Facebookをマーケティングに活用するための運用方法とは?

最終更新日: 2022/11/02 公開日: 2022/11/02

Facebookは全世界で29億1,000万人のユーザーがいる巨大SNSプラットフォームです。

国内ではFacebookの若者離れとも言われていますが、Facebookは世界最大のSNSであり、マーケティングに活用している企業も増加しています。

Facebookはブランド認知の獲得や自社商品・サービスの宣伝など、マーケティングをするうえで必要な施策を打ちやすいSNSですが、Facebookの機能を最大限活用できている企業はまだ多くありません。

Facebookを自社のマーケティング戦略に生かしたいと考えている経営者やSNS担当者のために、この記事では、Facebookの特徴と運用方法、企業の成功事例を解説していきます。

Facebookをマーケティングに利用できる5つの理由

Facebookは、2019年7月現在、日本国内の月間ユーザー数は2,600万人です。30~50代のビジネス層のユーザーが多く、10代~20代の利用が減っています。

若者の利用は少ないですが、Facebookをマーケティング戦略に活用すると様々なメリットがあります。

  1. 実名登録制で信頼関係を構築しやすい
  2. 3種の投稿タイプで訴求できる
  3. 公式アカウントのイメージで信頼性が高い
  4. Facebook広告のターゲティング精度が高い
  5. Facebookショップを利用できる

Facebookマーケティングに有効な5つの特徴を順番に見ていきましょう。

1. 実名登録制で信頼関係を構築しやすい

Facebookは本名を登録するSNSです。

他のSNSでは、多くの人が本名とは別のアカウント名を使っているため、実名登録制はFacebookの最大の特徴と言えるでしょう。

企業がマーケティング戦略の1つとしてSNSを運用するのに、アカウント名を企業名やブランド名以外にすることは考えづらいですが、本名を登録することで、ユーザー同士の信頼関係が増します。

2. 3種の投稿タイプで訴求できる

Facebookには、動画・画像・テキストという3種類の基本的な投稿タイプがあります。

自社の発信の基礎となる部分ですので、ブランディングなどの戦略を明確にして投稿することが大切だといえます。

それぞれの投稿タイプの特徴を説明していきます。

①動画

Facebookに投稿できる動画は最長240分まで、最大4GBまでです。

長尺の動画を投稿できますが、240分の動画を投稿する人はほぼいません。

また、投稿を短時間で見ていくユーザーが多いので、長い動画を投稿しても見てもらえる可能性は低いです。

多くの企業が15秒程度の動画を投稿し、ユーザーに興味付けをしています。

②画像

Facebookでは、画像の縦横比と、表示する媒体によって表示が変化します。

パソコンで投稿画像を見ると、縦長の画像には余白が表示されてしまいますが、スマートフォンで縦長の画像を見ると、画面いっぱいに表示されるため訴求力が高くなります。

企業アカウントの投稿画像を見ると、チラシのようなイメージで、ほぼ正方形の画像1枚を投稿していることが多いです。

画像を複数枚1度に投稿するより、画像が見やすく、ユーザーにわかりやすい投稿となります。

また、Facebookに投稿した画像を、Instagramなどの他のSNSでも広告出稿をしやすいように、ほぼ正方形の縦横比にしているのだろうと考えられます。

③テキスト

テキストは63,206文字まで入力することができます。Twitterの140文字と比べると450倍以上の文字数です。

商品説明などの長文を投稿したい場合は、最初の3行くらいでユーザーを惹きつけ、「もっと見る」をクリックしてもらう必要があります。

自社サイトへのリンクを貼る場合も、文章の初めに入れておけば、「もっと見る」の前にリンクを設置できるため、クリック率を上げることができます。

3. 公式アカウントのイメージで信頼性が高い

Facebookは、実名登録制でビジネス利用も多いことから、Facebookページを自社の公式アカウント・サイトとして運用している企業も多いです。

ホームページを作成するには予算も労力もかけられない店舗などは、しばしばFacebookページを公式サイトとして、Googleに登録しているのを見たこともあることでしょう。

自社の公式な情報を発信する場として、商品やサービスの案内のほかに、企業理念やビジョン、社会貢献活動など、ユーザーに良いイメージを持ってもらうための投稿が必要です。

4. Facebook広告のターゲティング精度が高い

Facebookでは、ユーザーが本名を登録するため、そのほかに登録する個人情報も正確である可能性が高いと考えられます。

ユーザーが登録した情報をもとに広告のターゲティングを設定するため、Facebook広告のターゲティングの精度も高いと考えられています。

また、Facebookを運営しているMetaが運営しているInstagramやMessengerなどにも広告を配信することができるため、Facebookを利用していないターゲット層にも届きます。

Facebook広告の自動配信機能は、予算や目的に応じて、適切なユーザーに広告を配信できるのも便利です。

5. Facebookショップを利用できる

Facebookショップとは、Facebook上のECページで、ユーザーに商品を販売できる機能です。

コマースアカウントを作成すれば無料で利用できるので、有形商品があるなら必ず活用しましょう。

Facebookの効果的な運用方法

Facebookを運用するために重要なことは、運用開始前に決めたアカウントのブランディング軸をブレさせずに発信をすることと、毎日発信を継続することです。

  1. ターゲットや目的を設定する
  2. プロフィールを整える
  3. クオリティの高い投稿をする
  4. ユーザーと積極的に交流する
  5. 適宜Facebook広告を利用する
  6. 自社ページ、投稿の分析をする

他の仕事の合間に投稿をしてもインプレッションは上がらず、結果も出にくいので、SNS担当者を決めると良いでしょう。

1. ターゲットや目的を設定する

マーケティング戦略を決める際に、ターゲットと目的の設定は必要です。

ターゲットと目的を決めずにFacebookを運用しても、自社のFacebookページは育たず、マーケティング戦略は成功しないでしょう。

また、Facebookのユーザー層と自社のターゲットが合致しているのかも確認しなければなりません。

もし自社のターゲットが20代の女性であるなら、FacebookよりInstagramやTikTokなどの若い女性が好んで使うSNSを選ぶことをおすすめします。

なぜFacebookを自社のマーケティングに使うのかを明確にして、運用することが重要です。

2. Facebookページを整える

Facebookページは、自社の顔とも言うべき部分です。

設定する必要があるのは6項目です。

  • ビジュアル(プロフィール写真・カバー写真)
  • 説明(サービスの内容を1~2行で説明)
  • 連絡先情報(電話番号・自社サイトのURL、メールアドレス)
  • 所在地と営業時間
  • カテゴリ(自社と関連が高いものを2つ)
  • ページ情報とストーリー

公式サイトとしている企業もあるので、Facebookページで自社を表現しましょう。

3. クオリティの高い投稿をする

投稿をすると、コメントや「いいね!」などのエンゲージメント数が気になる人は多いでしょう。

Facebookのアルゴリズムでは、「いいね!」やシェアの数が多く、反応が速いほど、投稿は表示されやすくなるとされています。

また、自社の投稿に何度も「いいね!」やコメントなどをしてくれるユーザーほど、自社の投稿が表示されやすくなる特徴もあるため、反応しやすい投稿をつくることが重要です。

投稿にユーザーから多くの反応をもらうには、ユーザーにとってクオリティの高い投稿をする必要があります。

クオリティの高い投稿とは、価値提供ができている投稿と、ユーザーに好まれる投稿のことです。

それぞれ詳しく説明します。

価値提供ができている投稿とは?

価値提供とは、ユーザーの悩みを解決することです。

新商品の宣伝ばかりしていても、反応は得られずに離れられてしまいかねません。

新商品が日々の生活にどのように役に立つのか、メリットがあるのかなど、未来を効果的に見せることが価値提供に繋がります。

ユーザーに好まれる投稿とは?

ユーザーに好まれるような投稿は、画像や動画を使用し、視覚的に訴えてわかりやすいものが多いです。

また、ターゲットが興味を持つ話題や、ターゲットに合わせたテキストの書き方など、自社のターゲットの好みを分析して、投稿に生かしましょう。

4. ユーザーと積極的に交流する

前項でも説明しましたが、Facebookのアルゴリズムは交流を重視しています。

ユーザーと交流すればするほど、そのユーザーに自社の投稿が表示されやすくなります。

また、ユーザーと交流することで、今まで気づかなかった潜在的なニーズにつながることもあります。

ユーザーとの交流は労力がかかります。しかし、ファン化も進められるので、積極的にコメントや「いいね!」をしていきましょう。

5. 適宜Facebook広告を利用する

Facebook広告は、普段の投稿を目的のターゲットに効果的に拡散できるため、キャンペーンの開催中など、一気にリーチを広げたいときに利用することをおすすめします。

以前の投稿を広告として使用したり、自動で配信したりすることもできるため、手軽に広告出稿ができることも魅力の一つです。

6. 自社ページ、投稿の分析をする

運用を始めたら、定期的にFacebookページや投稿の分析を行いましょう。

Facebookインサイトという公式の分析ツールで、分析できる項目は以下の通りです。

投稿ごと・リーチした人数
・エンゲージメント数
(いいね!・コメント・シェア)
・投稿クリック数
・配信概要
・否定的な意見
・ブランドコンテンツ配信
Facebookページ・広告のアクティビティ
・フォロワー数の推移
・いいね!数の推移
・リーチ数の推移
(オーガニックリーチ・有料リーチ・口コミリーチ)
・ページビュー
・ページプレビュー
・ページでのアクション
・投稿
・イベント
・動画
・利用者(Facebookページに何らかのアクションをした人の属性)
・近隣エリアにいる人(店舗の所在地を登録する必要あり)
・メッセージ
・注文

Facebookページに「いいね!」が30以上ないと、インサイトを使用することができませんので、ご注意ください。

また、ユーザー属性データは、フォロワーが100人以上になってから見ることができます。

Facebook運用の成功事例

Facebookをマーケティングに活用している企業の成功事例を3つ紹介します。

  • ローソン Lawson Japan
  • 無印良品
  • スターバックス コーヒー ジャパン Starbucks

どれも人気のある大企業ではありますが、基本的な運用方法はみな同じです。

自社で取り入れることができる施策があれば、ぜひ実践してみてください。

ローソン Lawson Japan

ローソンのFacebookページでは、「ローソンクルー♪あきこ」というキャラクターを使って発信しています。

投稿内容は、新商品の宣伝やテレビCMなどが主ですが、時々、店舗がある地域への社会活動についても投稿しています。

最近では、北海道石狩市で開催された「ゴミ拾いビーチウォーク」に参加した投稿がされており、ローソンに対するポジティブなイメージを生んでいます。

また、ローソンで働いているキャラクターが発信しているという設定で投稿しているため、企業公式アカウントの雰囲気が薄れ、親しみや共感を得やすいアカウント作りに成功しています。

無印良品

無印良品は、積極的にFacebookを利用し、成功している企業として有名です。

投稿は商品やイベントの案内が主で、商品の使い方の説明やクーポン配布などで、ユーザーの興味をひいています。

商品を紹介する投稿には、公式サイトへのリンクが付けられており、詳しい説明を知りたいユーザーがストレスなく公式サイトへ流れるように導線が設計されています。

Facebookは商品への興味付けや公式サイトへの窓口として、うまく活用されています。

スターバックス コーヒー ジャパン Starbucks

StarbucksのFacebookページでは、軽快な画像や動画とテキストで、ユーザーの目を惹きつけています。

新商品の紹介はもちろん、環境を重視した施策を実行していることも多数投稿されており、Starbucksのビジョンも明確に示されています。

返信欄には、Starbucksで販売されているコーヒーを使ったアレンジレシピが投稿されていることもあり、投稿をしっかりと見てもらうことでファン化を強めようとする工夫がされています。

Facebookのオフィシャル性を利用してマーケティングに活用しましょう

この記事では、Facebookの特徴と運用方法、企業の成功事例を説明しました。

Facebookをマーケティングに活用すると、ブランドイメージの確立や、新たな顧客の獲得などに役立ちます。

毎日ブランド軸に合う投稿を行い、ユーザーとのコミュニケーションをすることによって、Facebookの効果を最大限引き出していくことが可能です。

ぜひ自社でもFacebookから自社そのものや、商品・サービスのファンを増やしていってください。

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最終更新日: 2022/11/02 公開日: 2022/11/02
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