歯科のブランディングを成功させるためにやるべき3つのこと

最終更新日: 2022/02/28 公開日: 2022/03/08

モノの価値を高めるための手法としてよく使われるブランディング。

近年ではモノだけでなく医療を提供する歯科の分野でもブランディングが非常に重要視されています。

今までは近隣の住民歯科確保できなかった歯科医院がブランディングをしたことによって、近隣の住民以外の患者様も確保でき、結果的に予約数が2倍以上に膨れ上がるという事例もあります。

今回はなぜ歯科の分野においてブランディングが重要視されるのか、歯科におけるブランディングとはどのように行えばいいのかなど歯科のブランディングについて詳しくお伝えしていきます。

なぜ歯科のブランディングが必要なのか

歯科のブランディングがなぜ重要なのか。まだピンとこない方もいらっしゃるかもしれません。そこでまずは、なぜ歯科のブランディングが重要視されているのかをさまざまなデータを活用して解説していきます。

歯科の数はコンビニの数よりも多い

なぜ、歯科のブランディングが重要視されているのか。その理由は歯科の数にもあります。

厚生労働省が発表している医療施設調査の結果によると令和元年時点での歯科数は68,500件。このうち、個人で経営している歯科は53,133件となり、歯科のほとんどは個人が経営している歯科という状態になっています。

一見するとこの数が多いのかどうかが分かりにくいので、よく比較対象にされるコンビニエンスストアと比較してみましょう。

日本フランチャイズチェーン協会が発表しているコンビニエンスストアの令和2年11月時点のデータを見ると現在日本にあるコンビニの数は55,911件。つまり、個人で経営する歯科とコンビニエンスストアの数がほぼ同じくらいという結果になるのです。

ブランディングをして差をつけなければ患者数アップにはつながらない

コンビニと同じくらいの数ある歯科医院。患者様の心理としては多くの場合、コンビニと同様に自分の家の近くで歯科治療を済まそうと考えるであろうと推測されています。

そうなれば自院の近隣の住民しか患者様としての確保ができず、患者様を増やしていくことは難しくなります。歯科の立地も多分に影響することでしょう。

歯科のブランディングを行い、「この歯科治療をしたいから○○歯科へ行こう」と思っていただくことが重要となります。

このことから、歯科のブランディングは集客の上で必要不可欠ともいえるのです。

歯科のブランディングでまずやりたい2つのポイント

早速自院の歯科もブランディングしていこうと考えた時に、まず病院の顔にもなるロゴを作成し、キャッチフレーズを作成する……という方が多いようです。

しかし、これだけでは歯科のブランディングを成功することはできません。歯科のブランディングをしようと考えたときにまずやっていただきたい2つのポイントをご紹介します。

自院の歯科の方向性を考える

まずやっていただきたいのが、歯科医院の方向性を明確にすることです。例えば、以下のように方向性を立てることができます。

  • インプラントに特化して治療を行う
  • 矯正専門の歯科にする
  • 予防歯科に特化する
  • 入れ歯治療に特化する
  • 完全自費診療で治療を行う

どの分野で勝負をするのかそのメインを考えていきましょう。

今後も続く高齢化に合わせて高齢者の治療に特化する歯科を作るというのも良いですし、長期的に通っていただくということを考えて高齢者以外の小児から成人を標榜するというのも良いでしょう。

自分の得意分野と社会情勢を見込んだうえで計画してみてはいかがでしょうか。

自院の目標を決める

どんな歯科医院にしようかという構想が練られたら次は自院の目標を決めましょう。

例えば、以下のような目標設定ができます。

  • 1日のアポイントが前日までにすべて埋まる
  • 年商1億円を達する
  • 最初は保険診療も行っていくが、将来的には自費診療のみで経営を成り立たせる

目標を決めることもブランディングをしていくうえでは必要なことです。

自院の目標を決めてそれを達成するためにブランディングをしていきましょう。

歯科のブランディングのためにやりたい3つのこと

方向性や目標が明確に定まり、自院のブランドが確立されたらいよいよ、ブランディングをしていきましょう。

歯科のブランディングを成功させるための3つのポイントを実際の成功例から見ていきましょう。

狙っている層にアプローチをかけられるホームページを作成する

まずは狙っている層にアプローチをかけられるようにホームページを制作していきましょう。

地域密着型の歯科の場合は口コミで成り立っているというところもあります。もちろん、口コミも集客の上で大切な要素ではある一方で新規顧客の大量確保は難しい側面があります。

特に若年層にアプローチするのであれば、ホームページのデザインはもちろん大切。

スマートフォンにも対応した動的コンテンツを活用するなど、どの端末を使っても「見やすい」を意識していかなければなりません。

また、SEO対策をして医師や看護師のブログ作成などにも力をいれていくことで検索率も上がっていくといえるでしょう。

ホームページ作成においては、コストはかかりますが専門業者に依頼することで理想的なページを効率よく作成してもらうことができます。活用してみてはいかがでしょうか。

歯科医院の内装やスタッフを目標に合わせて統一する

次に目標に合わせて歯科医院そのものを改革していきましょう。例えば若者にフォーカスを充てた歯科医院がぼろぼろの内装であれば、患者様も足を運びにくいでしょう。

高齢者にフォーカスを充てた歯科医院なのにバリアフリー化がなされていなければ、こちらも当然ながら来院しにくくなります。

コストはかかりますが、対象の世代にフォーカスを当て、さらにはブランド化したい方向性に合わせて院内の内装も変えていきましょう。

また患者様を診るのは歯科医師だけでなくさまざまな職種のスタッフが関わります。スタッフの認識が統一していなければ当然ながら患者様は混乱してしまいブランディングを成功できるとはいえません。

スタッフに方向性を周知して、一貫性を持って働いていくこともブランディングを成功するカギといえます。

イベントを行い、新規顧客になりうる層を院内に取り込む

イベントを行うことは特にホームページを見る習慣がない、見れない高齢者層に自院について知ってもらうアプローチのひとつです。

例えば内装工事が終了したタイミングで内装をお披露目したり、イベントを立ち上げて診療時間以外にも顧客となりうる層を院内に招き入れ、自院を知ってもらうきっかけづくりをしていきましょう。

特に、小児に関する歯科イベントを行うことで、子どもだけでなくその親など家族ぐるみで顧客として取り込むことが可能となります。

自院の方向性にマッチした歯科イベントを立ち上げていくのも、ブランディングを成功させるポイントになるのです。

歯科のブランディングを成功させることで長期的な顧客確保へとつながる

歯科のブランディングをしっかりと行っていくことで自院にマッチした患者さんやスタッフを獲得していくことができるほか、患者さんやスタッフの定着につながり、ひいては長期的に安定した経営を送ることができるものと考えられています。

患者数がなかなか増えずに悩んでいるという方や、方向性が見えてこないという方は一度、自院のブランディングをしてみてはいかがでしょうか。

最終更新日: 2022/02/28 公開日: 2022/03/08
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