
2020年から話題となっている「風の時代」は、スピリチュアル業界だけではなく、ビジネス界でも注目を集めています。
占星術にもとづく「時代」が変わったことにより、ユーザーの価値観が大きく変わり始めました。そのため、働き方だけではなく、マーケティングなども大きく変化しています。
そこで今回は「風の時代」に何が大きく変わったのかをご紹介すると共に、マーケティングの変化についてもご紹介していきます。
そもそも「風の時代とは?」について詳しく知りたい方は、以下の記事をお読みください。
風の時代|なぜ話題になったのか?

「風の時代」というワードはトレンドといわれるほど、ネットで話題になっています。ではなぜそこまで話題になり、ビジネス業界でも注目している経営者が多いのでしょうか?
もともと占星術に興味がある人は想像ができますが、他の方が注目している理由をご紹介していきます。
価値観が多様化してきた時代にマッチしている
風の時代は、2020年12月22日からスタートしています。
時代の流れとともに価値観が多様化してきた時代にマッチしていることが話題になった理由として挙げられます。
「お金・学力・肩書・資格」などに執着する時代
■ 風の時代
「モノよりコト」「結婚より“幸せに生きていく”ことに焦点を当てる」など、見えないものに価値を置く時代
土の時代は、「物」「形」など“目に見えるもの”に価値が置かれていました。つまり「お金や財産がある人が力を持つ」時代だったということです。
しかし風の時代では、住む場所や結婚、財力といったものに囚われず「個人の自由と権利・平等性」を強く求められる時代になっています。
このように「経済力」「学歴」「職歴」など古い固定観念に縛られることが薄れてきた時代にマッチしていることで、注目が集まった可能性があります。
風の時代|何が大きく変わっているのか

土の時代から風の時代に変わり、何が大きく変わっているのかをご紹介します。
形のないものに価値が高まっている
前章でも解説したとおり、形のないもの(目に見えないもの)に価値が高まっています。
土の時代 | モノ、金銭、権力、安定性、団体、所有、スキル |
風の時代 | 個人、自由度、情報、想像力、感じる、共感 |
風の時代は、権威性から共感を重視する時代に変わり、モノを所有するより「シェア」することが当たり前になっています。
ビジネスにおいても、サブスクリプション型が浸透し、ユーザーが必要な時に定期的に利用するスタイルが一般的になっています。
また、サブスクリプションは、自由に退会することができるスタイルが多く「自由度」が求められる風の時代にマッチしています。
自分で生活基盤をつくっていく能力
風の時代は、自分で生活基盤をつくっていく能力が求められる時代です。
土の時代は、ごく一般的には上記のような権威性やブランド力が重視されている時代でした。
しかし、風の時代はコロナ禍の影響で、場所や時間、人間関係などに囚われずに「在宅勤務」「テレワーク」などが当たり前になっています。
さらに、フリーランスや個人事業主として活動する人が増えている現代は、会社に縛られることなく、自分で生活基盤をつくっていく能力が求められています。
風の時代のマーケティングの変化とは?

ここからは、風の時代のマーケティングの変化についてご紹介していきます。
ブランディングの定義が変わった
まずは、価値観が大きく変化したことにより、ブランディングの定義が変わったことです。
時代が変わったことにより、既存の価値観やブランディング力が通用しなくなっています。
例えば、「家を持つ」「車を持つ」という所有することに価値を置かれていた土の時代から、「シェアハウス」「カーシェア」などが親しまれやすい時代になっています。
そのため、ブランディングの定意が大きく変わっているため、どのようにマーケティングしていくかということも新たに考察することが重要視されています。
ユーザーの情報収集がSNSになった
2つ目は、ユーザーの情報収集がSNSになったということです。
例えば、「レシピを知りたい」「カフェを調べたい」「口コミを知りたい」といった場合に「ハッシュタグ(#)」で検索する方が増えています。
このように、紙媒体やGoogle等の検索エンジンで情報収集する人から固定のアカウントから情報収集する人が増えています。
ユーザーの「シェアしたい」「縦より横とのつながり」を重要視している時代であるため、SNSをどのように発信していくかという「SNSマーケティング」が重視されはじめています。
オンラインサロン・クラウドファンディングを活用するようになった
3つ目は、オンラインサロンやクラウドファンディングを活用するようになったことです。
風の時代は「シェア」「共感」「価値観が合っているか」などが重視されている時代です。
そのため、オンラインサロンでの情報共有、また自分の感性やビジョン・理念に共感した人が、自ら支援する「クラウドファンディング」などが必要とされている時代になっています。
つまりユーザーは、権力がある人を支持するのではなく、「この瞬間、この人に共感できるか」ということを大切にしています。
よって、風の時代では、ユーザーの価値観が大きく変化したことで、マーケティング活動も大きく変わっています。
風の時代!価値観が変わりマーケティングも大きく変化している

風の時代は「モノよりコト」「自由」「共感」といった、目に見えないものに価値が置かれています。
土の時代では「金銭」「権威性」「スキル」などが重視されていました。
このように価値観が大きく変わったことにより、マーケティングにおいても「シェア」「共感」といった“横とのつながり”が必要になります。
- ブランディングを再定義する
- SNSマーケティングをしっかり学ぶ
- オンラインサロン・クラウドファンディングを活用する
ユーザーの価値観の変化に合わせて、上記のように自社に合ったマーケティング手法を取り入れていきましょう。

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