
セミナー参加者を募集するにあたって、効果的な集客方法を探していませんか?
たとえば、こんな疑問を感じている人もいるはずです。
- どんな集客方法があるのか知りたい
- どの集客方法が効果的なのかが分からない
- できるだけコストをかけない集客方法を知りたい
今回は、セミナー参加者募集に効果的な集客方法15選を紹介します。
この記事を読めば、セミナー集客に活用できる方法や自社に合った参加者募集方法が分かるでしょう。
セミナー集客に向けた情報収集にぜひ役立ててください。
セミナー集客成功のポイント

セミナー参加者を効果的に集客するには、押さえておくべきポイントがあります。
次に挙げる3つの点を踏まえて集客していくことが大切です。
集客したいターゲットを明確化する
セミナーの内容や目的に合わせて、集客したいターゲットを明確にしておきましょう。
ターゲットに幅を持たせておいたほうが、集客しやすいのでは?と感じるかもしれません。
しかし、ターゲットを絞り込んでおかないと「誰に向けたセミナーなのか」が不明確になってしまいます。
「自分のためのセミナーだ」と感じてもらうことができなければ、セミナー申し込みには至りません。
参加者の年齢・性別・職業・居住エリアなど、できるだけ詳細なターゲット設定をしておきましょう。
社員や知人、家族など身近な人の中からターゲットに該当する人物を選ぶと、参加者層を想定しやすくなります。
そんな集客について、方向性をより明確にするにはこちらの記事もおすすめです。
複数の媒体で参加者を募集する
セミナー参加者の募集広告は、複数の媒体で告知していくことが大切です。
単独の媒体に広告費を集中投下したほうが高い広告効果を得られるのでは?と思うかもしれません。
しかし、特定の媒体で参加者を募集した場合、参加を検討するのは運良く広告に目を留めた人に限られてしまいます。
一例として、50名のセミナー参加者を集めたいケースを考えてみましょう。
1種類の媒体で一気に50名を集めるのは、決して容易ではありません。
一方、5種類の媒体を駆使すれば、媒体あたり10名を集めれば目標を達成できるわけです。
貴重な参加検討者を失わないためにも、複数の媒体で参加者を募集する必要があります。
媒体ごとの特性や長所を活かす
媒体にはそれぞれ特性があります。
タイムラインが随時更新されていくSNSと情報が固定されている紙媒体では、見る側の意識も大きく異なるのです。
セミナー募集情報を目にする人の視線の動きや情報の受け取り方を想定し、効果的な見せ方を工夫する必要があります。
たとえば、紙のチラシをそのままWebサイトに掲載しているケースを見かけることがありますが、あまり得策とはいえません。
スマートフォンの画面上で、チラシの小さな文字を拡大して読もうとする人は限られているからです。
反対に、購読者との関係性がすでに築かれているメールマガジンであれば、多少文字数が多くなっても読んでもらえる可能性があります。
媒体ごとの長所を最大限に活かせるよう、訴求方法を媒体の特性に合わせていくことが大切です。
オンラインでのセミナー参加者募集・集客方法8選

オンラインによるセミナー参加者募集はコストを抑えやすく、施策次第で高い集客効果が見込めるのが特徴です。
ただし、媒体によって特性に大きな違いがあるため、ターゲットと親和性の高い媒体を選ぶ必要があります。
オンラインでの代表的な集客方法8選を見ていきましょう。
セミナー募集サイト
セミナー募集サイトとは、セミナー集客を目的としたポータルサイトのことです。
セミナー情報を求めてサイトを訪れるユーザーが多いため、高い集客効果が見込めます。
自社で媒体を用意する必要がなく、既存の仕組みを有効活用できるのも大きなメリットです。
一方で、セミナー募集サイトごとに得意とするジャンルやユーザーの傾向が異なる点に注意しましょう。
ビジネスセミナーならビジネス系に強い募集サイト、就職セミナーなら学生のユーザーが多い募集サイトを活用する必要があります。
セミナー募集サイトで集客するメリット
- 自社サイトのアクセス数やSNSアカウントのフォロワー数が少なくても集客が可能
- セミナーへの参加を積極的に検討している層にアプローチしやすい
- サイトごとのユーザー層を把握することでアプローチする層を絞り込める
弊社ラーニングエッジにてお送りしているこの「セミナーズ」は、すでに15年以上セミナー業界に存在し続けています。
ぜひセミナー開催の際はご利用くださいませ。
メールマガジン
自社で運営しているメールマガジンでセミナーを案内する方法です。
すでにメールマガジンを発行していて、一定数の登録者が確保できている場合は有効な集客方法といえます。
メールマガジンの読者は、すでに自社と何らかの関係性が築かれているケースがほとんどです。
情報収集を主な目的として購読している層もいるので、効率よく集客することができます。
ただし、日頃から定期的に情報発信していること、顧客にとって役立つ情報を届けていることが前提です。
セミナー前の時期だけメールマガジンの頻度が高くなると、内容を読んでもらえなくなってしまうことがあるため注意しましょう。
メールマガジンで集客するメリット
- 自社とのエンゲージメントが築かれている層にアプローチできる
- 意識的に情報収集している層にリーチしやすい
- 費用を最低限に抑えて集客できるため、ランニングコストを抑えられる
「メルマガはもう遅れている」などと言われることもありますが、まだまだ健在です。
オウンドメディア
オウンドメディアを運営している企業であれば、オウンドメディア内でセミナー参加者を募集するのも1つの方法です。
日頃からコンテンツを見てくれている読者であれば、セミナー案内が目に留まる可能性が高いでしょう。
自動的に届くメールマガジンとは異なり、読者が自分の意思でWebサイトを訪問する必要があるメディアです。
情報を能動的に収集しようとしている層にアプローチできるので、うまく活用すれば高い集客効果が期待できます。
一方で、オウンドメディアのPV(ページビュー)やUU(ユニークユーザー)が少ないとあまり効果がありません。
普段から読者にとって役立つ情報を発信し、信頼を獲得しておくことが大切です。
オウンドメディアで集客するメリット
- 特定のジャンルに興味を持っている層にアプローチできる
- 情報収集を能動的に行う層にセミナー案内を届けやすい
- 既存の媒体を活用できるので、コストや手間を抑えられる
LP(ランディングページ)
セミナー案内のために用意したペラサイト(1ページだけのサイト)で集客する方法です。
セミナー内容や日時・場所の告知から申込受付までをページ内で実現できます。
メールマガジンや後述するチラシなどと組み合わせ、LPへ誘導するのが一般的な手法です。
豊富な情報量を掲載できるので、セミナーの詳細をじっくりと伝えることができます。
また、一度パターンを制作しておけば、次回以降のセミナー案内にも繰り返し活用できるのもLPのメリットです。
LPで集客するメリット
- セミナーの案内から申込受付までをワンストップで実現可能
- セミナーについて伝えたい情報を網羅的に伝えられる
- 型を作っておけば別のセミナー参加者募集の際にも転用できる
プレスリリース
プレスリリースサービスにセミナー情報を掲載する方法です。
第三者の客観的な視点で発信される情報のため信頼性が高く、新規参加者の獲得に効果を発揮します。
メディア関係者もプレスリリースをチェックしているため、多数の読者を抱えるメディアに掲載される可能性もあるのです。
ただし、メディアに取り上げられた場合の報道内容は発信するメディアに委ねられます。
誤った情報が広まるリスクがあるため、誤解を招かない正確な原稿案を提出することが大切です。
プレスリリースで集客するメリット
- 公共性が高く、信頼できる情報として受け取ってもらえる
- 幅広いステークホルダーに情報が届くので、新規参加者の獲得に繋がりやすい
- メディアに掲載されればセミナー情報をより広範囲に拡散することも可能
SNS広告
FacebookやTwitter、YouTubeの有料広告を活用する集客方法です。
居住地域や年齢、興味関心などの属性に合わせてセミナー情報を届けられるので、潜在層の開拓に効果があります。
ユーザー同士がシェアすることで、情報が拡散しやすいのもSNSの大きな特徴です。
一方で、広告効果の高い時間帯と内容の組み合わせを見極め、広告をチューニングしていく必要があります。
手間と時間がかかる上に、十分な費用対効果が得られないケースもあることを理解しておきましょう。
SNS広告で集客するメリット
- ターゲットに合致するユーザーに絞ってセミナー情報を届けやすい
- ユーザー同士のシェアにより、情報が爆発的に拡散されることがある
- 潜在層の開拓に効果を発揮することがある
検索連動型広告
GoogleやYahoo!の検索キーワードに連動して表示される広告枠に、セミナー情報を掲載する集客方法です。
セミナー内容と関連性の高いキーワードを検索したユーザーにリーチしやすいため、顕在層の獲得に効果があります。
ただし、広告の効果測定やチューニングには広告運用の知識が必要です。
Web広告の運用に精通したスタッフの配置や自動化システムの導入などの施策を講じることが求められます。
検索連動型広告で集客するメリット
- すでにニーズや興味関心の高い層にアプローチしやすい
- 数字にもとづく効果測定をしやすい
- 適切に運用すれば短期間で広告効果を得られる
バナー広告
既存のメディアなどの広告枠にバナーを設置し、LPに誘導する方法です。
セミナーの内容と親和性の高いメディアにバナーを設置すれば、高いクリック率が期待できます。
セミナーに興味を持ってLPを訪れるユーザーが増加することで、結果的に申込へと繋がる確率も高まるでしょう。
一方で、メディアの読者にとってバナー広告は本来求めているコンテンツではないケースも少なくありません。
メディア自体のPVやUUによっては、広告効果が想定より薄いこともあり得ます。
バナー広告で集客するメリット
- 既存のメディアの読者にアプローチできる
- コンテンツとの親和性が高いセミナーであれば高いクリック率が期待できる
- LPへの流入増に効果を発揮することがある
オフラインでのセミナー参加者募集・集客方法7選

オフラインでの集客方法は、古くからある手法が大半です。
多くの人にとって馴染み深い手法のため、年齢が比較的高い層にもアプローチしやすいメリットがあります。
前述したオンラインによる集客方法と組み合わせて、複数の集客ルートを確保しておくことが大切です。
チラシ
セミナーチラシを制作し、配布するオーソドックスな集客方法です。
手渡しだけでなく、郵送物や資料への同封、ポスティング、ターゲットが出入りする施設への設置など多様な活用方法があります。
チラシにLPにアクセスできるQRコードを掲載することで、LPへの流入増も期待できるでしょう。
チラシで集客するメリット
- 多くの配布方法があり、アプローチできる層が幅広い
- LPへの流入増に役立てることができる
- デザイン性の高いチラシなど、視覚に訴える効果が見込める
他セミナーでの告知
他のセミナー参加者に向けて、セミナー情報を告知するのも効果的な集客方法です。
すでにセミナーに参加している層なので、セミナー参加に対する心理的ハードルが低いと考えられます。
内容面での関連性が高いセミナー内での告知であれば、関心を寄せて参加を検討するケースも多いでしょう。
他のセミナー内での告知で集客するメリット
- セミナー参加に抵抗のない層へ直接アプローチできる
- 参加対象者が類似しているセミナーであれば高い効果が期待できる
- 告知にコストがかからない
DM
DMを送付してセミナーへの参加を促す方法です。
郵送のほか、EメールでDMを送る方法もあります。
セミナー参加者のターゲットに合致するリストがある場合や、法人が対象のセミナーの場合に効果的な手法です。
一度に多方面へセミナー情報を届けられますが、不特定多数に送付したDMの反応率は0.5〜1.0%程度といわれています。
直接的な申込に繋げるというよりは、セミナーの存在を知ってもらうための手段と捉えるほうが適切でしょう。
DMで集客するメリット
- 既存のリストを活用できる
- 一度に多方面へセミナー情報を届けられる
FAX
法人のオフィスに設置されたFAXへセミナー情報を送信する集客方法です。
古典的な手法ですが、FAX番号はメールアドレスと比べて収集しやすく、自動収集ツールも充実しています。
送信コストが安く、かつ即日配信できるので、セミナー情報を多方面へ手軽に届けられるのが特徴です。
反応率は0.1%程度といわれていますが、コストとのバランスを考えると検討する意義のある集客方法といえるでしょう。
FAXで集客するメリット
- FAX番号の収集が比較的容易
- 送信コストが安く、即日配信できる
テレアポ
法人や個人に直接電話をかけてセミナーへの参加を勧める方法です。
電話に出た相手の反応から、関心度を推測できるのがテレアポのメリットといえます。
セミナーの概要について直接説明できるチャンスを得られるのもテレアポの特徴です。
テレアポ代行業者を活用することで、集客をアウトソーシングすることもできます。
テレアポで集客するメリット
- 電話に出た相手の反応から関心度が推測できる
- セミナーの概要を直接説明できる
紹介・口コミ
取引先の関係者や知人、前回までのセミナー参加者による紹介・口コミも、有力な集客の手段です。
すでに信頼関係が築かれている相手であれば、積極的に周囲へセミナー参加を勧めてくれる可能性があります。
紹介・口コミが自然に広まるのを期待するのでなく、「紹介してほしい」「知人や同僚に伝えてほしい」と促すことが大切です。
紹介特典など紹介した側へのインセンティブを付与すると、より高い集客効果が見込めます。
紹介・口コミで集客するメリット
- 直接紹介される場合、申込・参加へと繋がる可能性が高い
- セミナー参加者が直接体験した情報のため信頼してもらえる
集客代行
集客代行業者へ委託して、セミナー集客をアウトソーシングする方法です。
テレアポなどによるオフラインでの集客が多く見られますが、Web集客を専門にしている業者も存在します。
集客のアウトソーシング化により、短期間で効率よく集客することが可能です。
効果測定も含めて委託できる業者もあるので、予算を確保できる場合は集客代行を活用するのも1つの方法でしょう。
集客代行で集客するメリット
- 短期間で効率よく集客できる
- 効果測定も込みで委託可能な場合がある
もしも集客代行をご検討でしたら、ぜひこちらの記事もご覧ください。
まとめ
セミナー集客には多くの効果的な方法があることについて、理解が深まったのではないでしょうか。
それぞれの集客方法に特有のメリットを把握して、自社のセミナーで有効な手法を選んでみてください。
複数の集客方法を並行して実践していくことで、セミナー集客の成功率を高められるはずです。
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