山崎拓巳流「やる気スイッチ」3つの処方箋!自分も周りも高める方法

最終更新日: 2022/12/05 公開日: 2022/10/11

「世の中が大きく変わってしまい、どうしてよいか分からない」
「いまをどう乗り越えたらよいのだろう」
「これからの未来にどう備えればいいのか」

このような不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。

山崎拓巳氏は「今この時代こそ、どんな生き方をしたいのかを改めて考える良いチャンス」と述べています。

自分自身は問題なくても、周囲の人との関わりをみると、次のような課題を抱えている人がいます。

・周りにもっと元気を与えたい
・一緒に高めていきたい
・社員のモチベーションを上げたい

今回の記事は、セミナーズの公式YouTubeチャンネル「セミナーズ経営者大学」でのWebセミナー「スゴイことはアッサリ起こせる!『超効果的なアファメーションのやり方』 ベストセラー作家 山崎拓巳」について解説します。

世界が大きく変わる中、前向きに進んでいくためのヒントになります。ぜひYouTube動画も合わせて最後までお読みください。

山崎拓巳氏とは?

引用:山崎拓巳の凄いことはアッサリ起きるブログ

山崎拓巳氏は、現在までに著書50冊以上、累計160万部の日本を代表するベストセラー作家です。

多くの著書が出版されていますが、以下が代表的な書籍です。

メンタルマネジメントやコミュニケーション術、仕事術など多くのテーマやジャンルにおいて講演活動を行っています。

「凄いことはアッサリ起きる」-夢-実現プロデューサーとして、そしてアーティストとしても活動。

ビジネスでの活躍だけではなく、夢を実現し、人生を楽しむ人生観を自ら実践しています。

リーダーの役割は自分も周りも高めること

世界全体が大きく変わりつつあります。これまでのように活動できず、ネガティブになってしまっている人も多いでしょう。

じっとしていてもネガティブが大きくなるだけです。今この状況から大切なことを学んでいると捉えることがとても重要と言えます。

多くの人が元気をなくす中、周りの人の頭の上に立ち込める雲を取り払うのがリーダーの役割です。

山崎拓巳氏は、「人の雲を払っていると、自分の雲も晴れてくる」と述べます。

これまで、やらなければいけない事に追われていた方は、やりたいことができるようになってきています。日常の大切さに気づき、本来の自分に戻るチャンスがやってきているのです。

こんな世の中で前に進むには?

原点回帰の最高のチャンスが来ていると山崎拓巳氏は語ります。

うまくいっていないと感じる方は、今を乗り越えるためにビジネスの仕組みを変えるしかありません。

  • 仕事を変える
  • 時間の使い方を変える
  • 仕事への姿勢を変える

世の中の状況が変わっても、変わらず楽しく順調に働けている人もいます。何も変わらず生み出せている人と不安に苛まれている人は何が違うのでしょうか。

重要な要素を3つご紹介します。

発信者側に立つ

現代は、情報を発信する側と情報を受ける側の格差が広がっていると言われています。

情報を受ける側では孤立しやすく、これまで待ちの仕事だった人たちはビジネスチャンスも逃してしまいます。

まずは自分から何かを仕掛けてみることが大切です。

例えばオンラインの交流会を企画してみることも良いでしょう。コミュニティを作ることはとても大切かつ有効だと山崎拓巳氏は述いいます。

アフターコロナではコミュニティが非常に重要になるとも言われ、直接コミュニケーションが取れない中での絆づくりにとても役立ちます。

発信者側に立つことにより、批判を浴びることもあるかもしれません。SNSなどではアンチのコメント等を受けることもあります。

しかし、批判意見からも学ぶことは非常に多いです。

  • 今後どのような発信をしていけばよいか
  • どのようなことに気を付けていくべきか
  • 何が求められているのか

これらを考えることで、自分の成長にも繋がります。

SNSでの発信については、こちらの記事も参考にしてください。

目標を持つ

目標は、未来の自分を変えるためではなく、今の自分を変えるためのものだと山崎拓巳氏は言います。

ビジネスでも目標を立てることはとても重要です。しかし、目標が達成できたかどうかに着眼しすぎて、達成できなかった自分に自信を失う人も多いのです。

目標が叶わないのが嫌だから、無意識に「現状維持」という目標を立ててしまう人もいます。目標は達成できても、人生が全く変わらないと意味がありません。

叶う叶わないではなく、叶えようとすることに意味がある

高すぎるくらいの高い目標を持つことで、確実に自分が成長し人生が大きく変わるでしょう。

ビジネスにおいては、目標を達成することが重視されます。達成してこそ評価されるのも事実です。

しかし、叶えるのが難しい高い目標を掲げ、達成できなくても自分を向上させながら前に進むことがとても大切なのです。

アンテナを立てる

脳にはRASという効果があります。「Reticular Activating System」の略で、脳幹網様体賦活系(のうかんもうようたいふかつけい)という脳機能の一つです。

例えば、欲しい車ができたら街中でその車ばかり見えたり、自分が気になるブランドをよく見かけたりするのもこのRASの働き。

自分の興味や関心のある情報を無意識的に脳が拾う現象です。アンテナを立てると脳は必要な情報だけを取り、残りを捨てています。

目標を決めると、現状と目標のギャップを埋めるためにひらめきやシンクロニシティ、達成するためのヒントとなる情報が向こうからやってくると言います。

自分でアイデアを出そうとするのではなくアンテナを立てることが重要なのです。

但し、山崎拓巳氏は注意が必要だと言います。

  • 「がんばらないといけない」と思う目標を立ててしまうと、がんばらないといけない情報を引き寄せてしまう
  • 楽しむアンテナを立てることが大切

楽しむアンテナが立てば、楽しむための情報が多く集まってくるのです。

目標を達成するかしないかを気にしすぎると達成できなかった時に自己肯定感が下がります。

目標に対して達成しなくても、人生を楽しめれば良いじゃないかと考えることも大切です。

凄い事をアッサリ起こす方法

引用:山崎拓巳ファンサイト

山崎拓巳氏は「夢実現プロデューサー」として活動し、凄いことは簡単に起きてしまうのだと提唱しています。

凄いことはアッサリ起きる。
凄いことはアッサリ起きているんだ。
凄いことはアッサリ起きていいんだ。

そんな事を受け入れた瞬間から
世界は変わる

引用:山崎拓巳公式サイト

ではどうすれば、凄いことをアッサリ起こせるのでしょうか。

ネガティブも時には必要

経営者はネガティブな人が多く、ある程度のネガティブさは必要だと山崎拓巳氏は語ります。

ネガティブだからこそ「もしも対策」をとることができ、人の弱いところにもアプローチができるのです。ポジティブすぎると危機管理ができず、万が一に備えることができません。

しかし、ネガティブを間違った使い方をしてはいけません。自己否定や自分を傷つけるのは逆効果です。

もしかしたらうまくいかないのではないかと考え、ゴール設定できないという状況も避けるべき。

ビジネスにおいてネガティブの上手な使い方は次の通りです。

  • 物事を慎重に進める
  • 改善点を見つけ質を高める
  • 最悪の事態を想定しておく
  • 物事を良い面悪い面の両面から見る

山崎拓巳氏自身も、ネガティブな気持ちになる事があり、そんな時は「凄いことはアッサリ起きる」と自分に投げかけ続けてきたと言います。

そこにRASが立つと、その情報が勝手にやってくるのです。

アファメーションを効果的に使う

アファメーションとは、「おまじない言葉」です。

何度も何度も言うことで、感情の水が流れる溝を作ります。進みたい方向に流れを作るための言葉だと言えます。

例えば次のようなものです。

  • 私はうまくいっている
  • いきあたりバッチリだ
  • 私は素晴らしい

これらのような言葉です。アファメーションを効果的に使うことによって、ビジネスも人生も良い方向に動くでしょう。

効果的なアファメーションのやり方

ただ唱えるだけではなく、より効果の高いアファメーション方法があると山崎拓巳氏は言います。

例えば、「私はうまくいっている」という言葉を唱えても、反射的に「そんなことはない」と考えてしまうことがあります。

その時に有効なのが、「何で〇〇なんだろう」という枕詞を付けること。

「なんで私ってこんなに恵まれているんだろう」
「なんで困った時にお金ってやってくるんだろう」
「なんでこんなにうまくいってるんだろう」

このように、Why(なぜ)からの言葉を作ることで深層意識に検索がかかり、インスピレーションやシンクロを通して凄いことがアッサリ起こる証明をしてくれるようになるのです。

日常的に口癖にすることによりRASが機能して、より良い情報が入ってくるようになるでしょう。

いまを乗り越えた後の処方箋

良い情報を得たり、モチベーションの上がる話を聞いた時は精神的にもより良い状態になります。しかし、日常で少し難しいことがあると悪い状態に戻ってしまう人が多いもの事実です。

自分の気分が下がる時は、「自分のことだけを考えていることが多い」と山崎拓巳氏は言います。

誰かのサポートをしている時は心の溝に落ちることはありません。自分の時間を誰かのために使えないかと考えると、気持ちが上がってくるのです。

人のことを考える余裕がない時の対処法

自分のことだけで手いっぱいで、人のことは考えていられないと思いながら仕事をすると、成長スピードがとても遅いと山崎拓巳氏は述べています。

自分にはメリットはないが誰かのためにと思ってやると、非常に速いスピードで前に進むことができるとも言います。そして、思わぬところから良いことが返ってくることがあるのです。

今は困っている人がとても多いため、チャンスと言えるのです。

自分には力がないと遠慮するのではなく、「話を聞くだけ」「感謝を伝えるだけ」。これだけでも救われる人がいます。

貢献の人になり、人からの「ありがとう」を集められる人になる事が大切です。

相手に関心を持つ

自分の成功のためだけにやる仕事には「愛」がありません。

マザーテレサの言葉に「愛の反対は憎しみではない。愛の反対は無関心である」というものがあります。

無関心の反対は愛であり、無関心の反対は関心。つまり愛=関心を持つことなのです。関心を持つだけでも相手に貢献していると言えるのです。

ビジネスでも相手のやりたいこと、望んでいるものなどに関心を持ち、それを叶える手伝いをする。そうすることで社員や仲間と共に成長していけるでしょう。

まとめ

「人生は起きていることが人生ではなく、起きていることにどんな解釈や認識を与え、どうしたかが人生」だと山崎拓巳氏は語ります。

自分の人生の主導権を自分で握ることが非常に大切です。

世の中の状況に活動が制限されてしまうこともあるでしょう。数年に1度は世間が大きく動くことが起きています。

不安なことに目が行きがちですが、そんな時こそ自分自身やビジネスについて改めて考えるチャンスです。

多くの場所にビジネスチャンスはあります。貢献できる場所を見つけて自分も周りも高めていきましょう。

セミナーズ通信

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最終更新日: 2022/12/05 公開日: 2022/10/11