睡眠にいいアロマをご紹介!選ぶ際のポイントとは?

最終更新日: 2022/12/07 公開日: 2022/08/04

睡眠にアロマの香りを嗅ぐことで、入眠までの時間短縮や睡眠の質を向上させてくれる効果があります。

また、睡眠時にアロマを取り入れることは、睡眠への影響だけではなく心身ともに良い影響があります。

アロマは、睡眠の質が向上することで、仕事の生産性の向上だけではなく、人生の幸福度まで高めてくれます。

今回は、睡眠にいいアロマをご紹介するとともに、選ぶ際のポイントなども解説していきます。

なぜアロマは睡眠にいいと言われているのか?

エッセンシャルオイル、アロマテラピー、スパ、オイル、エッセンシャル

なぜアロマは睡眠にいいと言われているのかを解説していきます。

深い呼吸を促す

アロマの香りは、深い呼吸を促す効果があります。

呼吸器と神経系は連動しているため、リラックス効果があり、いいアロマの香りを嗅ぐことで自然と深い呼吸をすることができます。

そのため、深い呼吸をすることで副交感神経が優位な状態(リラックス状態)になり、自然と心が穏やかになるとされています。

さらに、アロマを使用し深い呼吸になることで身体全体に酸素が行き渡り、脳を活性化させる効果も期待できます。

人間の本能を刺激する

人間の三大欲求といわれる「睡眠欲」。

睡眠欲は人間の本能であり、この本能を刺激するのが「アロマの香り」です。

いい香りを嗅ぐことで本能が刺激され、睡眠欲を促進してくれます。

  • 「明日は〇〇と、〜もやらなければ...」
  • 「今日は失敗ばかりだったな。」
  • 「どうして、いつもこんな結果なんだ...」

眠る前に、このように考え込んでしまい眠れないことはありませんか?

そんな時に、アロマによる癒しの力を借りることで呼吸も深くなり、眠りに入りやすくなります。

香りが脳へ直接刺激|精神面が安定する

アロマの香りは、イライラや不安、モヤモヤする気分を晴らしてくれる効果があり、精神面を安定させてくれます。

人間の脳には、“扁桃体”という感情のコントロールや記憶の整理の働きをする器官がある「大脳辺縁系」という組織があります。

■ 大脳辺縁系とは
大脳基底核の一部で、記憶や感情(喜び、怒り、悲しみなど)の機能を担っている。

そして、人間の五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)の中で、「嗅覚」だけが唯一「大脳辺縁系」へ直接信号が送られる仕組みになっています。

嗅覚は、扁桃体へ直接信号が届けられるため「心地いい香り」「心地よく無い香り」の判断を扁桃体で行っています。

つまり、アロマは扁桃体で「快・不快」の判断をして脳が心地よさを感じているということになります。

アロマの香りが「大脳辺縁系」に直接働きかけることで、自律神経が整い、精神面を安定させてくれる効果が期待できます。

今回のような記事を参考にしつつ、社員のモチベーションを上げたいという方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。

睡眠にいいアロマ

琥珀色のガラス瓶を持っている人

アロマの香りは種類がさまざまなため、特徴や効果も含めてご紹介していきます。

ラベンダー

睡眠にいいとアロマの香り1つ目は「ラベンダー」です。

ラベンダーは、フローラルな香りがしてリラックスできるため、睡眠欲を高めるのに最も効果的といわれています。

ラベンダーのような穏やかな香りは、緊張やストレスの緩和だけではなく、目の疲れや肩こりなど身体の疲れにも効果的です。

■ 睡眠時におすすめラベンダー
①「ラベンダー・アングスティフォリア」
②「真正ラベンダー」
ラベンダーは、比較的香りの中で人気があります。
そのため、種類が豊富に製造されているため、品種を確認してから選びましょう。

ローズウッド

睡眠にいいアロマの香り2つ目は「ローズウッド」です。

ローズウッドは、樹木系の香りをしています。木材は、家具や楽器などにも取り入れられ茶色や赤茶色系の色立ちをしています。

ローズウッドのアロマの成分は、「リナロール」「α-テルピネオール」「リモネン」です。

成分の80%は、自律神経のバランスを整えてくれるといわれている「リナロール」が多く含まれています。

つまり、ローズウッドはクールで包み込まれるように安心できる香りで、リナロールの効果により、心を落ち着かせてくれます。

スイートオレンジ

睡眠にいいアロマの香り3つ目は「スイートオレンジ」です。

ここまでは、花や樹木系といった自然の香りがベースとなっているアロマをご紹介しました。

スイートオレンジは、柑橘系の代表といわれていてオレンジの甘酸っぱい香りがします。

さっぱりとした爽やかな香りは、ストレス緩和になり睡眠の質を向上させてくれます。さらに、消化促進冷え性対策にも効果的といわれています。

「どうしても明日のことを考えてしまい緊張感が取れない」という方や、考え事が頭の中でぐるぐると考え込んでしまう人におすすめです。

ベルガモット

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睡眠にいいアロマの香り4つ目は「ベルガモット」です。

ベルガモットは、レモンとオレンジを組み合わせたような柑橘系の香りがします。

香りは、果実のフルーティーさだけではなく落ち着いた“上品さ”もあるため大人向けです。リラックスができることはもちろん、気分をリフレッシュしたい方におすすめです。

また、寝る前にも関わらず、イライラで交感神経が過剰に働いてしまう際に、副交感神経を優位にさせ落ち着かせてくれます。

サイプレス

睡眠にいいアロマの香り5つ目は「サイプレス」です。

サイプレスは、樹木のヒノキの1種で、ウッディーな香りが特徴的です。

サイプレスの成分には、緊張の緩和やイライラといった高ぶった感情の鎮静効果があるといわれている「セドロール」成分が多く含まれています。

セドロールは、心を落ち着かせ自然と深い呼吸を促してくれるため、睡眠に効果的ということです。

さらにサイプレスの香りは、すっきりとしていて気管系の疾患に効果的といわれています。また、更年期の体調不良生理不順などの不調にも有効です。

アロマを選ぶ際のポイント

ボトルを持っている人

ここからは、アロマを選ぶ際のポイントを解説していきます。

精油(エッセンシャルオイル)を選定する

アロマを選ぶ際のポイントは、精油(エッセンシャルオイル)を選定しましょう。

アロマ自体、“アロマオイル”と総称されて言われていますが、正確には「アロマオイル」と「精油(エッセンシャルオイル)」の2つに分けられます。

まずは、「アロマオイル」と「精油(エッセンシャルオイル)」の違いを解説します。

結論、2つの違いは「成分」に大きな違いがあります。

■ アロマオイル
オイルの成分に、合成香料が含まれている。
■ 精油
オイルの成分は、すべて自然の植物から採取した天然100%のものが含まれている。

アロマオイルは、人工的に作られてた香料や保存料といった人が合成して製作してたオイルのことです。

一方、精油合成香料は一切含んでおらず、植物からほんの僅かな成分を抽出した天然成分100%のオイルのことです。

精油の天然成分には、「鎮静・鎮痛作用」といった効果が期待できますが、アロマオイルは“香りがいい”という効果が中心です。

価格面から見ても、精油(エッセンシャルオイル)は高価なものが多く、アロマオイルは手に取りやすい価格のものが多いです。

可能であれば、睡眠の質や入眠までの時間を短縮したい場合は、精油(エッセンシャルオイル)を選ぶようにしたいところですが、高ければ良いといわけでもありません。

自分にあったものをよく選んで使うようにしましょう。

次から、精油(エッセンシャルオイル)の選び方のポイントをお伝えします。

製品の詳細情報を確認する

アロマを選ぶ際のポイントは、製品の詳細情報を確認することです。

  • 精油、エッセンシャル(essential)、ピュア(100%天然)など表記がある
  • 遮光瓶に入れられているものを選定する

この2つが、製品情報を確認する際のコツになります。

成分の表記に「原産地・抽出部位・採取方法」なども確認することで天然成分のオイルか判断することができます。

また、精油は日光や熱が影響し劣化や成分の変化が生じる場合があるため、遮光瓶に入れているオイルを選びましょう。

自分好みの香りを選定する

アロマを選ぶ際のポイントは、自分好みの香りを選定することです。

どんなに有能なオイルで睡眠にいいといわれていても、香りを楽しむことが最も重要となります。

初めて購入する際は、自分の悩みや身体の疾患などに合わせて何個か候補を出し、その後に自分の好みの香りを選定していきましょう。

■ 注意点
効能を重要視しすぎてしまい、好かない香りを選んでしまうとストレスに繋がり良質な睡眠の逆効果になってしまいます。

アロマの効果的な使い方

開いた琥珀色のガラス瓶

ここからは、アロマの効果的な使い方を解説していきます。

コットン・ハンカチなどに染み込ませる

アロマオイルをコットン・ハンカチなどに染み込ませることで、持ち運び可能になります。

アロマオイルを染み込ませたハンカチ・コットンは、仕事中にデスクの上に置くことも可能です。

「プレゼン前でどうしても緊張する」「気分が晴れないけど、外の空気を吸いに行けない」といった場面で、すぐにリフレッシュすることができます。

アロマスプレーを寝具に吹きかける

アロマスプレーを寝具に吹きかけることで、睡眠時に横になることでほんのりと香りを楽しむことができます。

元々、スプレータイプのものも販売されているが、気に入ったオイルを水と混ぜることで自分に適したアロマスプレーを作ることができます。

寝具に吹きかけることで、寝るタイミングと同時にアロマの香りを嗅ぐため、睡眠の際に必要なホルモンが分泌されやすくなります。

アロマオイルを湯船に入れる

アロマオイルを湯船に入れることで、蒸気により香りが浴室に充満するため、効率よく香りを楽しむことができます。

さらに、入浴自体リラックス効果が期待でき、アロマオイルの香りが加わるとこで同時に有能効果を体感することができます。

湯船にアロマオイルを入れることに抵抗がある場合、浴室の4つ角に1滴アロマオイルを垂らし、熱めのシャワーをかけることで香りが充満します。

経営者、リーダーにとって今回のような健康に関する情報はとても大切です。

日々の習慣をいかにしてよりよくするかも課題になりますので、こちらの記事もぜひご覧ください。

まとめ

睡眠にいい影響を与えてくれるアロマは、すべて自然の植物から採取した天然100%の精油(エッセンシャルオイル)を使用することが重要です。

例えば、アロマオイルの香りを楽しむだけでもいいが、同じラベンダーでも「鎮静効果」が期待させる成分が含まれているのは、精油のものだけです。

つまり、睡眠時に交感神経が優位になってしまう人は、興奮を抑えるために精油オイルを選定することで、心身のともに有能効果を期待できます。

睡眠にアロマを取り入れることで、睡眠の質を改善し、仕事やプライベートなどの幸福度を向上させていきましょう。

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最終更新日: 2022/12/07 公開日: 2022/08/04