
- 「プレゼンを成功させるために、たっぷり睡眠時間を確保しよう!」
- 「万全の準備をしよう」
- 「不安で眠れない...もう一度資料を読み返そう...」
このように、思うことがありませんか?
“チームのみんなで頑張ってきたプロジェクトのプレゼンだから、失敗はできない!”と、前日に意気込んでしまうと、睡眠不足につながり当日に悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。
今回は、プレゼン前日の最適な睡眠時間や、やってはいけない行動について解説していきます。
普段の最適な時間はどれくらい?

そもそも、普段の最適な時間はどれくらいなのか?
睡眠時間で「データ結果や多くの人が、◯時間寝ているから、自分も絶対○時間寝ないといけない」といった“絶対条件”はありません。
結論、睡眠時間は「人それぞれ」です。
数々のデータを元に普段の最適な睡眠時間はどれくらいなのか、客観的に俯瞰しつつ解説していきます。
6〜8時間程度

さまざまな研究結果から、「6〜8時間」程度の睡眠が適切といわれています。
睡眠リズムラボで発表されているグラフは、大規模となる110万人以上を対象とした調査で、睡眠時間と死亡リスクの関係を表しています。
上記の結果を見ても、男女ともに7時間睡眠が1番死亡率が低い結果になっています。
睡眠不足が重なることで伴うリスクは、「がん」「精神疾患(うつ、双極性障害など)」「糖尿病」「生活習慣病」「認知症」など発症させてしまいます。
だからといって、“長時間睡眠がいい”というわけでもなく、8時間以上の睡眠をとっている人は死亡リスクが上昇しています。
昼間の眠気で判断
自分の最適な睡眠時間を知りたい場合の一つの指標として、昼間の眠気で判断することです。
昼間の眠気は、今とっている睡眠時間は最適なのかを見極めることができます。
睡眠の質が悪く、昼間に眠気を感じてしまうこともありますが、睡眠時間を「しっかりと日頃から確保できているかどうか」の目安になります。
また、年齢や季節によっても睡眠時間は変わってくるため、一概には断言できないが、日中の仕事に支障をきたす程の眠気が来ている場合は睡眠不足の可能性があります。
12月〜1月:最も睡眠時間は長くなる
6月〜7月:最も睡眠時間は短くなる
➡︎睡眠時間は、日照時間によって変動することもあります。
プレゼン前日の最適な睡眠時間

一流のビジネスパーソンは、睡眠時間を「投資」と捉えています。
つまり、“明日をよりよく過ごすために、どのように眠ればいいのか”と、未来志向で「睡眠」を重要視しています。
プレゼンを成功させるためには、「睡眠」を怠らないことが必須条件ということになります。
前章でも解説したように、睡眠時間は「人それぞれ」です。そのため、プレゼン前であろうと、朝スッと気持ちよく起きれることが大切です。
結論、普段の睡眠時間と同じ時間を確保しましょう。
しかし、緊張で寝付けない人のために、ここからは『プレゼン前の睡眠時間を確保するためにやっておくべきこと』を解説していきます。
睡眠圧をコントロール|2日前の睡眠時間を削る
どうしても緊張や不安で眠れない場合は、睡眠圧をコントロールすることでプレゼン当日に万全な状態で迎えることができます。
多くの人は、プレゼン前日にエネルギーを蓄えるために、何時間か早めに寝ようとしていませんか?
これでは、普段0時に寝ている人であれば、22時に寝るということになり、22時の時間帯では、睡眠圧が低くなってしまっているので熟睡しにくくなります。
ここで逆転の発想で、プレゼン2日前の睡眠時間を削り、前日にわざと睡眠不足状態をつくります。
そうすることで、プレゼン前日の睡眠圧が自然と高まるため、緊張していようともぐっすり眠ることができます。
このように、すぐ緊張や不安を感じてしまう人は、睡眠圧をコントロールすることで、前日しっかりと睡眠時間を確保することが可能になります。
プレゼン前日にやってはいけない行動

プレゼン前日に特別なことをする必要はありません。
「当日の朝スッキリ目覚めることができるか」を重要視すべきです。
つまり、睡眠時間を確保して朝の気分を整えることが、最高のパフォーマンスを発揮できるかの鍵になります。
プレゼン前日に力を入れるのではなく、朝起きて元気になる行動をとることが大切です。
下記の記事は、プレゼン当日の朝におすすめする行動です。ぜひお読みください。
ここからは、プレゼン前日にやってはいけない行動をご紹介していきます。
眠る前に普段と違うことをする
プレゼン前日にやってはいけない行動は、眠る前に普段と違うことをすることです。
- プレゼン前日は焼肉をいっぱい食べてエネルギーをつける
- 緊張して朝は食べれないかもしれないから、寝る前に食べる
- 緊張しているから、お酒を飲んで入眠を早くする
このような普段と違う行いをしてしまうと、プレゼン当日に悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。
- 肉は消化にエネルギーを使うため、消化不良や睡眠の質が低下する可能性がある
- 寝る前に食べてしまうと、就寝中に“高血糖状態”が続くいてしまう
- アルコールは睡眠の質を低下、また飲み過ぎて二日酔いになってしまう
このように食べ物もアルコールも胃腸の負担や利尿作用によって、就寝中に目が覚めてしまい、プレゼン当日寝不足になってしまいかねません。
寝不足は、「ほろ酔い状態」と同等で、お酒を摂取してプレゼンに挑む状態を作り出してしまうため注意が必要です。
睡眠時間を削りプレゼン資料の訂正や確認をする
プレゼン前日にやってはいけない行動は、睡眠時間を削りプレゼン資料の訂正や確認をすることです。
就寝前に、明日のプレゼン内容を忘れてしまわないように資料を読み返し、何度も訂正や確認を行っていませんか?
睡眠時間を削って内容を頭に定着させようとすることは、睡眠不足になり一生懸命覚えた内容も忘れてしまうリスクがあります。
理由は、記憶した内容は、寝ている間に脳に定着するからです。
つまり、睡眠時間を削ることは、重要な内容を脳に定着させる妨げになってしまっているということです。
「睡眠不足」+「脳の内容定着の妨げ」
➡︎ 当日ほろ酔い状態+記憶を脳に定着させる妨げになるという非効率な行い。
明日に備えて早めに就寝する
プレゼン前日にやってはいけない行動は、明日に備えて早めに就寝することです。
プレゼン当日は、最高のパフォーマンスを発揮するために早めに就寝しようとしていませんか?
例えば、普段の就寝時間より2時間早めに寝ようとする場合、下記のような可能性があります。
- 「入眠までの時間が長くなる」
- 「そのまま眠れなくなってしまう」
このようなリスクがあり、焦って寝れない可能性を引き起こしてしまいます。
普段就寝している時間の2~4時間前は、「睡眠禁止時間」と呼ばれています。これは、1日のうちで脳波上最も眠りづらい時間帯です。
つまり、普段よりも2時間も早く寝てしまうと負のサイクル作り出してしまい、プレゼン当日に悪影響を及ぼしてしまいかねないということです。
「眠れない...」「寝なければ!」と思ってしまい、自分自身でプレッシャーをかけてしまうこともあります。
リラックスの妨げになってしまうため、普段と同じ睡眠時間をとりましょう。
こうしたパフォーマンス向上メソッドと加えて、ビジネスの発展を加速させたい方は、こちらの記事もご覧ください。
まとめ
研究結果からの最適な睡眠時間は、死亡リスクが最も低い結果となった「6〜8時間」といわれています。
しかし、睡眠時間は季節や温度、体質でも変化するため、最適な睡眠時間は「人それぞれ」です。
また、プレゼン前日に「普段と違うこと」「睡眠時間を削りプレゼン資料の訂正や確認をする」「明日に備えて早めに就寝する」ことは、当日に悪影響を及ぼしてしまいます。
最高のパフォーマンスを発揮するために、いつもと同じ睡眠時間を確保することが重要です。
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