才能を富に変える「ウェルスダイナミクス」ビジネスに活用するコツ

最終更新日: 2022/11/02 公開日: 2022/11/02

起業や副業に挑戦したいと考えている人の中には、次のように感じている人も多いのではないでしょうか?

  • 自分の能力や得意分野をビジネスにどう活かしたらよいのかが分からない
  • 自分の力で稼ぐという具体的なイメージが湧かない

もしこうしたモヤモヤとした思いを抱えているなら、ウェルスダイナミクスを知ることで新たな一歩が踏み出せるかもしれません。

本記事では、ウェルスダイナミクスの基本的な考え方と重要なキーワードについて解説します。

一般社団法人日本適性力学協会の代表理事である宇敷珠美様による著書のご紹介記事となります。ウェルスダイナミクスについてわかりやすく解説しておりますので、ぜひ最後までお読みください。

お問い合わせにつきましては、宇敷珠美様へ直接ご連絡をお願いいたします。

ウェルスダイナミクスとは

はじめに、ウェルスダイナミクスとはどのようなものかを見ていきましょう。

ウェルスダイナミクスには、次の2人の人物が深く関わっています。

ロジャー・ハミルトン氏が考案

ウェルスダイナミクスとは、自分自身の才能を明確化して望む人生を手に入れるための自己分析ツールです。

大脳生理学や分析心理学といった科学的アプローチに加え、陰陽五行説、易経などの東洋思想を取り入れて形成されています。

考案者はフューチャーリスト(未来学者)で社会起業家、また世界的なコンサルタントでもあるロジャー・J・ハミルトン氏です。

ウェルスダイナミクスは世界で21万人以上の起業家に活用され、膨大な数の成功者を輩出してきました。

バリのリゾート施設で開催されるビジネスリトリートプログラム「ウェルスダイナミクス・マスターズ」には、毎年世界中から参加者が絶えません。

宇敷珠美氏が日本国内で普及を推進

一般社団法人日本適性力学協会の代表理事を務める宇敷氏は、ウェルスダイナミクスを日本国内で推進する日本総代理店の責任者

20代をアメリカで過ごし、帰国後2002年に起業。日本の起業家たちに海外ビジネスセミナーを紹介、多くの優秀な人材を様々な海外ビジネスセミナーに導いた先駆け的存在となりました。2006年ロジャー・ハミルトン氏との出会いを機にウェルスダイナミクスを日本で紹介してきました。

体験セミナーも含めて累計5万人以上の受講生にウェルスダイナミクスを伝え続けてきた人物です。

自身の才能に気づかせ、開花へと導くプロフェッショナルといえるでしょう。

ウェルスダイナミクスの基本的な考え方

ウェルスダイナミクスについて詳しく説明する前に、基本的な考え方を押さえておきましょう。

ウェルスは「富」という意味ですが、ウェルスダイナミクスでは必ずしも「富=お金」とは捉えていません。

富とお金の違いについて、次の点を確認しておくことが大切です。

お金の呪縛に気づく

富=お金と捉えてしまう原因として、お金そのものに価値があるという考え方が挙げられます。

貨幣は物々交換の不便な点を解消するために作り出した道具であり、ツールに過ぎません。

お金は価値を分かりやすく置き換えて示すため、多くの人はお金自体に価値が宿っていると勘違いしてしまうのです。

価値を金に投影しているのは、いわばお金の呪縛に囚われている状態といえます。

まずはお金そのものが単なる道具であること、価値とお金は切り離して捉えるべきであることを十分に理解しておく必要があります。

お金ではなく「富」を軸にする

お金と「富」の違いを分かりやすくするには、所有しているお金を全て失った状態をイメージするとよいでしょう。

お金=富と捉えている人にとって、お金が一切なくなってしまうことは恐怖でしかないはずです。

一方、価値とお金を切り離して捉えている人にとっては絶対的な恐怖ではありません。

無一文になったとしても知識や経験、マインドセット、人脈、健康といった資産は残るからです。

お金そのものを追いかけるのではなく富を生み出す源泉に着目することこそが、ウェルスダイナミクスの根底にある考え方です。

価値にレバレッジをかける

知識や経験、マインドセット、人脈といった富を持っている人は数多くいます。

内なる富をすでに持っているにも関わらず豊かにならないのは、価値にレバレッジをかけることができていないからということです。

レバレッジとは「梃子(てこ)の原理」のことで、最小限の力で最大限の結果を得ることを指します。

レバレッジをかけるのは「お金」ではなく「価値」である点に注意してください。

自分自身が本来持っている才能や強みに気づき、レバレッジをかけることで価値が増強され、富を呼び込みます。

価値にレバレッジをかけるとは、お金という「蝶」を追うのではなく、蝶が集まる美しい「庭」を作っていくことなのです。

ウェルスダイナミクスを知るための3つのキーワード

ウェルスダイナミクスを知る上で重要な3つのキーワードについて見てきましょう。

自分の強みや才能を知る上で、次のキーワードを押さえておくことが大切です。

自分自身も気づいていない「内的価値」

富を生み出すには、自分が提供できる価値を把握しておく必要があります。

前述の「お金」に代表される価値の尺度は、いわば外的な価値に過ぎません。

たとえお金を失ったとしても残る「内的価値」にフォーカスしていくことが重要です。

  • 才能・情熱:コアバリュー(生まれながらに持っている価値)
  • 人脈・知識:ミッドバリュー(人生の中で築き上げてきた価値)
  • 目的・価値:キーバリュー(社会的な価値)

内的価値は6つの要素のうちどれか1つを突出して持っていればよいというものではありません。

コアバリューの土台があり、ミッドバリューという骨組みの上にキーバリューという屋根や外壁がなければ安定しないでしょう。

根底に才能や情熱がなければ、社会的に広く認知されるような高次の価値を提供することはできないのです。

エネルギータイプを表す「周波数」

エネルギーと聞くと力強さやバイタリティをイメージするかもしれませんが、人によってエネルギーのタイプは大きく異なります。

創造性や社交性のエネルギーを持つ人もいれば、調和や理論性といったエネルギーを持つ人もいるのです。

ウェルスダイナミクスでは、エネルギーの特徴を4つの周波数に分類しています。

周波数 特徴
ダイナモ(発電機) 創造・確信
ブレイズ(炎) 情熱・社交性
テンポ(リズム・調子) 調和・献身
スチール(鋼) 効率・理論性
4タイプの周波数

それぞれの周波数に優劣はなく、行動特性と思考特性を把握する際の指標として用いられます。

後述するプロファイルと併せて、自身の強みや才能を知るための要素となるのです。

才能のタイプを表す「プロファイル」

プロファイルは自分自身の才能のタイプを示す指標です。

8つのカテゴリーから成り、前述の周波数とも密接に関わり合っています。

プロファイル 富を生み出す鍵
クリエイター より良いものを作り出す
スター 自分の存在価値を確立する
サポーター チームを率いてサポートする
ディールメーカー 人と人とを繋げる
トレーダー 安く買って高く売る
アキュムレーター 価値が高まる資産を所有する
ロード 富を生み出す権利を掌握する
メカニック より良いシステムを築く
8種類のプロファイル

周波数とプロファイルをウェルスダイナミクス・スクエアに落とし込んでいくと、自分のエネルギーと才能の傾向が可視化されます。

出典:一般社団法人日本適性力学協会 公式サイト

ウェルスダイナミクス・スクエアで自分の強みと弱みを把握し、才能を活かして富を生み出していくのがポイントです。

レバレッジの鍵を握る人脈をカテゴライズする

自身の価値にレバレッジをかけていく際、重要な鍵を握るのが人脈です。

ウェルスダイナミクスでは、人脈を「ウェルスネットワーク」と呼んでいます。

ウェルスネットワークの4つのカテゴリーについて見ていきましょう。

富を遠ざける「貧困ネットワーク」

貧困ネットワークとは、自分の周囲にいる人のうち富を築くにあたって足を引っ張る人のことです。

一見すると自分のことを心配してくれているようでも、実は富から遠ざける方向に導いているため注意してください。

具体的には、次のような特徴に当てはまる人々です。

  • 悲観論者:挑戦しようとしていることに対して「きっと失敗する」「うまくいかないだろう」などと水を差す
  • 懐疑論者:やろうとしていることに対して「意味があるの?」「失敗しかねないのでは?」などと疑念を植え付ける
  • 妨害者:富を築こうとする行動を意図的に妨げ、自分の思い描いた通りの関係性を維持しようとする
  • コバンザメ:価値を付加することなく、人が生み出す富を吸い上げることで利益を得ようとする

貧困ネットワークは価値にレバレッジをかける行動を妨げる要因となります。

できるだけ貧困ネットワークの影響を受けないよう、意識的に距離を取ったり付き合いを減らしたりすることが大切です。

土台を支える「サポートネットワーク」

サポートネットワークとは、富を築くために協力してくれる人々のことです。

具体的には、次のような特徴に当てはまる人を指します。

  • 推薦者:コネクションを作ったり、人に紹介したりといった行動を進んでしてくれる
  • 同志:高い目標を掲げてお互いに学び合い、高め合っていくことができる
  • 支持者:ビジネス以外での精神的なサポートをしてくれる

前述の貧困ネットワークとは真逆の人々のように思えますが、どちらも身近な人の中にいて区別がつきにくい点に注意が必要です。

明確に足を引っ張る素振りを見せなくても、失敗してほしくないと心配するあまり悲観論者や懐疑論者になることもあり得ます。

反対に、一見するとライバル関係にある人や厳しい助言を与える人の中には、サポートネットワークに該当する人もいるのです。

物腰や接し方で判断するのではなく、富づくりにどう関わる人なのかを慎重に見極める必要があります。

未来のチームとなる「生産ネットワーク」

生産ネットワークとは、実務を担当したり時間を提供したりしてくれる人々のことです。

将来のチームメンバーとなる人やパートナーシップを組む人であり、ビジネスを推進する上で欠かせない存在といえます。

生産ネットワークは大きく分けて「マネージャー」「チーム」に分類できます。

マネージャーは共同経営者として経営的視点を持つ人と捉えてください。

一方、チームは外注先として業務を委託するプロフェッショナルに相当します。

いずれも一朝一夕に見つけるのは容易ではないため、該当者とは定期的に連絡を取り合っていくことが大切です。

アイデアや資金をもたらす「リソースネットワーク」

ウェルスネットワークの中でもとくに重要な位置を占めるのがリソースネットワークです。

具体的には、次のような特徴に当てはまる人を指します。

  • 機会提供者:新しいチャンスやアイデアを届けてくれる
  • アドバイザー:役立つ知識や失敗パターンを共有してくれる
  • 出資者:プロジェクトを金銭面から支えてくれる

上記のような人々はすでに一定の成功を収めているケースが多く、いつでも気軽に知り合いになれるとは限りません。

成功者が参加するセミナーやパーティに参加するなどして、ネットワークを築くチャンスを意識的に増やしていく必要があります

成功者が新しいネットワークを求めている場所に顔を出すことで、リソースネットワークを広げていきましょう。

ウェルスダイナミクスの注意点

ウェルスダイナミクスは自身の強みを知る上で有効なツールですが、活用するにあたって注意しておくべき点もあります。

活用方法を誤らないためにも、次の2点については必ず押さえておきましょう。

人の性格や人間性とプロファイルを結びつけない

ウェルスダイナミクスでは、強みや才能をプロファイルで分類しています。

プロファイルはあくまでも自分自身を発見するためのツールであり、人の性格や人間性を決めつけるために使うべきではありません

たとえば、チーム内で馬が合わない人のことを「プロファイルが正反対だから相性が良くない」といった判断をしがちです。

人の言動は複合的な要因によって表面化します。

育ってきた環境や経験以外にも、単にその日の気分によって偶然にも機嫌が良い・悪いということもあり得るでしょう。

人の言動のある一面だけを切り取って、プロファイルと安易に結びつけないようにしてください。

人の行動がプロファイルを表しているとは限らない

プロファイルは人の内面に関わる事柄ですので、全ての行動がプロファイルによって説明できるケースばかりではありません。

一例として、クリエイターは凝り性に見えることが多いものの、凝り性に見えるからといってクリエイターとは限らないのです。

たまたま表出した言動がプロファイルを決定づけるのではなく、思考や感覚の一部が言動として表れていることを意識しましょう

人の行動を見ただけで、プロファイルを安易に推測してしまうのは本末転倒です。

ウェルスダイナミクスのプロファイルを「人の行動パターン集」のように活用しないよう注意してください。

まとめ

「富を生み出す」と聞くと、「お金を稼ぐ」「収入を増やす」といったイメージを持つ人が多いでしょう。

しかし、ウェルスダイナミクスではお金そのものを追い求めることを勧めていません。

真の富とは何を指しているのかを定義し直すにあたって、ウェルスダイナミクスは重要な示唆を与えてくれます。

ウェルスダイナミクスについてより詳しく知りたい方は、ぜひ宇敷氏の著書『ウェルスダイナミクス』を手に取ってみてください。

プロファイルテストを通じて、自分の強みや才能に改めて気づくチャンスを得られるはずです。

最終更新日: 2022/11/02 公開日: 2022/11/02
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