
「翌日に疲れを持ちこしてしまい、いつも疲れている感じがする!」
「体力のなさを感じ、一日の中で思いっきり仕事に取り組めない!」
「毎日がむしゃらに働いても、疲れない体力が欲しい!」
成功する社長は、体力作りに気を使っています。正しい方向性で体力をつけると、たくさん働いても生活の中で疲れにくい体を手に入れられるでしょう。
そして、翌日に疲れを持ち越さずに、毎日を生き生きと過ごせるようになります。
この記事は、セミナーズのYouTubeチャンネルである「【長時間パワフルで疲れない】成功する社長の体力のつけ方」の動画を記事化したものです。気になる方は動画も併せてご覧ください。
今回は、長時間パワフルに働いても疲れない成功する社長の体力の付け方を厳選してご紹介します。
この記事を読めば、以下のことが分かります。
- 日本経済の発展に大きく貢献し、突出した体力を持っていた鮎川義介について
- 体力をつけるために気を付ける心がけやおこないについて
ずば抜けた体力を持っていた鮎川義介
ずば抜けた体力を持っていた、日本の実業家には鮎川義介があげられます。
鮎川義介は日本の大企業を次々と作り上げ、日本経済の発展に大きく貢献した人物です。
大量の企業群を設立して「日産コンツェルン」を作り上げた人物としても知られています。その規模の大きさは、三井・三菱を凌ぐほどでした。
鮎川義介が作り上げた企業には、以下のものがあります。現在では日本をけん引している企業ばかりです。
鮎川義介が導いた企業の一部をご紹介します。
- 日立製作所
- 日本テレビ
- 日本水産
- 日産自動車
鮎川義介は、一万社以上の創業・育成に関わったと言われています。
毎月1社作りあげても年間で12社、それを10年やり続けても120社が創立できる計算です。毎日がどれだけハードスケジュールであったかが分かるでしょう。
朝から晩までさまざまな人がひっきりなしに相談に来るような環境で、トイレに行く暇もないという生活を長く続けていました。
鮎川義介についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
成功する社長の体力の付け方とは

鮎川義介のようなスタミナのある人物は、体力作りのためにどのようなことに気をつけているのでしょうか。
体力を付けるための6つの方法について、見ていきましょう。
ストレスを溜めない
体力をつけるために最も大事なことは、ストレスを溜めないことです。ストレス物質は、人間のエネルギーを大きく下げるものです。
ストレスを溜めないと言っても、完全にストレスを排除することは難しいでしょう。
なるべく不安や不満となっている要素の原因を排除して、自分が楽しいと思うおこないをすることが大切です。鮎川義介は、それを体現した人物でした。
鮎川義介は、日本の産業をすべからく国民の手によって、人々を豊かで幸せにするという思いがありました。
そのために事業を作るという信念を持って、日々の生活を送っていたのです。
そして、技術で人の生活を豊かにするために、日産自動車や、日立、日立金属などを立ち上げました。日立金属は、鮎川義介が最初に設立した会社です。
ほかにも、飲食業の日本水産や、銀座久兵衛など、幅広い業界・企業の支援をおこなったり創業を始めたりしました。
鮎川義介は自分が目指す信念にそって、朝から晩まで楽しいことをおこなっていたのです。
やりたいことを次から次へと具現化していき、思い立ったらすぐに行動していたことが分かります。そして、おこなった取り組みをどんどん人に任せていきました。
嫌いなことや苦手なことを、自分でおこなっているとストレスが溜まるものです。たとえば細かいことが苦手な人が、詳細なデータの管理や、チェックをしたらストレスが溜まるでしょう。
不得手なことは得意な人に任せて、自分が楽しいと思うことをすることが重要です。
こちらの記事では、経営者ならではのストレスを発散するコツについてご紹介しています。経営者が抱えやすいストレスの種類や、溜めないようにする要点を知りたい方はぜひご覧ください。
筋肉をつける、ゆるめる
身体の健康的な基盤を作るために、筋肉をつけることも重要です。
鮎川義介は、強靭な身体の持ち主でした。体力があり、骨太で筋肉が発達していたのです。幼少期からしっかりとした栄養を取り、運動をしていたのではないかと言われています。
実際に、鮎川義介が、頑丈な身体であることがよく分かるエピソードがあります。
それは、鮎川義介が亡くなった際のことです。
通常、骨壺は一つあれば十分骨が入るものです。しかし、鮎川義介は骨太で頑丈な身体であり、骨が育っていたために、骨壺一つでは骨が入りきらず二つ使用したそうです。
いかに強靭であったかが分かるでしょう。
現代人の私たちも、やはり筋肉が必要です。人間の身体を維持しているのは、心臓の鼓動です。心臓は筋肉のかたまりであり、この部分を鍛えることはパワフルに過ごすために欠かせません。
そして、腕や足の筋肉も大事ですが、体幹(インナーマッスル)を強くすることはさらに重要です。
例えば、大木も幹の部分を鍛えていないと、簡単に折れてしまいます。
人間の身体も同様で、体幹(インナーマッスル)を鍛えて、内部の力をしっかりと作ることによって、より疲れにくい身体になります。
そして、ただ筋肉を鍛えて固くするだけでは身体にとっては適切でなく、時折緩めることが大切です。
なぜなら、緩まった状態から、力を入れて強くする差が「力」となるためです。つまり、緩んでいるところと硬くなるところの差が長くなるほど力が入るということを指します。
これは、組織の中でも同様でしょう。常に緊張感をもっているだけでなく、時折は緩めることも大切です。
このような意味では、経営者は責任が重いために、定期的に肩の荷を下ろして休むことも重要でしょう。
自然で健康的な食事を取る、食べ過ぎない
筋肉をつけることは、適切な食事をとることでも養われます。そして、自然由来の健康的な食事を取りながら、食べ過ぎないことが重要です。
特に、日本人の多くは発酵食品を食べています。例えば、納豆やみそ汁などです。このような自然由来の食材を積極的にとることは大切です。
なぜなら、代々先祖が食べていたもので身体や遺伝情報は作られるからです。よって、それに沿った食事を心がけるとよいでしょう。
そして食べ過ぎないことが大切で、私たちが持っているパワーは、食べなければ食べないほど、今持っている脂肪を適切に燃焼するようになります。そうすると、本来持っているパワーが出て、集中力が高まるのです。
ただでさえ、現代社会の食べ物は、さまざまな添加物やいわゆる人間の身体に悪影響を与える毒素が多く含まれています。
この毒素を排出(デトックス)するために食べ過ぎないでいるということも、パワーを高めるうえで極めて重要なポイントとなるのです。
質の高い睡眠を取る、寝過ぎない
毎日パワフルに過ごすことのできる社長は、質の高い睡眠を取ることを意識した行動を取ります。
またそのために過度に長い睡眠時間を取らないことも重要です。
過剰な睡眠はパワーを減退させます。パワーを出すという意味では、一日の中で筋肉を十分に使いフルパワーで動きながら身体の力を出し切ることによって、よく眠れるようになるのです。
行き過ぎた休養を取るより、しっかりと身体を使い日中を過ごしましょう。
成功している経営者の睡眠時間が気になる方も多いのではないでしょうか。こちらの記事では、世界的に有名な経営者の睡眠時間と夜のルーティンをご紹介しています。
また、余分なストレスがないことも睡眠の質を高めるために大切なことです。
精神的に負荷がかかると、寝ているときに筋肉に緊張感があり、質の高い睡眠がとれません。よって、深い眠りにつけず疲れが抜けないまま翌日になってしまうのです。
そして、翌日に疲れを残さないために今すぐできることは、食べ過ぎないことです。
食べ過ぎると、食べ物の消化に余分なエネルギーを使ってしまうため、筋肉が十分に機能しなくなってしまいます。
筋肉が機能しないと、エネルギーを発揮しきれません。
エネルギーを発揮しきれないために身体を使っていないので、寝られないという状態が起きます。そして、寝られないからまた疲れが溜まっていくのです。
睡眠の質を上げるそのほかの方法を知りたい方は、下記の記事もぜひご覧ください。
姿勢を正し、呼吸を整える
起きている間は、姿勢を正し呼吸を整えることも重要です。
姿勢が崩れてしまっていると、本来では蓄積しない場所に疲労物質が溜まり、血液の循環していない状態が起きてしまいます。
筋肉が適切に動いていないために身体が消費しきることができず、よく眠ることができなくなるのです。
よって、しっかりと筋肉を使って、姿勢を正すことが大切です。
姿勢を正すと内臓が身体の適切な位置に置かれ、十分に機能するようになります。
また、姿勢をよくしながら、深い呼吸をすることを意識してください。
しっかりと横隔膜を動かし、その動きによってそれに伴い身体が動いていきます。そして、内面的な消費をすることによってさらによく眠れるようになるのです。
正しい呼吸法を身につけることは、身体を健康に保ち、メンタルを安定させるうえでも重要です。こちらの記事では、睡眠前におすすめの呼吸法について掲載しています。
自然の中で遊ぶ
自然の中で楽しむことの人間の肉体の浄化作用は、非常に高いものです。
山や川、海、緑の多い公園の中で少しの時間を過ごすだけでも、人間の肉体が本来の力を取り戻していることに気づくはずです。
自然の中に身を置くことによって、適切に肉体が回復し修繕されます。
取り過ぎたエネルギーを排出したり、リラックスすることによって筋肉がゆるんだり、循環機能が適切に作用したりするようになるのです。
空いた時間ができたら、意識的に自然のある場所に行き、頭と身体をリラックスさせることを意識してみてください。
まとめ
長時間パワフルに働いても疲れない経営者は、体力をつけ、身体を良好な状態に保つために、日常的に行動に気を付けています。
ただ筋肉をつけ、運動をして体力をつけるだけではなく、食事や姿勢に気を付け、質の高い睡眠を取るための行動をしてください。
まずは、自分が抱えているストレスを取り除き、食べ過ぎないことを心がけながら、睡眠の質を上げてみましょう。
そして、日常的に、正しい姿勢を取り、気づいたときには深い呼吸をすることに意識を集中してみましょう。また、休日は自然の中で心身ともに、リラックスしリフレッシュをしてください。
今回ご紹介した項目をぜひ、日々の中で取り入れていただけましたら幸いです。

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