
- 「来月の収入が不安だな」
- 「今後の資産が心配だ」
- 「老後は大丈夫かな」
このように、未来に視点を当てて恐怖や不安を感じたことがありませんか?
ジェームス・スキナーは、恐怖も不安「自分自身で創り出している」といいます。
人間を完成させるためには、以下のものが重要になります。
- 今を生きることの大切さ
- 人生の目的はなにか?
- 目に見えない世界と目に見える世界の2つがある
今回の記事は、コロナで生活がガラッと変わってしまった現代においての生き方・考え方のヒントになります。
ジェームス・スキナーとの対談内容は、ひとつ上の次元に進むことが出来るような内容になっているため、ぜひ最後までお読みつつYoutubeもご覧ください。
ジェームス・スキナーとは?
ジェームス・スキナーとは、米国出身の経営コンサルタント、講演家、作家、起業家など、さまざまな場面で活躍しています。
ジェームス・スキナーは6歳の頃に父親がビジネスに失敗し破産したことで、当時住んでいたアメリカから離れてしまいました。
日本に移住した後は、早稲田大学で国際ビジネス論を学び、世界最年少のアメリカ合衆国外交官に任命されています。
- 成功の9ステップ(2004/2/26)
- 史上最強のCEO(2019/12/11)
- 図解 成功の9ステップ(2010/7/22)
- お金の科学、大金持ちになる唯一の方法(2011/4/22)
ほんの一部になりますが、このような書籍も多数出版しています。
ジェームス・スキナーは、全世界で3000万部以上発行しており、自己啓発分野において知らない人はいないと言われる、有名な『7つの習慣』を日本に持ち込んだとして有名です。
書籍『成功の9ステップ』は、そんなジェームス・スキナーが成功の秘訣を9つにわけて体系化した書籍になります。
ジェームス・スキナーについて、もっと詳しく知りたい方は下記の記事をお読みください。
ジェームス・スキナー|人間の完成

ここからは、セミナーズがジェームス・スキナーと対談した際の「人間の完成〜これからあなたは、どんな存在になるのか?」についてご紹介していきます。
なにに必死になっているか?|人生の目的
まず、社会や皆さんに気づいてほしいことは「なにに必死になっているか?」です。
現代の多くの人は、変えようのない次のようなものに必死になっていると言われています。
- コロナ禍に対しての対策など
- オンライン化やデジタル化
- ウイルスを拡散しないこと
ジェームス・スキナーは、上記のようなことに必死になっているように見えますが、そうではなく、全員「死なないこと」に必死になっていると説いています。
ジェームス・スキナーは、いつか人間は必ず死んでいく、これに必死になることは生きていく上での本質ではないといいます。
人間は、大人になるにつれて「今」を生きることを忘れてまい、公園で遊ぶ子供のように「今」を生きている人は少ないです。
ジェームス・スキナーの人生の目的は、以下のとおりです。
人生を生きることを追求していくことで、「今」ここに生きることができます。
人生は旅ではない|生きる目的地は存在しない
ジェームス・スキナーは、人生は旅ではないと説いています。
これは「そもそも生きる目的地は存在しないから」です。
人生の幸せは“将来にある”と思っている人は、永遠に幸せになれません。
多くの人は、自分の幸せや生きる意義を、将来の何かしらの出来事に見出そうとしています。
- この目標さえ達成すれば...
- いい学校に入学できれば...卒業すれば...
- いいところに就職できれば...
- 結婚さえできれば...
- 定年退職さえできれば...
ジェームス・スキナーは、これは大きな間違いだといいます。
まずは、人間を完成させるために、人生は旅ではないと知ること、そして人生は生きることを追求していくことが大切になります。
生きる目的地について|将来は存在しない
さらに、詳しく“生きる目的地”について解説していきます。
生きていく上で将来は存在しないということを知ることが重要だといわれており、ジェームス・スキナーは、以下のように問います。
ジェームス・スキナーは、100年経ってもあなたは「今」ここにしか存在することはできないといいます。
つまり、あなたは「今」にしか生きていない、今この瞬間が人生の目的、すでに目的地に到達しているということになります。
前項で解説した「人生は旅ではない」につながり、将来に幸せがあると思ったらいつまでも幸せにはなれないということです。
目に見えない世界と目に見える世界

さらに、目に見えない世界と目に見える世界の2つあるということを知りましょう。
仏教の世界では「目に見える世界は存在しない」という概念があります。
さらにジェームス・スキナーは、全員、外の世界にあるものを見たことがないといいます。
人は、脳のなか、またマインドの中にしか映し出されていない世界しか見えていないといいます。
外の世界:電子、中性子、陽子、他99%の空間だけが存在する
見えているモノ:脳のなかで、勝手に解釈をしている
見えてる世界は、すべて電気信号を受け取っているだけ
上記の画像で、ジェームス・スキナーが持っている「みかん」は、何でできているでしょうか?
学校で、「みかん」そのものは「原子」でできていると教わっているはずです。
まず、原子の構造は、真ん中から「原子核→その周りを回る電子」でできています。
原子核そのものは、「中性子」「陽子」の2つが重なってできています。
つまり、みかん自体を構成しているものは「原子核→その周りを回る電子」「中性子」「陽子」でできています。
そして、自分自身を構成しているものも、すべてが「みかんの構成」と同じものです。
どんな解釈をしても「電子、中性子、陽子」しかない、そのほか99%は「空間」しかないため、この4種類しか存在しないのです。
そこに光がぶつかって、一部跳ね返ってきて、自分の目で見て、それが電気信号に変わり脳に伝わります。
➡︎ つまり、あなたは電気信号しか見ていない。(感じ取ることしかできない)
みかんが「オレンジ色」に見えているのは、あなただけの世界です。外の世界に存在しない、あなたの中(脳の中)でしか存在しないということになります。
自分の世界は自分が創り出している

ここからは、目に見えない世界と目に見える世界を知った上で『自分の世界は自分が創り出している』ことについて解説していきます。
外の世界を創り出そうとしている
前章で解説したように、外の世界は原子核と電子が回っていると解説し、物質そのものが自ら電気信号を発して伝わって解釈しているといいました。
ジェームス・スキナーは、ほとんどの人間は、外の世界を創り出そうとしているといいます。
- 「もっと着心地のいい服はないか?」
- 「もっと賃金の高い仕事はないか?」
- 「他に良いみかんを探し出せないか?」
このように「外の世界を創り出そう!直そう」として、それで幸せになれたか?と問いてみてください。
つまり、外だけを創り出しても、直しても、幻想にすぎないということになります。
自分の中の世界を創り出していく
ジェームス・スキナーは、外の世界を創り出しているということは、自分の中の世界も創り出していくことが出来るといいます。
自分を認識することも、みかんを認識することも、脳のなかで起こっていることです。
人間は、みかんを見たときに、外の世界にある「電子」「原子核」は見えません。
つまり、見える世界は自分の中で創り上げていくことが出来るということになります。
マインドトリック|人は成長を止めてしまう

人間は生まれた後、歩くようになり、何回も転びながら学び続けていきます。
しかし、人間は歩けるようになると、その後は学ぶことをやめてしまいます。
もしも、3歳から歩くことを追求したとしたら、今どうなっているでしょうか?
続けていれば、今、歩くことの玄人になっていて、世界一の歩く名人になっているでしょう。これは、他の人が続けていないからこそ成れることです。
人間は学ぶことで成長するにも関わらず、何事においても成長をやめ「怖い」「不安」というマインドで止まってしまっています。
ここからは、ジェームス・スキナーが語るマインドトリックについてご紹介していきます。
「今」にいれば恐怖を感じることはない
ジェームス・スキナーは、「今」にいれば恐怖を感じることはないと説いています。
人間は、マインドを下手に使っている、将来に使っているから苦しんでいます。
要は、マインドの罠にハマってしまっているということになります。
- 「資金が心配だ」
- 「未来が不安だ」
- 「破産しないか心配だ」
このような未来の心配は、自分がこの瞬間に創り出してしまっています。
つまり逆にいえば、今を生きていれば「恐怖」を抱くことはできないのです。
瞑想|自分自身はマインドが止まっている状態で知る
恐怖や不安を止めるためにおすすめなのが「瞑想」です。
瞑想を行うことで、マインドが止まっている状態になり、初めて自分自身を知ることができます。
マインドが忙しいと「今」を生きていないことになり、時間を無駄にしていることになります。
「この後、どうなるのかな...」と忙しいマインドだと「生きることを忘れている状態」です。
まずは、呼吸を整え、意識を内側に向かせて「一点集中する」ことが大切になります。
まとめ
ジェームス・スキナーは「心配」「恐怖」「不安」を感じている人は「今」を生きていないからといいます。
さらに「飽きること」さえもマインドトリックにかかってしまっているため、「この瞬間」に意識を向けることで、内側の世界は変わってくると説いています。
人間は、「明日」「来月」「10年後」「100年後」のことを考えているが、「今」しか生きれないのです。
人間を完成させるためには、今ここに意識が向き、精一杯生きていくことが大切になります。

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