
- 「メールマガジンの目的ってなに?」
- 「メルマガって主にどんな形式があるんだろう」
- 「メルマガの配信方法を知りたい!」
このように思われていませんか?
メルマガとは、自社製品やサービスの情報をメールで発信していくマーケティング手法のひとつです。
また、情報発信だけではなく「購入者のアフターフォロー」や「顧客育成」を目的として活用することができます。
本記事では、メルマガの基礎となるメリット・デメリット、そしてメルマガの形式や配信方法についてご紹介します。
>【約80,000人に対して配信が可能】セミナーズメールマガジンについて
メルマガとは?

メルマガとは、メールマガジンの略で、自社製品やサービスの情報をメールで発信していくマーケティング手法のひとつです。
企業側が発信したい、またお知らせしたい情報を任意で発信できるため、比較的自由度が高いことが特徴です。
- セールスプロモーション
- 広告活動
- 購入者のアフターフォロー
- ブランディング
- 顧客育成
上記のことを目的として、メールマガジンを定期的に配信していきます。
現代はリスト獲得する際SNSを利用している人が多いですが、企業が見込み客に対して積極的にプッシュしていけば、高い効果が期待できます。
メルマガのメリット
メルマガのメリットは、以下の3つです。
- 費用が抑えられる
- プッシュ型マーケティングで即効性が期待できる
- 特定のユーザーにアプローチできる
メルマガは基本的に1件1件の送信料がかかりません。かかったとしても、1度に多くのメールを配信すれば、1件あたりの費用も抑えられます。つまり、広告費などと比べると費用が抑えられるということです。
ただし、顧客リストが何十万もあり、まとめて一斉配信するとなれば余分に費用が掛かってしまうことはあります。
また、メルマガは、プッシュ型マーケティングで、特定のサービスや商品を顧客に合わせてダイレクトに発信できます。
メルマガは、ECサイトやWEBサイトに訪問してきたユーザーに大幅にアプローチする手法よりも、高い効果が期待できます。
メルマガのデメリット
メルマガのメリットは以下の3つです。
- 必ずメールを開封してもらえるとは限らない
- 迷惑メールに振り分けられることもある
- 定期的なアイディアが必要になる
まず、商品の購入後やなんらかのアクションを起こした顧客がメルマガを登録したとしても、LINEやSNSの媒体と同じように「毎日チェック」されるとは限りません。
さらに、SNSと比べ「いいね」ボタンといったものがありません。そのため、受信側の設定によっては迷惑メールに振り分けれることもあるため「特定のユーザーにしっかり情報が届いたのか」ということも確認ができません。
また、HP上で記載する記事やコラム等は、資産として残りますが、メルマガは1回で終わってしまうため、定期的なアイディアが必要になります。
メルマガの2つの形式

ここからは、メルマガの形式について解説していきます。
- 文字のみのテキスト形式
- 文字色・フォントの変更、画像挿入をしたHTML形式
メルマガは、上記の2つの形式があります。以下からは、この2つの形式について詳しくご紹介していきます。
テキスト形式
テキスト形式とは、文字のみ(数字、記号)を使用した形式のことです。
メリットは、文字だけのメールなので容量が軽く、HTML形式と比べ専門的な知識が無ても簡単に使用できることです。
デメリットは、メルマガの開封率が計測できないこと、そしてデザイン性が欠けるため、視覚的にユーザーへ訴求することは難しいです。
・とりあえず簡単に始めてみたい
・シンプルなメルマガを制作したい
・ユーザーの通信状況で受信できないリスクを避けたい
HTML形式
HTML形式とは、WEBページの制作の際に使用する文字列で構成された形式のことです。
メリットは、文字色・フォントの変更、画像挿入ができるため、視覚的にユーザーに訴求できることです。さらに、テキスト形式と違い、開封率の計測が可能です。
メルマガの開封率の計算については、以下の記事をお読みください。
デメリットは、メルマガを制作するにあたり、専門知識が必要になります。また、受信側の環境によって文字化けしたり、うまく表示されないこともあります。
・視覚的に印象づけたい
・デザインを重視したい
・しっかりと開封率の計算してマーケティング活動に役立てたい
メルマガの配信方法

メルマガの配信方法についてご紹介します。
メルマガ配信方法 | 特徴 |
Bcc機能を利用して一斉送信 | ・情報漏洩のリスク ・手軽のできる ・多数に向けての配信には向いていない |
ExcelとOutlookを活用する | ・専門知識が必要になる ・少し難易度が高い |
Googleスプレッドシートとドキュメントを活用する | ・連携に「Google Apps Script」でコードを書く必要がある ・1日の配信数に限りがある (500~2,000通/日) |
メール配信サービスを利用する | ・専門知識がなくても簡単にメルマガを配信・管理できる ・ツールによって高度なメールマーケティングを行える |
上記の4つの方法があります。ここからはさらに詳しく解説していきます。
Bcc機能を利用して一斉送信
1つ目は、Bcc機能を利用して一斉送信する方法です。こちらは、宛先欄の「BCC」に複数のメールアドレスを入力しメールを発信していきます。
このような方法は、人的な間違いが多く、情報漏洩につながることがありえます。そのため、企業として配信する場合は基本的におすすめできません。
情報漏洩は、信頼を失うリスクがあるので、多数に向けて発信する場合、以下からご紹介する配信方法を検討してみましょう。
ExcelとOutlookを活用する
2つ目は、ExcelとOutlookを活用する方法です。
送信先をExcelでまとめて、HTMLに情報を反映させてOutlookで配信を行います。専門的な知識が必要になるので、難易度が少し高いです。
Googleスプレッドシートとドキュメントを活用する
3つ目は、Googleスプレッドシートとドキュメントを活用する方法です。こちらは、Gmaiの配信になります。
Googleスプレッドシートで送信先リストを作成し、ドキュメントで内容を作成していきます。連携には、Google Apps Script(GAS)が必要になります。
また、1日送信数が500~2,000通など制限があるため注意が必要です。
メール配信サービスを利用する
4つ目は、メール配信サービスを利用する方法です。
企業のメルマガであれば、専門知識がなくても簡単にメルマガを配信・管理できるため、メール配信サービスを利用することをおすすめします。
さらに、他の方法と比べて最も安全であり、また手間もかからず、しっかりとデータ分析も行えるため、マーケティングにも役立てることができます。
メルマガ配信の3つのポイント

ここからは、メルマガ配信のポイントについてご紹介していきます。
型をつくっておく
メルマガ配信の1つ目のポイントは、型をつくっておくことです。一定の頻度で配信するメルマガは、型をつくっておくことで時間や労力を最低限に抑えることができます。
また、時間や労力を最低限に抑えるだけではなく、デザインの統一性が生まれるため、ブランディングにも役立ちます。
とくに、メルマガ配信は「読者にとって読みやすいか」が重要なため、型をつくり統一性のある発信をしていきましょう。
テスト配信を入念に行う
メルマガ配信の2つ目のポイントは、テスト配信を入念に行うことです。
とくに、HTML形式のメルマガ配信は、受信側の環境に大きく左右されるので入念にテストを行いましょう。
「パソコン」「スマホ」「タブレット」さまざまな媒体での確認はもちろん、機種やモデルの表示も確認しましょう。
法律をしっかり知っておく
メルマガ配信の3つ目のポイントは、法律をしっかり知っておくことです。日本でメルマガを配信する際しっかりと「特定電子メール法」に則った内容かを必ず確認する必要があります。
- 送信者の名前もしくは企業名称などの表示義務
- 同意を得たユーザーに配信する
- 送信者情報に虚偽の表記をしない
- 受信拒否の方法を記載する
- 受信拒否したユーザーに配信をしない
このような法律があるため、違反しないようにしっかり確認を行いましょう。また、情報漏洩を防ぐためにも、セキュリティ体制をしっかり整える必要があります。
まとめ|メルマガはメールマーケティングのひとつ
メルマガは、メールマーケティングのひとつで、商品やサービスに関する情報発信や購入者のアフターフォローなどを行います。
現代は、顧客にとっての情報収集は、SNSを利用している人が多いですが、欲しい情報を特定のユーザーに届けるメルマガは、今後も期待ができるでしょう。
顧客育成やファンの獲得ができるメルマガは、コストも最小限に抑えながらマーケティングに役立てることができます。
ぜひ、「メルマガ」の基礎知識をしっかり抑え、マーケティングに活用していきましょう。

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