。
内容は、アンソニー・ロビンズが語る大切なことや、メンターを持つことの重要性についてです。また、世界で活躍する井口晃氏の習慣や心構えについてもご紹介します。UPWやDWDが気になっているという方もぜひご覧ください。
この記事は、セミナーズのYouTubeチャンネル「最強メンターアンソニー・ロビンズの教え リッツコンサルティング代表:井口晃 X 清水康一朗ライブ対談!7月31日(金)15:00-16:00」を記事化したものです。さらに詳しい内容を知りたい方は動画をご覧ください。
アンソニー・ロビンズが語る大切なことや、セミナーが気になっている人はぜひご覧ください。
DWDが躍進のきっかけの一つとなった
井口氏は21歳大学生の時に、アンソニー・ロビンズのUPWのセミナーをニューヨークで受けます。それが自己啓発やコーチングに関わるきっかけとなりました。
そのときは日本人は井口氏以外誰もいないという状況であったそうです。
その後ボランティアとして参加していた時に、日本人である丸山宏之さんという方がいたそうです。その参加のご縁から現在一緒にビジネスをおこなっています。
そして、UPWを受けた後DWDに参加したことが、井口氏が躍進していくきっかけの一つとなりました。
その後、2007年に帰国して会社を作ります。DWDでは、ラーニングエッジ清水や様々な経営者の方に出会いました。大阪から東京に引っ越した際に、居候させてもらったのも、DWDでできた友人であったそうです。
2006年に参加して以降、参加するたびにすばらしい出会いに恵まれたということです。
DWDから人生のきっかけが変わったという方が多くいらっしゃいます。
世界で活躍する井口氏の日常の心構えや習慣

起業してから一番意識していたのは、「決断する、そして行動する」ことはもちろんスピードを上げることです。
何かを決断する機会や選択肢は毎日あります。経営者であれば、営業の提案に対して、イエスというのかノーというのかがあるでしょう。
出会う人が増えれば、それだけチャンスが広がり決断の機会も多くなります。また、経営者の方に限らず、日常的に生活するなかでも小さな選択は起きるでしょう。
井口氏は基本的に何か提案があったら、ほとんどの場合はイエスと言っていたそうです。
決断をして行動を早め、結果に変えていく
数えきれないご提案の中で、当然リスクが高いものもありました。
信頼できる人から営業提案を受けたのであれば、基本的にそれをおこない力を結果に変えていくことを大切にしていたとのことです。
昔セミナーズの営業の方に、メルマガ広告を提案してもらったそうです。ですが、実は金額が貯金とほぼ同額でした。
しかし、これがうまくいけばビジネスで何かきっかけとなるかもしれないというときであったのです。
そして、挑戦したところ投資した額の10倍ほどの売上を実現させました。
当時は、とても怖かったと言いますが、決断をしてとにかく行動を早めて行こうと思ったそうです。
そこからは、ひたすら前に進むことを大切にしていたと言います。
失敗したくないと考えてしまう日本人
特に井口氏は、日本人の特性として、怖い、失敗したくない、損したくないと考えることがとても多いといいます。
例えば、海外でセミナーが行われるとしても、時間がとれないなど、まずはできない理由を考えてしまうでしょう。
できない理由を考えたらこのまま何もせず人生が終わってしまうかもしれないです。
コロナ禍でネガティブなことを考えて行動できない人は多くいらっしゃるでしょう。この時代であれば、いかに行動できるかが大切であり、新しい世界の始まりだと思っているとのことです。
社会現象にどのような意味付けをして、それをもとにどう行動していくのかということを考えましょう。そうすると、自分のやりたいことができる方法が見えていくのではないかと言います。
物事をよりよい方向に捉え、ニュートラルに考える
井口氏は基本はポジティブ思考であり、どのようなことがあってもよりよい方向に捉えるようにしているそうです。
いわゆる自己啓発的なものがとても好きで、目標設定をおこない達成するということが以前は多かったと言います。そして、最近はニュートラルに考えているそうです。
瞑想やヨガなどを取り入れ、物事と向き合う時間を作っていると述べます。何かが起こったとしても、あるがままを受け入れることを大切にしているそうです。
起こっていることを受け入れて中立なところで意味付けをしていき、自分ができることは何かという思考でいると言います。
創業当時はとにかく前へ進んだ│エネルギーが必要なときもある
当時は怖いもの知らずで、 とりあえず何かがあったらやるという形で、リスクがあっても自分がなんとかするという気持ちでした。
売上が上がるというよい面もありましたが、同時に働いていた社員や周りの人は大変だったのではないかと思うそうです。
しかしながら、人生単位でみれば一つ一つの課題は着実にステップアップにつながってるといえます。
エネルギーがないとその時立ちはだかっている問題に対し、乗りこえられないと感じることは誰でもあります。特に経営者として事業を創業するときやフリーランスの方も同様です。
井口氏の最初のエネルギーは、例えるならブルドーザーのようであったと言います。親が反対するときなどは、周りの状況がどんなものであったとしても、その期間はあらたなパワーが生まれてくると考えるとのことです。
メンターを持つことについて│新しいことを学べないと思ったタイミング

世界的に成功しているリーダーの方も、リーダーであるがゆえの恐怖や悩みは多くあります。
これをおこなったらどうなるのだろうなど、さまざまな不安をリーダーも持っているのです。
彼らもメンターとしてアンソニー・ロビンズを活用して、相談し自分の人生を変えていっています。
誰しも、普段の生活で誰かに教わってここまで生きてきたと思います。例えば親や、学校の先生、部活のコーチなど、会社であれば先輩など様々です。
しかし、経営者という立場では、なかなか周りに教えてくれる人がいなくなります。そしてある程度の時期になると、自分の中で新しいことを学べないという瞬間があるそうです。
このようなときこそ、メンターを持つのです。
メンターが入ることによって、次の道を教えてくれたり自分が見えない所が分かったりします。
人間は自分自身のことをある程度見れているとしても、やはり客観的に見ると抜けている部分はあるでしょう。
もちろん経営者はとくにそのような面を改善していく必要があると思います。
そのような面をよい方向に導いてくれたり、やり方を教えてくれたりといったことができます。井口氏が考えるメンターは、具体的には次のステージに連れて行ってくれるという存在であるそうです。
参考にするべきメンターには2種類ある
現実世界での参考にできるメンターには、2種類あるそうです。
1つ目は、自分がこうなりたいと思えるようなメンターです。
例えば、まさにアンソニー・ロビンズといった方があげられます。井口氏は、アンソニーをカリスマ的であり、一生に一回は本当に会っておいた方がよいと語ります。
そのような人にまず会いに行き、インスピレーションをもらうことです。
2つ目が、自分の少し先の位置にいる先輩です。例えば、自分の業界の少し上にいる人です。
このような人を2つの軸で持つのがよいと思っているそうです。
よくあるパターンは、近くの先輩や周りの人だけを見ることです。ですが、その場合は自分はこれくらいかなと、小さく考えがちになってしまいます。
だからこそアンソニーのような人に会うことが大切だといえます。自分を限界突破させてくれて、大きく考えることを教えてくれます。
憧れだけがあっても現実社会では落とし込めないため、現実的なメンターで落とし込みをすることが大事であると感じているそうです。
メンターは複数もっていい│人間皆完璧でない
皆一人の完璧なメンターがいないといけないと思っていることが多いのですが、完璧な人はこの世に一人もいません。
メンターは複数人持つことで俯瞰することもできるようになるし、さまざまなよい面を吸収できるでしょう。
井口氏は、メンターと同じくらい環境が大事であると考えるそうです。セミナーで出会った人は、一生の繋がりや友達になることが本当に多いと言います。
このような場に行くと、皆成長したいという意欲が高く大規模で活躍されている方も来ていて、その人がさらに飛躍していきます。
不況が来るときは大衆の逆をしろ│アンソニーが語る大切なこと

アンソニー・ロビンズは、不況が来るときは大衆の逆をしろと言います。
普通の人がやっていることというのは、普通はみんな恐怖におののいて行動できないというのです。
アンソニーは、例えで四季の話をよくするそうです。春夏秋冬は、経済にも存在するということです。
おそらくコロナ禍は冬と言えるでしょう。その時に、大切なのは動いておくことです。
例えば、 オンラインでテレワークをしたり、オンラインでマーケティングの仕組みをつくったりなどです。
アンソニーもまさに不況の中でも積極的に動きました。
4カ月の間にオンラインでセミナーを受けられるような仕組みを作り、それを大成功させました。
彼は、Zoom社と契約して、9億ドル投資したそうです。
それだけ投資して、時間をかけてアンソニーがやりきったところを見るだけでも価値があります。
彼は何が起きてもそれを力に変えていくというところが、本当に見習うべきところであると述べました。
強風のときこそ行動した井口氏の例
井口氏も強風の時こそ行動することを、一番大事にしていると言います。
コロナによって日本に打撃がきたときに、自身のビジネスをすべてオンラインに切り替えたそうです。そして、4月で一番皆が大変であったときに、1か月で1億円位の利益が出たと言います。
井口氏は、言われたことや、学んできたことをやっただけという感覚であるそうです。
そして、一度これを皆が体験すると、次も実現できるということです。
先の見えない時代だからこそ、このようなマインドを身につけて、新しいことを始めるのはよい経験になると言います。
普段生きていると、社会的プレッシャー や常に人の目を見ながら行動することを意識することが非常に多いと思います。
日本の文化では、それがいいところではあります。
しかし、実際に何か変化が起きた時や、起業するとか経営をうまくいかせるためには、人の目ばかり気にしていてはよくありません。
よい状態を保ち続けることが大切
よい状態を持ち続けることが大事であるそうで、状態は戻ってしまうものです。
2019年にDWDに約5年ぶりに行かせてもらった際に、久しぶりにその時の感覚を味わったと言います。
繰り返しやることによって自分の状態は変わると感じるそうです。そして、このような場でそれが実現できるのではないでしょうか。
本物中の本物を経験することによって、ブレイクスルーが起こり、自分の人生を変えるきっかけになると言います。
アンソニー・ロビンズのセミナーを受けてみたい人へのメッセージ

もし受けられるなら、1日目からオープンマインドでいることであると言います。
アンソニー・ロビンズが言っていることが正しいかなどとジャッジするのではないということです。
もしジャッジするならば、セミナーが終わってから判断すればいいと言います。
ジャッジするために受けずに、ただ楽しむことが第一です。
オープンマインドで生きれば、確実に何か学べることができ、自分の可能性も見つけられます。
第二に、実用的にどこに使おうか、どのような行動をしようか、どの経験の部分に使おうかと考えることであると言います。
井口氏の場合は、セミナーを受けるときは、アクションリストを作っていくそうです。
そこにセミナーの内容を聞いて、どのようなアクションを取るかどんどん書いていくと言います。
本当に大事なものであれば、とにかくその場で行動をとりましょう。
セミナーを受けているときから行動する
何に自分はこれを実践するかセミナーを受けているときから行動することを心がけましょう。
例えばアクションリストを書く、社員に提案をするなどです。そうすると、受け終わるころには、数々の意思決定がされている状態となります。
よって「自分は何に行動をとるのかを意識しながら、これが 終わったら何をするか決めながら受ける」といいと言います。
よくあるのが、受けた内容が薄れてしまうことであるそうです。価値を何十倍にもするためは、行動を続け継続し、成長をすることを意識することであると述べました。
物事を継続するには
成長するためには行動を続けることが不可欠であり、井口氏に継続するためのポイントを伺いました。
井口氏によると物事を継続するためのポイントは、環境の力に頼ることであるそうです。
意志の力には限界があります。例えば、朝起きてスマートフォンを触る、満員電車に乗るなどをおこなうとそれが終わるころには意志力は低下してしまいます。
井口氏は、意志力を使わないようにルーティンを決めているそうです。考えなくてもできるように、環境を整えているそうです。
例えば、朝起きたらヨガを20分ほどするそうですが、朝起きると、すぐにヨガのチャンネルをつけられるようにしていると言います。
翌日の朝にサプリやプロテインを飲むのも、前日に準備することがあるそうです。
また、一人でおこなうと諦めやすいために、仲間とおこなうことが大事であると言います。
ほかの人と、ワークをおこなう機会はあると思います。会に入ってノウハウを実践していこうという仲間作りをするのが重要なことです。
よって、セミナーや集まりに積極的に出て仲間を作りましょう。またそのような場は、皆がオープンマインドになっていて、絆が深まりやすいと述べました。
まとめ
アンソニー・ロビンズのようなメンターを持つことで、ブレイクスルーをして、次のステージに向かうことが可能です。
どのような人をメンターに持つとよいのか、またセミナーを受ける際の心構えを知って、今後の参考にしていただければ幸いです。

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